ミニバン専用も兼ねるその理由は剛性

ミニバン専用も兼ねるその理由は剛性

yawarakai

 最新スタッドレスタイヤラインアップで、ミニバン専用はトーヨーの「Winter TRANPATH MK4α」のみかと。これとて2011年シーズンの発売なので6シーズン目に入りました。一時スタッドレスにもミニバン専用を、という訴求はかなり説得力があったのに。

 ご存知のようにミニバンは背が高く重量があるのでふらつきやすい。更に効きを高めるには路面との接地を安定させること。その為にサイドの剛性強化が図られた専用タイヤが求められます。

 夏タイヤはこの考え方に傾倒しいまやカテゴリー人気も定着しています。そこでスタッドレスも、となる訳です。しかしながら、ミニバン専用のスタッドレスは進まない。いったい何故? となりますわな。

 簡単に考えると、既存製品はミニバンの装着も想定された剛性強化が実現しているから、では。更には軽カーからプレミアムまで対象とする現代のスタッドレス、サイドの役割というか形状に大きな進化を果たしています。

 この実現は走りの安定性ばかりではありません。氷雪路での効きを高めること、そして低燃費や乗り心地、快適性まで影響します。一見ブロックが配置されるトレッド面に一任されるイメージですが、サイドからショルーダー、そしてトレッドへと繋がる総合力によって果せるものなのです。

 ブリヂストン「BLIZZAK VRX」は、IN側とOUT側で異なるサイド形状を採用します。効果は氷雪路の凹凸ある路面に対して、接地を安定させふらつきを軽減すること。またサイドの発熱抑制に繋がり転がり抵抗を低減、低燃費が期待されます。

 ヨコハマ「iceGUARD 5 PLUS」は、ミニバン専用低燃費タイヤのサイド形状技術を採用します。サイドのたわみを抑制し発熱によるエネルギーロスを改善、転がり抵抗低減が謳われます。デザイン面でも空気抵抗低減を意識したり、見た目の洗練さを演出します。

 サイズ設定もミニバンを十分フォローします。100サイズをも超える展開はその為です。ミニバンを含め軽カーからミドル、そしてプレミアムまでカバーする根拠はここでも見られます。

 タイヤにおけるサイドの役割は地味。でも直接的、間接的いずれも重要です。抜群の補強バランス、最適化によってトータル性能と車種フォローを高度に実現します。

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