NANKANG ICE-1 の特徴

(2018.9更新)

製品情報

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 NANKANG「ICE-1(アイス 1)」は、2017-2018年シーズンに国内へ投入された注目のスタッドレスタイヤです。

 方向性のある左右対称パターンを採用し、アイストラクションを強化し対象をセダンやスポーツへ向けています。既存の「ESSN-1」や進化した「SV-3」との違いは何処へ向けられるのか興味です。

 「ICE-1」はアイストラクション、そうアイスグリップですね。アイスバーンでの効きを特徴に掲げハイパフォーマンスを強調します。一方、同様の対称パターンを持つのが「SV-3」。こちらはスノートラクション、そう雪路面での効きを掲げます。違いとして挙げらるのはここかな。それぞれには役割があるけれど一般にはアイス性能を謳う製品に優位さを求めます。

フラッグシップはどっち?

 ならトータル性能に優れる「ESSN-1」とはどうよ? フラッグシップなら「ESSN-1」でしょ。対象を軽カー/コンパクトからセダン、スポーツ、そしてミニバンまで。12 ~ 19インチまで設定するサイズ展開。

 更には左右で異なるパターン、IN側で直進性を強化し乗車時の快適さを向上。OUT側では雪路でのコーナリングの操作性アップを図るなど、それぞれ得意性能に対する効きを実現。そのレベルからフラッグシップとしての役割を背負います。

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「ICE-1」の位置付け!

 3つをアイストラクションに傾倒する性能配置で示すとこうなる。
「ESSN-1」>「ICE-1」>「SV-3」

 NANKANGの冬タイヤグローバルラインアップはかなり充実しており、スパイクも含めると13にもなる展開です。そこには方向付けされた括りが存在し、各々が役割の貫徹を目指します。スパイクを除きほとんどが国内へ導入される現状は、NANKANGに対して好意的な捉え方を示します。

 しかし、いずれも差別化が必要。それが上で示した3つのポジションです。アイストラクションをヘビー、ミドル、ライトに区分けし、性能差を敢えて持たせています。国内市場でも地域によって走行環境は異なるし、そこでフィットする製品を選択したら、ということになるか。まぁ、想像ですけどね・・

製品特性

 メーカー主張で注目したのはこれ。氷雪路の走行時、溝底に柱が形成されスパイク作用と同様のグリップ性能を確保するという。いまひとつ言葉のニュアンスに? だけれど、恐らく雪中せん断力を指すものかと。雪路面での効きはタイヤの回転で溝が雪を踏み固めて柱を作り、それを蹴り出すことでグリップを生み出します。この一連の動きかな。

 で、アイス性能はどうよ? メインはエッジによる引っ掻きに期待です。繊細で形状の異なるサイプがトレッド全体に配置されます。引っ掻きの後は接地性を確保し密着を高めグリップ確保へ向かいます。方向性パターンの特徴であるセンター部が重要な役割を果たします。

 またサイズの異なるサイプを組合せることで、ショルダー剛性を高めコーナリングとトラクション性能を向上させています。

サイズ展開は今後へ・・

 グローバル展開では、14 ~ 19インチまでの設定を実現します。しかし、国内導入は限定的、最少数に留まります。今後の期待としながらも早急な拡大、せめてメインサイズは導入を実現して欲しい。

詳細情報・購入

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