夏タイヤへの交換はいつ?

夏タイヤへの交換はいつ?

夏タイヤへの交換目安1

 スタッドレスタイヤは、「溝の深さ」と低温でも「ゴムの硬化を防ぐ」のが特徴となります。先進技術や素材が積極的に導入され実現されています。

 これは雪道を安全に走行する為ですが、深い溝は排水性を高め、ブロックに刻まれたサイプ(細溝)は表面の水を吸い取り、引っ掻く(掴む)という働きがあります。この働きを促進する為に、ゴムは低温でも柔軟さを失わない特殊なものが使用されています。

 そして雪が降らなくても寒さ厳しくなれば、スタッドレスタイヤへの交換が望まれます。気温が下がると空気中の分子の硬化が始まります。この時夏タイヤはゴムの硬化が進み、グリップの低下が見られるようになります。

 しかし、スタッドレスタイヤなら低温時でもゴムの硬化を抑える特性から、夏タイヤに比較してグリップに優れるということです。

 では、寒さ厳しいとは何度くらいを目安にすればよいのでしょうか。コンチネンタルでは気温7℃を下回るようになれば、スタッドレスタイヤの使用を推奨しています。

スタッドレスタイヤから夏タイヤへ 目安は「気温7℃」

夏タイヤへの交換目安2

 さて、このようなスタッドレスタイヤですが、逆に気温が上がれば夏タイヤへの交換が望まれます。

 スタッドレスタイヤの「ゴムの硬化を防ぐ」特性は、夏場の高速走行などでは夏タイヤに比較して激しい熱を持ちやすくなります。それは変形しやすく、その状態での走行は乗り心地が悪くなるばかりではなく、運転性能も著しく低下し、最悪破裂(バースト)の可能性が高まります。

 また、スタッドレスタイヤのもうひとつの特徴である「溝の深さ」は、通常路面では接地面積が少なくなり摩擦が大幅に低下します。これにより夏タイヤと比較して、ブレーキの効きが悪くなり制動距離は大きくなり、コーナリングもその限界が大幅に低下します。

 スタッドレスタイヤは、本来雪道を安全に走行することを想定して造られています。昨今のスタッドレスタイヤは、雪のないドライ路面でも快適に走行できるよう進化していますが、それでも夏タイヤとの性能差は歴然です。

 なので、気温が上がる春にはスタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換が必要ということです。その際ここでも 「7℃」 を目安にするべきと思います。

 今装着しているスタッドレスタイヤの限界から、来シーズンは新品にすることを前提に履きつぶそうと交換しないで春~夏も使い続ける人いるようです。しかし、危険性をはらんでいますので、やはり夏タイヤへの交換が求められます。

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