タイヤの空気圧 定期的なチェックが重要!

タイヤの空気圧 定期的なチェックが重要!

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 一般的にはタイヤの空気圧が低くなっても普段の運転で気付かないことが多い。そしてきっかけがなければ空気圧チェックを行うことは少ないかな。しかし、空気圧を維持することは大変重要です。

 自転車に例えると実感出来るンかな。空気圧が低いとスピードが出難くハンドルも重いなど走りが思うように行きません。それと同じことがクルマにも当てはまります。空気圧が低いと回転により変形が増大し、更に回転させる為には通常よりも更に大きな力を必要とします。従って燃費は悪化、走行性能も低下、危険性も増します。

 タイヤの空気は規定値に入れたとしても必ず漏れます。空気はごくごくわずかな隙間から少しずつ逃げていくのです。その為に定期的な空気圧チェックが必要です。

(2017.6更新)

規定空気圧を意識する

規定空気圧表示

 クルマにはメーカーが規定する空気圧があります。同時にタイヤサイズも示され、この組み合わせによって最大性能が発揮される、ということです。それは何処で確認すればいい?

 2つの方法あります。ひとつはクルマの取説、もうひとつは運転席のドア後ろ側下か、センターピラーの下に貼ってあるラベルです。後者が一般的かな。そこにはタイヤサイズ、前輪・後輪の空気圧が表示されています。因みに写真は、前輪240kPa(2.4kgf/cm2)、後輪230kPa(2.3kgf/cm2)です。現在の数値表示はkPa(キロパスカル)、以前はkgf/cm2(キログラム重パー平方センチメートル?)でした。

 で、触れたように空気は僅かな隙間から少しずつ抜けていきます。ずっと充填しなかったら空気圧不足になる訳です。逆に上回る場合には弊害があるのでしょうか。

空気圧が低い場合

・ 路面に対してタイヤの抵抗が増大し、燃費が悪化、摩耗も激しくなります。

・ 操縦安定性が低下し安全面で不安が出てきます。

・ タイヤの負荷能力が低下しトラブルの原因となることがあります。

・ 高速走行では変形が進み熱を持ち、最悪バーストの可能性が高まります。

空気圧が高い場合

・ 衝撃吸収が悪くなり乗り心地が悪化。段差では跳ねる感じが強くなります。

・ 接地面が少なくなりグリップ性能が低下、走行安定性などが悪化します。

・ タイヤそのものがちょっとしたことで傷を受けやすくなります。

空気圧のチェック

空気圧測定器イメージ

 空気圧の低下は意外と見た目では分かり難いので、必ず空気圧測定器(エアゲージ)で測定しましょう。常に規定値を維持するためにも月に1度は定期的に点検したい。

 面倒なら給油時にガソリンスタンドでお願いするのもいい。またセルフでも一声掛ければ測定器を貸してくれるはずです。エアゲージはそれほど高価なものではありません。ホームセンターでも売ってるし自前で持っていると便利です。

空気圧測定方法

 使い方はエアバルブに差し込むだけです。きちっと入らないとシューと空気が抜けていきますのでズバッと差し込んで計りましょう。

 走行直後のタイヤは空気が温まって膨張しているので数値が大きくなります。測定は走行前、もしくはガソリンスタンドなら走行距離が最低限に抑えられるよう近くで行いましょう。

規格の違いによる空気圧

 タイヤの規格としては、日本のJATMA(ジャトマ:日本自動車タイヤ協会)、欧州のETRTO(エトルト:欧州タイヤ及びリム技術機構)=STD(スタンダード) ・ RFD(レインフォース度) / XL(エクストラロード)、米国のTRA(ティ-アールエー)などがあります。RFD / XLは同じと考えてよいかと。メーカーではこれらの規格に沿って製造をしています。

 RFD / XLの特徴は、タイヤ内部の構造を強化することで、空気圧をSTD規格対比高めに充填することもでき、同一サイズ(セクション・偏平率・径)のSTD規格より高い負荷能力を発揮できるという。

 JATMA ・ ETRTO STDでは最大負荷能力の空気圧は2.5kPa、対してRFD / XLでは2.9kPaになり、高い空気圧で負荷能力が大きくなっています。重さを支えるにはタイヤ内部の容積を大きくする必要があり、RFD / XLでは同サイズでもロードインデックス(LI)が大きいので、高い空気圧でより重さを支えることが可能という訳です。

 従ってタイヤサイズが同じでも、規格によってロードインデックス(LI)が異なったり空気圧設定にも違いが出てきます。その為に新車装着とは規格が異なるタイヤを装着する場合、その規格に合った適正な空気圧にする必要があります。

新車装着(JATMA規格)215/45R17 87W、指定空気圧240kPaを、(XL規格)215/45R17 91W XLにする場合


●JATMA規格
 215/45R17 LI(ロードインデックス)87 240kPaの付加能力=545kg

●XL規格
 215/45R17 LI(ロードインデックス)91 545kgの空気圧=250kPa

XL規格のタイヤでも、JATMA規格のタイヤと同じ空気圧で、同じ負荷能力を発揮する場合もある。


●JATMA規格
 225/55R17 LI(ロードインデックス)97 210kPaの付加能力=635kg

●XL規格
 225/55R17 LI(ロードインデックス)101 635kgの空気圧=210kPa

インチアップで(JATMA規格)195/65R15 91Hを、(XL規格)215/45R17 91W XLにする場合


●JATMA規格
 195/65R15 LI(ロードインデックス)91 230kPaの付加能力=600kg

●XL規格
 215/45R17 LI(ロードインデックス)91 600kgの空気圧=280kPa

詳しくは 空気圧別負荷能力対応表-「ブリヂストン」 で確認できます。

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