ミニバンタイヤ性能比較表

ミニバンタイヤ性能比較表

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 車種としてのミニバン人気は定着しました。ミニバンは家族みんなで乗れる、友達同士大勢で会話しながら走れる、など最適への評価が得られています。

 反面、車重があって重心が高い為にふらつきやすい。コーナーリング時にはタイヤの外側に荷重が移りやすく安定性に欠ける。その走りを支えるには専用タイヤ、そうミニバンタイヤの存在が大きなものとなっています。

 ミニバン専用はOUT側とIN側のパターンや構造を変え過重負荷に耐えられることで、クルマをしっかりと支えながらも強いグリップ力を発揮します。同時に片減りや走行時のふらつきなどにも対応し、ミニバンの快適な乗り心地を実現します。

 20年を超えるミニバンタイヤの歴史によって、家族みんなが快適にドライブできる信頼性にプラスして、快適性をも高度に実現しています。ミニバン専用として世代進化が見られ、市場での開発競争に激しさを増した結果です。ミニバンタイヤという括りの中で多様性は広がり、多くのニーズに対応する製品展開が見られます。

(2017.2更新)

ミニバンタイヤの変革

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 ミニバンカテゴリーで実績を持つのがトーヨーの TRANPATHシリーズです。1995年に「TRANPATH MP」が発売され、1997年頃にシリーズが確立されています。

 前年の1996年には車種としてミニバンブームが到来、ミニバン市場の拡大に伴い装着タイヤへの不満がクローズアップされ始めました。そこで投入された「TRANPATH MP」が注目され大いに受け入れが進んだのです。TRANPATHシリーズはその後も進化し続け、今でも高い認知を誇ります。

他メーカーの追随から細分化へ

 この動きに対して、他メーカーも勢いミニバンカテゴリーヘの取り組みを強化します。新たなブランド構築を進めより高性能化を狙い、結果としてミニバンカテゴリー内の細分化に繋がります。

 細分化は、静粛性と乗り心地を両立した コンフォート性能、より上質の快適性を追求した プレミアム性能、高速走行やハンドリングを追及した スポーツ性能、そして転がり抵抗の低減や素材の工夫が見られる 低燃費性能などに振ったミニバンタイヤが出現しました。

低燃費タイヤの導入
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 しかし、2010年からの低燃費タイヤ導入によりミニバンも同様の製品が主流となる中で、広がりを見せた細分化への動きは鈍ります。

 全体は低燃費追求型に集約され、転がり抵抗係数で最高グレーディングとなる「AAA」や、低燃費=高性能と受け止められるミニバンタイヤへの訴えを強化して行きます。

 ミニバンカテゴリーは後発ながら用途の多様性、そして車種人気からタイヤへの要求は年々増し、それに応えるようカテゴリーの細分化が進んだはずなのですが・・

原点回帰で台頭するのがブリヂストン

 そして最新は低燃費の追求は程々に、それよりも本来のカテゴリー特性に傾倒する動きに戻りつつあります。低燃費タイヤであることを踏まえながらも追求は標準レベルに留めます。プラスして本来求められるミニバン性能に回帰しています。

 ここで著しく充実展開を続けるのがブリヂストンでは。プレミアムからコンフォート、そしてスタンダードレベルまで複数のライナップを常に維持します。その積極性は先駆者トーヨーをも上回る規模に発展しています。

海外メーカーの対応

 残念なのは海外メーカーの対応です。明確にミニバンタイヤを主張する製品は最小です。海外ではミニバンに対して商用バンのイメージが強い、ここに専用タイヤを投入しても乗用車並みの大きな需要になり難い、のが理由では。

2017年はブリヂストン VS. トーヨーか?

 2017年もミニバン専用タイヤとして、国内4メーカー+グッドイヤーがラインアップしています。最も注目されるのはブリヂストンでしょうね。カテゴリーを牽引する様相は強大です。そしてトーヨーの追随はどうよ?

ブリヂストンの強化策

 そのラインアップはこうなります。プレミアム「REGNO GRVⅡ」、スポーツコンフォート「Playz PX-RV」、そしてコンフォートスタンダードの「ECOPIA EX20RV」、更には軽カーハイト系「ECOPIA EX20C TYPE H」までは従来通り。新たな投入の「ECOPIA NH100 RV」は、コンフォート上位として多彩なミニバンに対するフォローを強化します。

 セダン・クーぺ専用、軽・コンパクトカー専用、そしてミニバン専用の3製品をシリーズ化する動きが今シーズンも実現。ミニバン専用単体ではなくシリーズ共通の動きで主張を強化します。

対するトーヨーは?

 トーヨーは6代目となる TRANPATHシリーズがラインアップされます。ラグジュラリー「TRANPATH LuⅡ」、軽カーハイト系「TRANPATH LuK」、そしてミニバンスタンダードからコンフォートまでフォローする「TRANPATH mpZ」が構築されています。ここに新たな提案として投入されたのがミドルクラスの上級ミニバンをターゲットにした「TRANPATH ML」です。

 勢いならブリヂストンにも迫る、と受け止めるも、先駆者はトーヨーなのでその地位奪還に向け積極性を強めているのでは、の理解かな。

「BluEarth RV-02」と「エナセーブ RV504」

 ヨコハマは「BluEarth RV-02」へ進化して3シーズン目、安全性と快適性の観点から注目は続きます。ダンロップは「エナセーブ RV504」です。エナセーブ第2世代を謳い、転がり抵抗係数を「A」から「AA」へ引き上げた点が目立ちます。こちらも3シーズン目に入ります。

海外メーカ唯一

 グッドイヤーは「EAGLE RV-F」が投入され海外メーカとしては唯一です。しかしながら、住友ゴムとの解消で独自施策を進めており、今後国内市場のミニバン対応は不透明です。

ミニバンタイヤ性能比較

*性能評価バーは各カテゴリー内での評価を対象としています。他のカテゴリーとの評価を比較するものではありません。
*性能評価バーはタイヤメーカー等の指針を参考にしたものであり、タイヤの絶対的な性能を示すものではありません。

ブリヂストン

「REGNO GRV」が低燃費タイヤへ。極上の静粛性と快適性踏襲
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転がり抵抗係数「A」、ウェットブレーキ性能「b」と物足りない。しかし、最大の追求性能である静粛性、快適性、運動性能を高位に実現。進化したサイレントテクノロジーが高い静粛性、上質な車内空間を演出する。

Playz PXシリーズのミニバン専用
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ふらつきと偏摩耗を抑制するミニバン専用設計。高次元の剛性を確保し、ミニバン特有のふらつきを抑制した、みんなで乗ってもふらつきにくい を強調。ライフ性能は従来品「ECOPIA EX20 RV」に対して13%の向上を謳う。

ECOPIA NH100シリーズのミニバン専用
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エコ効きもちゴム、剛性コントロールシート、耐摩耗最適化形状 と独自技術 ULTIMAT EYE により、ウェット性能、ライフ性能と低燃費性能を高次元で実現。転がり抵抗比較で13%低減、摩耗寿命比較で23%向上。

ECOPIA EX20シリーズのミニバン専用
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EX20シリーズで搭載する優れたウェット性能とロングライフ性能を維持。「PLAYZ RV ECOPIA PRV-1」の後継となり、転がり抵抗比較で8%低減。当然ふらつきや偏磨耗にも配慮。ラベリング制度では「A/b」へ向上。

ECOPIA EX20シリーズの軽カーハイト系対応
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軽カーハイト系は一般のミニバンと比較してトレッド幅に対し車高が高い。横からの影響を受けやすく、ふらつきや偏摩耗が懸念される。専用タイヤならスーパーハイト系にも対応可能。ラベリング制度では「A/b」を実現。

詳細は ブリヂストン ECOPIA EX20C TYPE H で確認を。

ヨコハマ

プレミアムが更に進化。雨、ふらつきと偏摩耗の抑制、静粛性に拘る
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「BluEarth RV-01」の転がり抵抗係数「A」はそのままに、ウェットグリップ性能を「b」から最高グレーディングの「a」へ引き上げる。独自技術を搭載した非対称トレッドパターンはミニバンでも安定感のある走りを発揮。

詳細は ヨコハマ BluEarth RV-02 の特徴 で確認を。
BluEarth ブランドのミニバン専用
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低燃費性能に加え、ミニバンのためのしっかり感や安全性能、同乗者への優れた静粛性や快適性、そして人にやさしい性能などを訴える。また、重量級のミニバンにも対応するプレミアムミニバンタイヤでもある。

詳細は ヨコハマ BluEarth RV-01 の特徴 で確認を。

ダンロップ

エナセーブ第2世代を強調。ミニバンにも転がり抵抗「A」から「AA」へ
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従来のウェット性能は確保しながらも不要な発熱の抑制に拘り、転がり抵抗の高レベル化を実現。4D NANO DESIGN で開発した 新シリカ用変性ポリマー をトレッド部に採用。ポリマーの発熱を抑制し従来品比較で13%も低減。

トーヨー

ミドルクラスミニバンの上級グレードを新たなターゲートにする
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車種としてのミニバンは高級感を演出するミドルクラスミニバンの上級グレードが人気。このセグメントを一つの新カテゴリーとして捉えたという。基本踏襲は「TRANPATH mpZ」ながら転がり抵抗8%の向上を示す。

詳細は トーヨー TRANPATH ML の特徴 で確認を。
TRANPATHシリーズ6代目、低燃費と安定性が更に進化
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「TRANPATH mpF」の後継となり6代目のミニバン専用タイヤ。左右非対称3本溝パターンとワイドトレッドを採用、接地面積拡大により磨耗ライフに対応。3Dマルチサイプとアウト側リブを広くとり剛性を高め偏磨耗を抑制。

詳細は トーヨー TRANPATH mpZ の特徴 で確認を。
「TRANPATH Lu」の後継。待望の低燃費タイヤ化
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「TRANPATH LuⅡ」への進化では、最上級の静粛性と快適性を備え、ラグジュアリーミニバンにふさわしい上質な移動空間の提供。待望の低燃費タイヤ化を実現、転がり抵抗係数は「A」、ウェットグリップ性能は「b」。

詳細は トーヨー TRANPATH LuⅡ の特徴 で確認を。
TRANPATHシリーズに加わった軽カーハイト系に対応
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軽カーは ハイト系 と呼ばれる背の高いタイプが人気。これらは横からの影響を受けやすくフラつきや偏摩耗が懸念される。「LuⅡ」の静粛性と上質な乗り心地を持ち合わせ、軽カーハイト系のフラつきや偏摩耗に対応する。

詳細は トーヨー TRANPATH LuK の特徴 で確認を。

グッドイヤー

快適性能や操縦安定性をも向上させる新コンセプトミニバンタイヤ
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スポーツミニバンへの期待感を誘う。転がり抵抗係数「A」「AA」、ウェットグリップ性能「b」「c」へ進化。ミニバン専用低燃費タイヤにも、走る喜びを 「RV-F」が持つ3つの力 Three Force を訴える。

詳細は グッドイヤー EAGLE RV-F の特徴 で確認を。
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