ミニバンタイヤ性能比較表

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 車種としてのミニバン人気は定着しました。家族みんなで、また友達同士大勢で会話しながらなどカーライフへ最適の評価を得ています。

 ミニバンはアメリカの巨大なバンと比べた時に一回り小さい、そうミニが一般的な名称由来になっています。しかし、ファミリーユースから豪華さを備えるプレミアムまで、バンとはかけ離れた魅力多い車種展開を実現します。その一方で、ふらつきやすくタイヤの偏摩耗を起こしやすい弊害を抱えています。

 それを抑えるには、専用となるミニバンタイヤの存在が大きなものになっています。当初はミニバンの重い車重を補う為に硬く頑丈な設計でした。ふらつきや偏摩耗が抑えられても、今度は静粛性や乗り心地に犠牲が強いられていたんです。

 そこから20年を超える歴史によって、家族みんなが安全にドライブできる信頼性にプラスして快適性も高度に実現しています。ミニバン専用として世代進化が進み、市場での開発競争に激しさを増した結果です。近年はカテゴリーの中で多様性が見られ、多くのニーズに対応する製品展開へ発展しています。

(2018.7更新)
【TOPICS】

ふらつきと偏摩耗への対応

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 快適な室内空間で大人数の移動が可能なミニバンは、いろんな意味で重宝されます。しかしながらその実現による弊害が、ふらつきやすくタイヤの偏摩耗を起こしやすいことです。

 ふらつきは室内空間の快適さを求めるために背が高い(重心が高い)、それにより重量の増加が原因です。車線変更やコーナーリング時など、重心の高さによって車体がふらつくのです。

 この繰り返しでタイヤは摩耗が偏ってしまう偏摩耗が発生しやすくなります。トレッド面全体の摩耗が均一に進めばライフ性能は伸びますが、偏摩耗の発生は早くして寿命を迎えることになります。

 ミニバン専用はふらつきと偏摩耗への対応を最大主張にしています。実現には剛性強化とパターン技術が大きな役割を果たします。トレッド面のINとOUTで異なる精度を実現しサイドの構造も変えて剛性強化を最適化、これによりクルマをシッカリ支えながらも強いグリップ力と快適な乗り心地を実現します。

ミニバンタイヤの変革

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 ミニバンカテゴリーで実績を持つのがトーヨーの「TRANPATH」シリーズです。1996年には車種としてミニバンブームが到来しそこに投入された「TRANPATH MP」は注目されました。

 この動きに対し、他メーカーも勢いミニバンカテゴリーヘの取り組みを強化します。新たなブランド構築を進めより高性能化を狙い、結果としてミニバンカテゴリー内の細分化に進展します。

 細分化は、より上質の快適性を追求したプレミアム、高速走行やハンドリングを追及したスポーツ、静粛性と乗り心地を両立したコンフォート、そして転がり抵抗の低減や素材の工夫が見られる低燃費などに振った製品が出現しました。

低燃費タイヤの導入

 2010年からの低燃費タイヤ導入によりミニバンも同様の製品が主流となる中で、広がりを見せた細分化の動きは鈍ります。全体として低燃費追求型に集約され、転がり抵抗係数で最高グレーディングとなる「AAA」を目指し、低燃費=高性能と受け止められる製品の訴えを強化して行きます。

 ミニバンカテゴリーは後発ながら用途の多様性、そして車種人気からタイヤへの要求は年々増し、それに応えるようカテゴリーの細分化が進んだはずなのですが・・

 しかし、最新は低燃費の追求はそこそこに、本来のカテゴリー特性に傾倒する動きに戻りつつあります。低燃費タイヤであることを踏まえながらもそこは標準レベルに留めます。プラスして本来求められるミニバン性能に回帰、それは多様性をもった新たな括りを構築します。

細分化による括りが復活

 より上質の快適性を追求したプレミアム、高速走行やハンドリングを追及したスポーティ&ドレスアップ、静粛性と乗り心地を両立したコンフォート。ここまでは従来同様かと。そして軽カーハイト系専用が加わり、新たにミドルクラスミニバンの上級グレードをターゲートにする製品が登場しました。いずれも低燃費を備えているのが前提です。ということで括りを更に詳細化してみます。

 「プレミアム」は車種対応ならラグジュアリーミニバンを対象にしたもの。いまやVIPが使用するのはこれ、動く執務室とも言われるほど。従って極上の静粛性と乗り心地を実現するのが役割です。

 スポーティ&ドレスアップは少し言葉をやさしく、「スポーツコンフォート」がシックリしているかも。高剛性を確保しミニバン特有のふらつきを抑制、みんなで乗ってもふらつきにくいを強調。スポーツが付くとビンビンのイメージになるけれどそうじゃない。快適な走りの実現です。これには新たなミドルクラスミニバンの上級グレードも組み入れたい。

 コンフォートは安定した走行性能としっかり感はそのままに、しなやかさをも加えた性能指針を見出します。しかしながらある意味中間性能であって、ここにはスタンダードレベルも括られます。なら「コンフォートスタンダード」かな。

 最後は「軽カーハイト系」です。トーヨーに続きブリヂストンも投入した時には、広がりを大いに期待したけれど他メーカーの追随にはなりませんでした。しかし、クルマ市場の人気車種を鑑みるとこの括りは外せない、というかもっと普及してもいいと思うのですが・・

海外メーカーの対応

 国内メーカーの盛り上がるのに対して、海外メーカーの姿勢は残念です。明確にミニバンタイヤを主張する製品は最小。海外ではミニバンに対しても商用バンのイメージが強く、ここに専用タイヤを投入しても乗用車並みの大きな需要になり難い、という割り切りが理由では。

 そんな中、グッドイヤーは海外メーカとしては唯一「EAGLE RV-F」を投入します。しかしながらこれも住友ゴムと提携の遺産でしょう。解消した今は独自施策を進めており、今後の対応は不透明です。

 そこで、ミシュラン、ピレリ、コンチネンタルからも選択肢を指名するというのはどうかな。必ずしも専用を謳う訳ではなくとも、装着の適正を示すこと必要かと。検討しています。

2018年も続くブリヂストン VS.トーヨー それと‥

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 2018年のミニバンカテゴリーには、国内4メーカー+グッドイヤーがラインアップしています。注目されるのはブリヂストン、カテゴリーを牽引する様相は強大です。一方トーヨーの追随はどうよ?

ブリヂストンの施策

 2014-2015年シーズンあたり、ブリヂストンのミニバン展開が迷走しているのでは? 不安を感じていました。ラインアップ数は充分過ぎるほど、しかし複数派生し過ぎで、結局性能差による差別化に窮する展開を招いていました。そして2016年に全面解決へ、更に2018年はこうなります。

 プレミアム「REGNO GRVⅡ」、スポーツコンフォート「Playz PX-RV」、そして「ECOPIA NH100 RV」はコンフォート上位として多彩なミニバンに対するフォローを強化します。更には軽カーハイト系「ECOPIA EX20C TYPE H」が配置されます

対するトーヨーは?

 トーヨーは6代目となる「TRANPATH」シリーズがラインアップされています。ラグジュラリー「TRANPATH LuⅡ」、軽カーハイト系「TRANPATH LuK」、そしてミニバンコンフォートからスタンダードまでフォローする「TRANPATH mpZ」です。

 ここに新たな提案として投入されたのが、ミドルクラスの上級ミニバンをターゲットにした「TRANPATH ML」です。「LuⅡ」と「mpZ」の隙間を狙う戦略。やや複雑さを感じるところながら、低燃費性能向上による差別化を強調し飽くまでもシリーズの新カテゴリーに拘ります。

 これで勢いならブリヂストンにも迫る、と受け止めるも先駆者はトーヨーなので、地位奪還に向け積極性を強めている、の理解かな。

ヨコハマ VS.ダンロップ だったけれど‥

 その他として触れるのは不本意ながら以前の勢いからは少し見劣りするのが、ヨコハマ「BluEarth RV-02」とダンロップ「エナセーブ RV504」です。双方とも2015年発売でまだ4シーズン目、発売当初は競合として比較されるケース多かったのでは。

 ただ特徴をよぉぉく確認すると、果たして競合として比較して良いものか、という疑問が。ミニバンタイヤという視点で同一に括られるも方向性が微妙に異なります。

 双方ラベリング制度のグレーディングが異なり、設定サイズのフォーローも違う。車種ターゲットは「BluEarth RV-02」がミドルからプレミアムミニバンとする、対して「エナセーブ RV504」はスタンダードからコンフォートミニバンがメイン、という具合です。

メーカー展開をより詳しく!

ミニバンタイヤ性能比較

*性能評価バーは各カテゴリー内での評価を対象としています。他のカテゴリーとの評価を比較するものではありません。
*性能評価バーはタイヤメーカー等の指針を参考にしたものであり、絶対的な性能を示すものではありません。

プレミアム

「REGNO GRV」が低燃費タイヤへ。極上の静粛性と快適性踏襲
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転がり抵抗係数「A」、ウェットブレーキ性能「b」と物足りない。しかし、最大の追求性能である静粛性、快適性、運動性能を高位に実現。進化したサイレントテクノロジーが高い静粛性、上質な車内空間を演出する。

プレミアムが更に進化。雨、ふらつきと偏摩耗の抑制、静粛性に拘る
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「BluEarth RV-01」の転がり抵抗係数「A」はそのままに、ウェットグリップ性能を「b」から最高グレーディングの「a」へ引き上げる。独自技術を搭載した非対称トレッドパターンはミニバンでも安定感のある走りを発揮。

詳細は ヨコハマ BluEarth RV-02 の特徴 で確認を。
「TRANPATH Lu」の後継。待望の低燃費タイヤ化
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「TRANPATH LuⅡ」への進化では、最上級の静粛性と快適性を備え、ラグジュアリーミニバンにふさわしい上質な移動空間の提供。待望の低燃費タイヤ化を実現、転がり抵抗係数は「A」、ウェットグリップ性能は「b」。

詳細は トーヨー TRANPATH LuⅡ の特徴 で確認を。

スポーツコンフォート

「Playz PX」シリーズのミニバン専用
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ふらつきと偏摩耗を抑制するミニバン専用設計。高次元の剛性を確保し、ミニバン特有のふらつきを抑制した、みんなで乗ってもふらつきにくい を強調。ライフ性能は従来品に対して13%の向上を謳う。ミニバンのスポーツコンフォートへ配置。

ミドルクラスミニバンの上級グレードを新たなターゲートにする
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車種としてのミニバンは高級感を演出するミドルクラスミニバンの上級グレードが人気。このセグメントを一つの新カテゴリーとして捉えたという。基本踏襲は「TRANPATH mpZ」ながら転がり抵抗8%の向上を示す。

詳細は トーヨー TRANPATH ML の特徴 で確認を。
快適性能や操縦安定性をも向上させる新コンセプト
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スポーツミニバンへの期待感を誘う。転がり抵抗係数「A」「AA」、ウェットグリップ性能「b」「c」へ進化。ミニバン専用低燃費タイヤにも、走る喜びを 「RV-F」が持つ3つの力 Three Force を訴える。

詳細は グッドイヤー EAGLE RV-F の特徴 で確認を。

コンフォートスタンダード

「ECOPIA NH100」シリーズのミニバン専用
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コンフォート上位へ位置付ける。エコ効きもちゴム、剛性コントロールシート、耐摩耗最適化形状 と独自技術 ULTIMAT EYE により、ウェット性能、ライフ性能と低燃費性能を高次元で実現。転がり抵抗比較で13%低減、摩耗寿命比較で23%向上。

エナセーブ第2世代を強調。ミニバンにも転がり抵抗「A」から「AA」へ
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従来のウェット性能は確保しながらも不要な発熱の抑制に拘り、転がり抵抗の高レベル化を実現。4D NANO DESIGN で開発した 新シリカ用変性ポリマー をトレッド部に採用。ポリマーの発熱を抑制し従来品比較で13%も低減。

「TRANPATH」シリーズ6代目、低燃費と安定性が更に進化
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「TRANPATH mpF」の後継となり6代目のミニバン専用タイヤ。左右非対称3本溝パターンとワイドトレッドを採用、接地面積拡大により摩耗ライフに対応。3Dマルチサイプとアウト側リブを広くとり剛性を高め偏摩耗を抑制。

詳細は トーヨー TRANPATH mpZ の特徴 で確認を。

軽カーハイト系

「ECOPIA EX20」シリーズの軽カーハイト系対応
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軽カーハイト系は一般のミニバンと比較してトレッド幅に対し車高が高い。横からの影響を受けやすく、ふらつきや偏摩耗が懸念される。専用タイヤならスーパーハイト系にも対応可能。ラベリング制度では「A/b」を実現。

詳細は ブリヂストン ECOPIA EX20C TYPE H で確認を。
軽カーハイト系に対応
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軽カーはハイト系と呼ばれる背の高いタイプが人気。これらは横からの影響を受けやすくフラつきや偏摩耗が懸念される。「LuⅡ」の静粛性と上質な乗り心地を持ち合わせ、軽カーハイト系のフラつきや偏摩耗に対応する。

詳細は トーヨー TRANPATH LuK の特徴 で確認を。

ポジショニング

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