2009タイヤ新製品情報。新発売のタイヤ情報についてお伝えいたします。

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  • enasave rv503
  • advan neova ad08
 グッドイヤーでは、欧州グッドイヤーで発売しているエコタイヤ「EfficientGrip(エフィシエントグリップ)」を、日本国内でも発売するようです。

 「EfficientGrip」は、「Fuel Saving Technology」の採用で、タイヤの転がり抵抗の低減実現をトレッドコンパウンド自身に頼らず、タイヤ構造と構造材料を改良することにより達成。
 また、トレッドコンパウンドは、ウエットグリップの向上だけの改良が行われ、これにより、ドライとウエットのグリップ性能を落とさずに、転がり抵抗の低減が実現されていることを謳っています。

 「EfficientGrip」は、欧州で発売されている従来品「Excellence」の後継とされ、トレッドパターンは、非対称パターンを継承、各リブの剛性バランスも向上させ、パターンの改良も行われているそうです。
 タイヤカテゴリーとしては、スタンダードタイヤに位置付けられ、より広範囲での普及が期待できますが、導入されるサイズ設定は5サイズ、2009年10月から2010年2月までは販売数量に限りがあるそうです。

 発売サイズは、205/60R16 92H から 185/65R15 88H の5サイズ。発売時期は、2009年10月から。
【2009.10.22】
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 グッドイヤーによりますと、同社の4×4タイヤ「WRANGLER MT/R」に米国デュポン社が開発した高強度素材「ケブラー」をサイドウォール内に搭載した「WRANGLER MT/R with Kevlar」を発売するようです。


 「WRANGLER MT/R with Kevlar」は、耐パンク性能やトラクションの向上が期待でき、従来品に比較してより走破性が向上しているようです。オフロードでの過酷な走行にも対応できることで、より信頼性の向上が増しているのではないでしょうか。

 「WRANGLER MT/R with Kevlar」は、輸入品扱い、M+S表示になっています。


 発売サイズは、LT245/75R16 120Q から 35×12.50R15 113Q の8サイズ。発売時期は、2009年10月から。

【2009.10.22】
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 ダンロップでは、従来品と比較して転がり抵抗を20%低減し燃費性能を追求した「ENASAVE EC202」を発売するようです。


 「ENASAVE EC202」は、実質的には「DIGI−TYRE ECO EC201」の後継と位置付けられるようで、スタンダードタイヤのカテゴリーにポジショニングされながらエコタイヤとしての性質を持つタイヤです。

 このタイヤは、「EC202用コロエネゴム」をコンパウンドに採用、これにより転がり抵抗の原因にもなる不要な発熱を抑えることが可能になるそうです。更に、トレッドゴムの内側に天然ゴムを用いた「低発熱ベース」を採用、さらなる転がり抵抗低減が期待できるそうです。


 トレッド面は、葉(リーフ)をイメージしたパターンで構成され、排水性と直進安定性に貢献するそうです。またリブは、スタンダードパターンとして5リブを、軽・コンパクトカー専用パターンとして4リブを採用しているようです。

 更に、65〜80%偏平サイズでは、サイドウォールに通常より硬いゴムを追加した二層構造にすることで、乗り心地と操縦安定性への向上が図られているそうです。


 ダンロップでは、「DIGI−TYRE ECO EC201」をエコタイヤブランドである「ENASAVE」へ転換したことは、同社の製品をエコタイヤ化へ転換している証といえそうです。

 「ENASAVE」ブランドは、先進的ブランドとしてのイメージが定着しつつあります。しかし、実際には、同社のタイヤ販売で2008年はわずか1%ほどともいわれており、今回の発売をきっかけに、「ENASAVE」ブランドを、2010年には60%にも届く目標が設定されているようです。


 ただ、価格設定が従来より約3%ほど高くなるそうですが、この当たりはどう判断されるでしょうか。

 「ENASAVE EC202」は、先日発表されたトーヨー「ECO WALKER」とは、競合する製品です。この時期に夏タイヤの発表は珍しく、両製品とも設定サイズが出揃うのも来年2月頃です。これは、このところの新車販売でハイブリッド車が好調なことから、それをターゲットに先行することで少しでも商機を得る戦略かと想像します。


 発売サイズは、215/45R17 87W から 135/80R13 70S の64サイズ。発売時期は、2009年10月から。

【2009.9.8】
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 ミシュランでは、昨シーズン発売の高性能スタッドレスタイヤ「X−ICE XI2」のサイズを拡大するそうです。


 現在のサイズは、43サイズ。これに、18サイズ追加し、合計61サイズへ拡大。

 「X−ICE XI2」は、前作「X−ICE」と比較してアイスブレーキ性能が約15%、アイストラクション性能が約15%、ウェットブレーキ性能が約5%それぞれ性能向上を果たし、信頼性の高いスタッドレスタイヤです。


 今回、サイズ拡大をすることはより多くの車種をフォローできることに繋がるでしょうから、高性能スタッドレスタイヤを求める人にとってはまたひとつ、選択肢が増えたことになります。

 追加されるサイズは、245/45 R19から195/60 R14の18サイズ。発売時期は、2009年9月1日から。

【2009.8.27】
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 トーヨーでは、新スタンダードタイヤとして「ECO WALKER(エコ ウォーカー)」を発売するそうです。トーヨーには、スタンダードタイヤとして「TEOplus」がラインアップされていますが、実質的にはこの後継に位置付けされるのではないかと思います。


 しかし、「ECO WALKER」は、よりエコタイヤとしての機能を向上させた分、「TEOplus」とは差別化が図られるでしょうから、価格訴求商品として「TEOplus」を併売することも可能かと思いますが、現時点では不明です。

 さて、この「ECO WALKER」の特徴ですが、「かるがる、ころがる、低燃費」をコンセプトに開発され、専用の新コンパウンドを採用。従来品「TEOplus」 と比較して20%の転がり抵抗の低減を実現、基本性能である摩耗ライフ、ウェット性能の両立も図られているそうです。


 また、「TEOplus」 より約10%の軽量化を実現、高剛性構造を採用し、発進のスムーズさ、そして路面追従性が期待できることで凹凸路面での吸収性が向上。更に、パターンノイズ・ロードノイズの低減も図り、快適な乗り心地・静粛性が謳われています。

 発売サイズは、215/45R17 87W から 135/80R12 68S の51サイズ。発売時期は、2009年10月1日から。


 それにしても、10月から夏タイヤを新たに発売するのは意外です。スタッドレスタイヤ商戦に突入というタイミングですので、ボリュームへの期待感はかなり低くなると思うのですが。何か特別な戦略でもあるのでしょうか。なお、「ECO WALKER」はプリウスのツーリングセレクションにも採用されたそうです。

【2009.8.5】
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 トーヨーでは、乗用車用スタッドレスタイヤとして「GARIT G5(ガリット ジーファイブ)」を発売するようです。


 「GARIT G5」は、「GARIT G4」の後継として、全方向に効く360°STUDLESSが継承されています。しかし、より進化したスタッドレスタイヤとして、アイス制動やアイス旋回性能の向上が特に訴えられています。

 この「GARIT G5」の特徴は、「吸着ナノゲルゴム」を搭載し、路面への吸着力を更に向上。このことで、吸水やひっかきの効果を最大限に引き出すことができ、冬のあらゆる道で安定した走行が可能だそうです。


 また「吸水カーボニックパウダー(竹炭)」や「鬼クルミの殻」などの天然素材も採用され、スタッドレスタイヤとして環境にも配慮、安全と環境の両立が謳われています。

 トーヨーでは、昨シーズンミニバン用スタッドレスタイヤ「TRANPATH MK4」が発売され、その勢いを今シーズンは、乗用車用に持ち込みたいという狙いがあるのでしょう。「GARIT G5」への期待は大きいようです。


 発売サイズは、245/45R18 96Q から 135/80R13 70Q の66サイズ。発売時期は、2009年8月4日から 。

【2009.8.5】
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 ダンロップでは、SUV/4×4スタッドレスタイヤとして「GRANDTREK SJ7(グラントレック エスジェイセブン)」を発売するようです。


 「GRANDTREK SJ7」は、乗用車的なパターンデザインを採用、これは同社の乗用車用スタッドレスタイヤ「DSX−2」の技術の採用でもあり、氷上での「止まる」、「曲がる」という基本性能はもちろん、雪路からドライ路まで、冬のあらゆる路面に対応することが謳われています。

 「GRANDTREK SJ7」は、氷上におけるグリップとハンドリング性能を両立、氷をガッチリつかんで、しっかり踏ん張ることも主張されていますが、 これは従来の「ビッググラスファイバー」に加えて、「ハイパーテトラピック」を新たに採用。ダブルのひっかき効果で、氷上制動力は従来品に比べ約12%向上しているそうです。


 また、ダンロップの得意とするミウラ折りサイプも採用、ブロックの倒れこみを押さえ、接地面積を増大、氷上性能の向上と、高いブロック剛性がふらつきや偏摩耗を抑制するなどその効果は大きいようです。

 更に「GRANDTREK SJ7」は、環境自社基準を満たしたエコ対応商品であることも触れています。


 発売サイズは、235/55R19 101Q から 175/80R15 90Q の35サイズ。発売時期は、2009年9月1日から。

【2009.8.5】
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 ピレリでは、新しいスタッドレスタイヤ「WINTER ICECONTROL(ウィンター・アイスコントロール)」を発売するようです。


 「WINTER ICECONTROL」は、回転方向指定パターンを採用し氷雪性能とドライ性能の両立が特徴のようです。

 その技術は、「セミブロック型アローデザイン」で氷雪性能向上、ショルダーと中央3列のリブ部の異なるサイプ「等長&非等長サイプ」では、ドライと氷上性能双方が訴えられています。


 また、「スレンダーサイプ」と呼ばれるより細かく薄いサイプにより、接地面を均一化し剛性面でも向上が図られ、新形状の「ラウンドショルダー」と併せグリップ力の向上も見られるようです。

 その他、シリカ配合のコンパウンドは、低温度でのタイヤ性能を向上させ、ウェット性能へも貢献。


 そして、タイヤの製造に必要である潤滑油は、健康面への害の可能性があるとも言われ、この使用を止めることで、環境にも配慮がされているようです。

 ピレリ「WINTER ICECONTROL」は、基本的には日本市場に向けられたスタッドレスタイヤだそうですが、今シーズンは全8サイズで展開。やや寂しさを感じますが、サイズ拡大は来シーズンの予定。その為、既存のスタッドレスタイヤ「ICESTORM3(アイスストームキューブ)」と併売のようです。


 発売サイズは、175/70R14 84Qから205/55R16 91Qまでの全8サイズ。発売時期は、2009年7月から。

【2009.7.27】
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 グッドイヤーによりますと、同社のスタッドレスタイヤ「ICE NAVI ZEA」の後継として、「ICE NAVI ZEAU」を発売するそうです。


 「ICE NAVI ZEAU」は、「ICE NAVI ZEA」に投入されているバイオトレッドや撥水シリカを継承し、新引っ掻き素材「コンビネーショングラス」と「バリュートレッド」などを含んだトレッドコンパウンドを採用、氷雪路のみではなくドライや耐摩耗性にも優れていることが謳われています。

 また、4リブ構造を採用した「ZEAUパターン」によりブロック剛性がアップ、氷上でのコーナーリング性能、ドライ性能の向上、そしてパターンノイズが低減しているそうです。


 更に、両ショルダーブロックの周方向に、新しく設けた縦サイプの「コーナーグリップサイプ」も氷上でのコーナーリング性能に貢献するようです。

 全体的には、「ICE NAVI ZEA」からの進化により、トータルでの性能向上が訴えられているスタッドレスタイヤです。


 発売サイズは、13から18インチ、80から45%の全69サイズ。発売時期は、2009年8月1日から。

【2009.7.18】
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 ブリヂストンによりますと、同社の乗用車用スタッドレスタイヤとして「BLIZZAK REVO GZ(ブリザック レボ ジーゼット)」を発売するようです。


 「BLIZZAK REVO GZ」は、これまでの人気商品である「BLIZZAK REVO2」の後継と位置付けられ、氷雪性能は当然のこととして、雪の無いドライでの性能やウェット性能など、様々なシーンが考えられる冬の道での性能向上が訴えられているようです。

 「BLIZZAK REVO GZ」に投入される最新技術は、氷上の水の膜を取り除く除水効果を更に高め、氷上性能の向上が期待できる「レボ発泡ゴムGZ」、トレッドパタンの内側・外側それぞれの役割を適正化し、様々な冬道での性能向上を果す「非対称パタン」、夏タイヤ「Playz」や「REGNO」に採用された技術で、ふらつきをおさえ直進安定性を向上させる 「非対称形状」、タイヤの接地幅をスリム化し、路面上の雪や水などから受ける抵抗を低減、雪路やシャーベット路、ウェット路での性能を向上。同時に接地長のロング化により従来品「BLIZZAK REVO2」同等の接地面積を確保する「スリム&ロングコンタクト」など。


 これらの技術によって、従来品である「BLIZZAK REVO2」と比較し、氷上ブレーキ性能を12%、ウェットブレーキ性能を9%向上していることが強調されています。また、同社の自主基準を満たした「エコ対応商品」でもあるそうです。 

 ブリヂストンの「BLIZZAK」シリーズは、その信頼性から圧倒的な支持を得ているスタッドレスタイヤです。昨シーズンは、多くのメーカーがスタッドレスタイヤの新製品を投入しましたが、その状況下でも「BLIZZAK」シリーズは際立った存在でした。


 今回発表された「BLIZZAK REVO GZ」は、この流れを汲むタイヤですので期待感は更に高まると想像します。

 発売サイズは、40シリーズから80シリーズの全75サイズ。発売時期は、2009年9月1日から。 

【2009.7.17】
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 ヨコハマによりますと、新型SUVスタッドレスタイヤとして「GEOLANDAR I/T-S」を発売するようです。


 「GEOLANDAR I/T-S」は、「新・温度対応」商品としてヨコハマのSUVスタッドレスタイヤ史上最高の氷上性能が謳われています。これは、昨シーズンから発売されている乗用車用スタッドレスタイヤ「アイスガード・トリプル(iG30)」の「新・温度対応」技術をベースにしたものだそうで、他に「クールデザイン」「環境性能」も追加した3つのコンセプトから開発されているそうです。

 トレッド面は一新され、「3-Dパワーベルトリブ」「3-Dツイストグルーブ」などが取り入れられ、アイスバーンでの制動距離を約30%短縮、圧雪、シャーベット、ウェット、ドライなどあらゆる冬の路面での走行性能を向上させているそうです。


 デザイン面は、センター部分に施した稲妻形の斬新なリブデザインなど、かつてない迫力と存在感をアピールするとしています。 

 また、転がり抵抗の低減が図られ、従来比で約5%向上していることで、エコスタッドレスタイヤとしての機能も訴えられています。


 発売サイズは、175/80R15 90Q〜235/55R19 101Qの22サイズ。発売時期は、2009年9月から。 

【2009.6.30】
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 ヨコハマによりますと、新時代のコンフォートタイヤを謳う「ADVAN dB」が発売されるようです。このタイヤは、同社のグローバルフラッグシップブランドである「ADVAN」と、静粛性そしてエコ性能に優れた「dB」双方の性能を両立するタイヤだそうで、コンセプトは「POWER of SILENCE」。


 ヨコハマ「ADVAN dB」の特徴は、「ADVAN dB専用非対称パターン」の採用。これにより高い剛性感を実現し、静粛性の向上、また快適性も期待できるようで、最新のプレミアムカーにも対応することが訴えられています。

 また、「新ラウンドプロファイル」を採用することで、軽量化と転がり抵抗の低減も期待でき、環境貢献商品として、グリーン購入法適合商品(エコタイヤ)としても位置付けられているようです。


 このタイヤは、ヨコハマのタイヤラインアップから判断すると、プレミアムコンフォートタイヤに位置付けられることで全体の収まりが良くなるようです。しかし、今までそのポジションは「DNA」ブランドで展開されていましたが、今回「ADVAN」へ設定されたことは、「ADVAN」ブランドのエコタイヤ化を加速させる狙いがあるのではないかと想像します。

 将来的には、エコタイヤの全体への普及が望まれるところですので、その動きに沿ったのではないでしょうか。ただ、通常夏タイヤの新製品発売は年初が一般的であり、この時期の発売にはやや違和感を感じるのですが、特別な狙いがあるのかは不明です。


 発売サイズは、 225/45R18 91W〜195/65R15 91Hの15サイズ。発売時期は、2009年7月から。

【2009.6.15】
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 グッドイヤーでは、同社のプレミアムハイパフォーマンスタイヤと位置付けている「EAGLE F1 GS−D3」の後継として、「EAGLE F1 ASYMMETRIC」を発売するようです。


 「EAGLE F1 ASYMMETRIC」は、「EAGLE F1 GS−D3」同様ヨーロッパのグッドイヤーで企画、開発されたタイヤです。既に、2007年からヨーロッパでは発売されており、高い評価から日本でも発売を決定したようです。

 このタイヤは、非対称で方向性がないパターンデザインが特徴。ウェット性能とともに、ドライでのグリップ性能、そして静粛性の向上が謳われています。また、装着時に内側となるサイドウォールには、アラミド・レイヤーの補強材を設置、コーナーリング時の設置面の変形が少なくなる効果があり、ハンドリング性能とグリップ力に貢献するようです。


 発売サイズは、 295/30R20 101Y XL〜215/45R17 91Y XLの29サイズ。発売時期は、2009年2月1日から。

【2009.1.30】
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ミシュラン 主要タイヤサイズ拡大

 ミシュランによりますと、同社の主要タイヤ「Pilot Sport PS2」、「PRIMACY HP」、「ENERGY XM1」、「LATITUDE Tour HP」、「LATITUDE Sport」等のブランドに新たなサイズを追加するそうです。


 追加サイズは、以下の通り。追加時期は、2009年2月より。

  • 「Pilot Sport PS2」
  • 275/35ZR18 95Y ZP
  • 245/40ZR18 93Y ZP
  • 「PRIMACY HP」
  • 205/45R17 84V ZP
  • 205/50R17 89W ZP
  • 225/50R17 94W ZP
  • 205/55R16 91H ZP
  • 205/55R16 91V ZP
  • 「ENERGY XM1」
  • 175/65R15 84T
  • 「LATITUDE Tour HP」
  • P245/60R18 104H
  • 235/55R17 99H
  • 215/60R17 96H
  • 275/65R17 115T
  • 225/70R16 103T
  • 265/70R15 112T
  • 「LATITUDE Sport」 
  • 295/40R20 110W XL
【2009.1.22】
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ミシュラン ENERGY SAVER

 ミシュランによりますと、省燃費性能と安全性を両立したエコタイヤである「ENERGY SAVER」を発表したようです。


 「ENERGY SAVER」は、新開発のコンパウンド技術が採用され、同社の「ENERGY 3」と比べて転がり抵抗が約7%、ウェットブレーキ性能が約6%それぞれ向上しているそうです。

 この新開発のコンパウンド技術により、「省燃費」、「安全性」、「ロングライフ」という異なる性能を可能にしているようです。


 まず、フルシリカコンパウンドは、転がり抵抗とウェットブレーキ性能の向上を、デュラブルセキュリティー・コンパウンドテクノロジーは、摩耗が進んだ際のコンパウンドの剛性や特性の変化を防ぎ、グリップの低下を抑制。更に、コンパウンドのミキシング工程の最適化により、フルシリカの性能を最大限に引き出すことができるそうです。

 また、14インチと15.16インチでは異なるトレッドパターンを採用。これは、コンパクトカーそしてミディアムカーにより車重の違いを考慮した結果のようです。


 「ENERGY SAVER」は、既にヨーロッパでは2008年に発売され、日本でもその存在は明らかになっていました。発売に関する期待感も高かったようで、エコタイヤ市場に新たな活性化をもたらしそうです。

 今回、国内メーカーのエコタイヤ発売時の消極的戦略である、サイズの最小設定は回避されているようですので、ユーザー選択の幅が拡大したことは歓迎されるべきかと思います。


 発売サイズは、215/60R16 99H XL〜165/70R14 81Tの全21サイズ。発売時期は、2009年2月1日より順次。

【2009.1.20】
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 ミシュランでは、同社のSUVタイヤ「LATITUDE(ラティチュード)」シリーズに、オフロード性能を高めた「LATITUDE C ross」を追加したようです。


 「LATITUDE C ross」は、新開発の「マッドキャッチャー・トレッドデザイン」を採用。泥はけの良いトレッドデザインにより、マッドでのスムーズな発進、更に、不安定なラフロードで優れたトラクションを確保しているようです。ショルダーからサイドウォールにかけては、深溝のマッドキャッチャーを配置し、ぬかるみでも高いグリップ力が発揮できるそうです。

 また、「サイレントトレッドデザイン」は、オフロード性能を考慮しながらオンロードでの静粛性やウェットグリップも両立。そして、「テレーンプルーフ・テクノロジー」により、耐摩耗性に定評がある「テレーン・プルーフコンパウンド」を開発、オフロード走行を考慮して最適にチューニング。更に、耐カット性に優れたコンパウンドを開発、トレーラーのけん引などの厳しい使用にも対応可能となっているそうです。


 「LATITUDE」シリーズは、コンフォートSUV「LATITUDE Tour HP 」、スポーツSUV「LATITUDE Sport」、そして今回のオフロードSUV「LATITUDE C ross」の追加によりシリーズの完成が謳われています。

 ミシュランのSUVタイヤは、先に実施されたJ.D.パワーアジア・パシフィックの「2008年日本OEタイヤ顧客満足度調査」(新車販売時に装着されているタイヤの満足度を調査したもの)で、SUVクラスで3年連続1位に輝いており、その点も今回の発売は強調されているようです。


 発売サイズは、195/80 R15 96T〜235/65 R17 108T XLの全22サイズ。2009年2月1日より順次発売予定。

【2009.1.15】
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 ミシュランでは、特に「静粛性」と「転がり抵抗」に優れた「Primacy LC」を発表したようです。


 「Primacy LC」の静粛性の向上には、「パターンノイズ」対策として「サイレント・リブテクノロジー」と、「ロードノイズ」対策として「コンパウンドのポリマーと軟化材の配合を最適化」が謳われています。

 新開発の「サイレント・リブテクノロジー」は、タイヤが回転する際に接地するリブの剛性を周方向で均一になるよう設計され、「パターンノイズ」の原因の一つであるトレッドブロックの振動を抑制することで静粛性の向上が果されているそうです。


 また、タイヤが路面の凸凹に接触して発生する振動が車両を伝わり聞こえてくる騒音である「ロードノイズ」は、「コンパウンドのポリマーと軟化材の配合を最適化」することで、振動の伝達を最小限に抑えロードノイズを低減するそうです。

 更に、「Primacy LC」は、転がり抵抗を従来品(ENERGY MXV8)と比べて約13%も抑え、省燃費性の向上を果しているそうです。ミシュランでは、転がり抵抗に配慮した製品に表示される「GREEN Xマーク」がありますが、「Primacy LC」は全サイズに表示しているそうです。

 ミシュランでは、「Primacy LC」をラグジュアリー・コンフォートタイヤと表現しています。但し、ミシュランのラグジュアリーというラインアップには、「ENERGY MXV8」 「PRIMACY HP」 「Pilot PRIMACY」の3つが存在しています。それぞれに特徴がありますが、静粛性を追求しているのは「ENERGY MXV8」です。「Primacy LC」は、この後継に位置付けられるのか、それとも新たに追加となるのかは現時点では不明です。


 いづれにしても、「Primacy LC」はその性能から上質のタイヤであることは明らかであり、ミシュランを代表するタイヤとしてのポジショニングが与えられそうです。

 発売サイズは、195/55 R15 85 V〜245/45R19 98Y XLの全30サイズ。2009年2月1日から発売予定。

【2009.1.10】
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 ダンロップでは、「GRANDTREK AT2」の後継となる「GRANDTREK AT3」を発売するようです。


 「GRANDTREK AT2」は、同社の先進技術「デジタイヤ」の採用で、オンロードとオフロードの相反する性能を両立したオールラウンド性の高いタイヤです。この流れを「GRANDTREK AT3」は継承しつつ、オンロードでの高速操縦安定性やウエット性、そして高いトラクションを発揮するオフロード性能を高次元で両立させたことが謳われています。

 また、「転がり抵抗」を「GRANDTREK AT2」に比較して約9%削減し、耐偏摩耗性を向上させることでロングライフの実現が可能だそうで、環境にも配慮しているエコタイヤとしての性能も訴えています。


 サイズは、30サイズ。発売時期は、2009年2月から順次。

【2009.1.7】
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 ブリヂストンによりますと、同社のエコタイヤである「ECOPIA EP100」の設定サイズを拡大するそうです。現在は、14〜16インチで7サイズですが、2009年1月に2サイズ、3月に2サイズ、4月に4サイズ、5月に7サイズ計15サイズを新たに追加するようです。


 ブリヂストンでは、既に日本国内の乗用車向けの夏用市販用タイヤは、2014年までに100%「エコ対応商品」にする方針を発表しており、その中心となるのが「ECOPIA」ブランドです。今回のサイズ拡大は、それを目指した動きであると思われます。

 「ECOPIA EP100」は、コストパフォーマンスに優れた「B−STYLE EX」と比較して、ウエット路面でのブレーキ制動距離を同等としつつ、転がり抵抗を30%低減させ、同社の材料技術である「NanoPro-Tech (ナノプロ・テック) 」 を適用したECOPIAコンパウンドなどの採用により、同社国内市販用タイヤの中で最も低い転がり抵抗を実現した超エコタイヤを謳っています。更に詳しく

【2008.12.20】
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 トーヨーでは、特にエコカー向けのタイヤとして「PROXES Ne」を発売するようです。このタイヤは、エコカーに対して「車両特性を損なわない低燃費性への実現と安全性への両立」が謳われています。


 今回発売される「PROXES Ne」は、まず既存の同社製品である「TEO plus」と比較して、転がり抵抗が24%低減、ウェット性能も制動面で17%の向上を図っているようです。これは、トレッドを新配合素材にすることで実現しているそうです。

 また、5バリアブルピッチの採用によりパターンノイズの低減が図られ快適性が向上、更に、リサイクル素材としてを「再生ポリエステルコード」を業界で初めて採用し、環境面での貢献に活かしているそうです。


 発売サイズは、185/65R15 88H、195/65R15 91H、195/55R16 87V の3サイズ。2008年12月11日から発売予定。

 「PROXES Ne」は、その対象をエコカーとすることで、同社ではやや遅れがちなエコ対応商品としての巻き返しを図るものと予測します。


 しかし、既に他のメーカーでも「PROXES Ne」同様、特にエコカーを意識した超エコタイヤと呼ばれるタイヤは存在しています。そのいづれも、発売サイズが最小に絞られていのが共通しており、後にサイズバリエーションの拡大を図るという狙いがあるにしろ、このような販売方法にはやや違和感を覚えます。

 エコタイヤの普及は、今や各メーカーで共通した認識であり、環境問題等を考慮すれば責務とも言えます。しかし、環境問題に敏感なのはエコカーのユーザーだけとは限りません。エコに関する関心が高くても、装着するエコタイヤがないというユーザーも多いはずです。タイヤメーカーとしては、広い見地に立ちタイヤの提供をすることが必要であると思います。更に詳しく

【2008.12.11】
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 ダンロップによりますと、同社の超エコタイヤ[ENASAVE」ブランドを冠したミニバン専用タイヤとして、「ENASAVE RV503」を発売するようです。


 「ENASAVE」は、「ENASAVE 97」に代表されるエコタイヤを超えた超エコタイヤと呼ばれており、石油外天然資源比率を97%まで引き上げ、更に転がり抵抗の低減を実現するなど、製造段階から使用・廃棄段階までタイヤのライフサイクル全体でCO2排出量削減を実現した新世代のエコタイヤです。

 この流れを汲む「ENASAVE RV503」は、実質的には「LE MANS RV RV502」の後継と位置づけられているようで、同製品と比較して、転がり抵抗を約20%削減し低燃費性能を追求したミニバン専用のエコタイヤと言えそうです。


 「ENASAVE RV503」の転がり抵抗低減は、「ENASAVE 97」の開発で培った技術を採用することで実現しているようです。また、新たなパターンノイズシミュレーションの開発により、高い静粛性を確保し、ミニバン特有のふらつきや偏磨耗の抑制には、左右非対称パターンを採用し、OUT側ではブロック剛性を大きく向上、IN側ではショルダーブロック剛性を向上することで対応しているようです。

 新たなミニバン専用のエコタイヤが追加されたことで、ミニバンタイヤのカテゴリーではユーザー選択の幅は更に拡大したと言えそうです。


 発売サイズは、205/70R14 94H〜245/40R19 98W の全37サイズ。2009年2月から発売予定。

【2008.12.9】
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 ブリヂストンでは、「Playz」ブランドの新商品、「Playz PZ−X」セダン・スポーティーカー用と、「Playz PZ−XC」軽自動車・コンパクトカー用を発売するようです。


 「Playz」ブランドは、運転を楽にするをコンセプトに開発されたタイヤです。安定感のある直進性と応答性、運動性、快適性と経済性、環境性能など盛りだくさんの技術を備え、ハンドルや車のふらつきが少ないことが特徴とされています。

 今回発表されたのは第2世代になり、既存コンセプトである「運転を楽にする」をさらに進化させたことが謳われています。


 セダン・スポーティーカー用の「Playz PZ−X」は、直進安定性とコーナリング性に重点が置かれ、その両立による「クルマを操る悦び・運転の楽しさ」を追求しているそうです。ブリヂストンでは、この運転中の「らく」や「楽しさ」という効果について、「脳波測定による脳物理学データで実証されている」ことについて触れています。

 また、 軽自動車・コンパクトカー用の「Playz PZ−XC」は、直進安定性と快適な乗り心地の両立とともに、軽自動車やコンパクトカーに多く見られるトレッドショルダー部の両肩摩耗の抑制が謳われています。


 これら双方ともに、タイヤトレッド部にシリカ配合のコンパウンドを採用、ウェット性能の向上などが図られているそうです。また、転がり抵抗の低減や環境に配慮した「エコタイヤ」であることも訴えられています。

 同社では、日本国内の乗用車向けの夏用市販タイヤを、2014年には100%「エコ対応商品」にする方針が発表されていますので、今後も新たに発売されるタイヤはすべて「エコタイヤ」が共通したコンセプトになるものと思われます。


 発売サイズは、「Playz PZ−X」が185/65 R14 86H〜245/40 R20 95Wの47サイズ、「Playz PZ−XC」が155/65 R13 73H〜165/50 R16 75Vの23サイズ。2009年2月1日から発売予定。

【2008.12.4】
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 トーヨーでは、ハイパフォーマンスブランドの「PROXES」シリーズに、プレミアムコンフォートタイヤである「PROXES C1S」を新たに追加したようです。


 「PROXES C1S」は、大型のセダンや高出力車をターゲットとしており、このカテゴリーに従来から求められている静粛性や上質の乗り心地などは当然のこととして、更に高速スタビリティ(安定性)を加味することで、走りと乗り心地を兼ね備えたタイヤを実現していることが謳われています。

 「PROXES C1S」のタイヤ構造は、非対称パターンが採用されています。IN側では、静粛性と乗り心地に貢献することが主性能とされ、特に静粛性実現の為に、ストレート溝の側面には、ノイズを低減する細かい縦溝が掘られています。また、ショルーダー内部にもノイズを吸収する効果の高いノイズプロテクションシートが配置されています。


 OUT側では、高速スタビリティ(安定性)を実現するようになっているようです。これは、ワイドリブの採用でリブの剛性アップが図られことでその実現に貢献するようです。

 更に、目立つところではトレッド面には4本の幅広い縦溝が掘られ、これは排水性の向上が狙いのようです。


 「PROXES C1S」は、転がり抵抗の低減も実現しているようですので、エコタイヤとしての機能も果たしているのではないでしょうか。

 トーヨーのプレミアムコンフォートタイヤは、同じPROXESブランドで「PROXES CT01」がラインアップされていますが、その差別化や位置付けについては今後注目するところとなりそうです。


 発売サイズは、195/65R15 91V〜295/25R22 97W の全35サイズ。2009年1月9日から発売予定。更に詳しく

【2008.12.2】
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 ヨコハマでは、同社のスポーツタイヤである「ADVAN NEOVA AD07」の後継として、「ADVAN NEOVA AD08」を発売するそうです。


 「ADVAN NEOVA AD08」は、「ADVAN NEOVA AD07」が発売されてから6年ぶりのモデルチェンジだそうで、相当の期待感を持てそうです。

 「ADVAN NEOVA AD07」は、その圧倒的なグリップ力に定評があり、スポーツタイヤの中でも一級品の戦闘力を持つタイヤです。しかし、最近では他のメーカーが最新のスポーツタイヤを発売することでその存在もやや陰りがでてきました。


 今回発表された「ADVAN NEOVA AD08」は、「競技用タイヤを除いて、一番速く、一番楽しいスポーツタイヤ」を継承し、限りなくモータースポーツタイヤに近い「ADVAN」最強のストリートタイヤとして開発したそうです。コンパウンド、トレッドパターン、構造の全ての設計で、モータースポーツタイヤの最新商品「ADVAN A050」の技術など最新の技術とノウハウを惜しみなく搭載している模様です。

 スポーツタイヤのラインアップは、今シーズンから投入されたブリヂストン「POTENZA RE11」、ダンロップ「DIREZZA SPORT Z1 STAR SPEC」、グッドイヤー「EAGLE RS Sport」、そして既存のトーヨー「PROXES R1R」などに、この「ADVAN NEOVA AD08」が加わることで更に激しいシーンが見られそうで発売が大変待ち遠しいです。


 発売サイズは、195/55R15 85V〜295/30R19 100Wの全39サイズ。2009年2月から発売予定。更に詳しく

【2008.11.5】
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