タイヤの空気圧 定期的なチェックが重要!

タイヤの空気圧 定期的なチェックが重要!

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 一般的にはタイヤの空気圧が低くなっても、普段の運転で気付かないことがあります。更にきっかけがなければ、空気圧チェックを行うことなど正直少ないのでは。しかし、空気圧を維持管理することは大変重要です。

 自転車に例えると実感が高まります。空気圧が低いとスピードが出難くハンドルも重いなど走りが思うように行きません。それと同じことがクルマにも当てはまります。空気圧が低いと回転により変形が増大し、より回転させる為には通常よりも大きな力を必要とします。従って燃費は悪化、走行性能も低下、危険性も増します。

 タイヤの空気は規定値に入れたとしても必ず漏れます。空気はごくごくわずかな隙間から少しずつ逃げていくのです。その為に定期的な空気圧チェックが必要です。

(2018.3更新)

規定空気圧を意識する

規定空気圧表示

 クルマにはメーカーが規定する空気圧があります。同時にタイヤサイズも示され、この組み合わせによって最大性能が発揮される、ということです。それは何処で確認すればいい?

 2つの方法あります。ひとつはクルマの取説、もうひとつは運転席のドア後ろ側下か、センターピラーの下に貼ってあるラベルです。後者が一般的かな。そこにはタイヤサイズ、前輪・後輪の空気圧が表示されています。因みに写真は、前輪240kPa(2.4kgf/cm2)、後輪230kPa(2.3kgf/cm2)です。現在の数値表示はkPa(キロパスカル)、以前はkgf/cm2(キログラム重パー平方センチメートル?)でした。

 で、触れたように空気は僅かな隙間から少しずつ抜けていきます。ずっと充填しなかったら空気圧不足になる訳です。逆に上回る場合には弊害があるのでしょうか。以下、双方の不安要素を書き出してみました。

空気圧が低い場合

・ 路面に対してタイヤの抵抗が増大し、燃費が悪化、摩耗も激しくなります。

・ 操縦安定性が低下し安全面で不安が出てきます。

・ タイヤの負荷能力が低下しトラブルの原因となることがあります。

・ 高速走行では変形が進み熱を持ち、最悪バーストの可能性が高まります。

空気圧が高い場合

・ 衝撃吸収が悪くなり乗り心地が悪化。段差では跳ねる感じが強くなります。

・ 接地面が少なくなりグリップ性能が低下、走行安定性などが悪化します。

・ タイヤそのものがちょっとしたことで傷を受けやすくなります。

空気圧チェック

空気圧測定器イメージ

 空気圧の低下は見た目では分かり難いので、必ず空気圧測定器(エアゲージ)で測定します。常に規定値を維持するためにも月に1度は定期的に点検したい。

 面倒なら給油時にガソリンスタンドでお願いするのもいい。またセルフでも一声掛ければ測定器を貸してくれるはずです。エアゲージはそれほど高価なものではありませんから、ホームセンターでも売ってるし自前で持っていると便利です。

空気圧測定方法

 使い方はエアバルブに差し込むだけ。きちっと入らないとシューと空気が抜けていきますので、ズバッと差し込んで計測しましょう。

 但し、走行直後は空気が温まって膨張しているので数値が大きくなります。測定は走行前、もしくはガソリンスタンドなら走行距離が最低限に抑えられるよう近くで行いたい。

規格違いによる空気圧

 タイヤの規格は、日本のJATMA(ジャトマ:日本自動車タイヤ協会)、欧州のETRTO(エトルト:欧州タイヤ及びリム技術機構)=STD(スタンダード) ・ RFD(レインフォース度) / XL(エクストラロード)、米国のTRA(ティ-アールエー)などがあります。RFD / XLは同じと考えてよいかと。メーカーではこれらの規格に沿って製造をしています。

 RFD / XLの特徴は、タイヤ内部の構造を強化することで、空気圧をSTD規格対比で高めに充填することができ、同一サイズ(セクション・偏平率・径)のSTD規格より高い負荷能力を発揮できます。

 ただタイヤサイズが同じでも、規格によってロードインデックス(LI)が異なったり空気圧設定にも違いが出てきます。その為に新車装着とは規格が異なるタイヤを装着する場合、その規格に合った適正な空気圧にする必要があります。

新車装着(JATMA規格)215/45R17 87W、指定空気圧 240kPa を、(XL規格)215/45R17 91W XL にする場合

●JATMA規格
 215/45R17 LI(ロードインデックス)87 240kPaの付加能力=545kg

●XL規格
 215/45R17 LI(ロードインデックス)91 545kgの空気圧=250kPa

詳しくは 空気圧別負荷能力対応表-「ブリヂストン」 で確認できます。