ダンロップ WINTER MAXX 02

ダンロップ WINTER MAXX 02 の特徴

  • カテゴリー:スタッドレス(WM02)/CUV用
  • サイズ:13~20インチ
  • 扁平率:80~35%
  • 発売:2016年8月
  • 2017年9月CUVサイズ追加

タイヤ性能

stud02

 ダンロップ「WINTER MAXX 02(ウインターマックス 02)」は同社史上最高傑作スタッドレスを謳う製品です。

 ハイスペックモデルとして従来品「WINTER MAXX」とは差別化を図ります。一方で「WINTER MAXX」はベーシックモデルとしての役割に徹します。違いを明確にするため2016-2017年シーズンから「01」が付き、「WINTER MAXX 01」へ改称しました。

ダンロップ史上No.1

 「WINTER MAXX 02」の主張点は、ダンロップ史上No.1の 氷上性能 と 長持ち(効きの長持ち+ライフの長持ち)です。時代によって異なる性能特性の訴えは技術進化によるもの。特に氷上性能(アイス性能)は進化レベルが著しい。

 更に長持ちとは高度な効きを持続出来る、そして装着寿命をも向上させている。これエコに繋がる訳です。

氷上での効きは特殊ゴムとパターン!

 氷上性能の効きに最大影響を及ぼすのは、特殊ゴムとパターンデザインです。今回新たに開発したのが新材料開発技術 4D NANO DESIGN による 超密着ナノフィットゴム と、MAXXグリップパターン です。

・超密着ナノフィットゴム

 超密着ナノフィットゴム は、従来の ナノフィットゴム から進化したもの。ゴム全体は強く接地面だけ柔らかいのが特徴です。マクロレベルでブロック剛性を高め、ナノレベルで凍結路面の微細な凹凸にしっかり密着し、氷上ブレーキ性能を従来よりも12%向上させています。

 氷上性能は除水の効率化による密着が最大主張点です。「WINTER MAXX 02」は路面の目に見えないほどの細かな凹凸に対して、密着の有効性を取分け強調しています。因みに密着度は20%も向上しているという。住友ゴム系は撥水による除水を主としており、これはこれで評価を得ていたかと。

・MAXXグリップパターン

 MAXXグリップパターン は、独自のサイピング技術 MAXXシャープエッジ を17%増量、氷に対する引っ掻き成分が増加し氷上性能向上へ繋げます。17%増量の意味は、例えば205/55R16なら従来1ブロック6本のサイプから7本へ増加しています。増加した多くのエッジ成分がアイス路面をしっかり引っ掻き、氷上ブレーキ性能とコーナーリング性能の安定性を生み出します。

 更に雪路でも効果的に雪をつかみ雪上トラクション性能が向上しています。雪柱せん断力 と言われるこの性能、角 や 交差点 を増やし氷上性能と同時に効きを実現します。

長持ちとはしなやかさ!

 そして長持ちです。新たに新素材を使った抜けにくい新軟化剤 しなやか成分 を採用します。ゴムが硬くなるのは走行により中から軟化剤であるオイルが抜けてしまうから。そこで採用されたのが、まわりのポリマーと結合し抜けにくい新軟化剤です。これによりゴムのしなやかさを維持します。

 100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」の開発で培ったバイオマス技術を進化させ、新開発した高機能バイオマス材料を生み出しました。長期間ゴムのしなやかさを維持し、凍結路面で優れた氷上性能を長期間持続する主成分、ということらしいです。

総合性能も強化

 他にも接地面積指数の向上を掲げドライでの安定性、プラスしてウェットでも排水性を高め従来品4%向上効果を謳います。性能チャートからは全てに従来を上回り、特に氷上ブレーキ性能と効き長持ち性能の大幅な向上が読み取れます。

サイズ設定数もハイスペック

 サイズは圧巻で90サイズ以上を実現します。軽カーからミニバン、そしてプレミアムまでフォローします。軽カーやコンパクトカーだってハイスペックモデルの選択が可能です。スタットレスでは車種によりタイヤレベルを変えるのではなく、初心者や雪道に不慣れな人ほどハイスペックモデルを装着すべき、と考えます。

新たにCUVサイズ追加!new

 2017-20018年シーズンから、CUV(Crossover Utility Vehicle)に対応するサイズが追加されました。235/55R20 102Q ~ 215/70R16 100Q までの13サイズが2017年9月から、その他既存も含み新たなCUV対応を構築します。

 こちらはCUV対応を謳うも従来からのSUV専用という捉え方でいいかな。するとダンロップには既に「WINTER MAXX SJ8」が存在します。違いはどうよ?

「WINTER MAXX SJ8」を上回る?

 ダンロップによると、「WINTER MAXX 02」に採用している 超密着ナノフィットゴム や株式会社クラレの 液状ファルネセンゴム などの他、CUVに求められる性能を満たすべく専用チューニングを行っている。結果「WINTER MAXX SJ8」と比較して氷上ブレーキ性能10%、ウエットブレーキ性能11%、操縦安定性能12%の向上を実現している、という。

CUV専用チューニング

 「WINTER MAXX SJ8」は2013年発売です。一方「WINTER MAXX 02」は2016年の発売、搭載技術は世代進化しておりベースの優位性を得ています。そこに専用チューニング、適正化を施すことでCUVへの対応をより高度に実現したことになります。

 しかし何故「WINTER MAXX SJ8」のフルチェンジにしなかったのか? 差別化を果たしたとは言え、そこはやはり戸惑いがゼロではないはず。この意味は最近の車種としてのSUV人気が関係しているのでは。

SUVとCUVは何が違う?

 その前にSUVとCUVの違いを。CUVは乗用車のプラットフォームを流用したSUVと言えるかな。これを用い車高を上げてそれらしい外観デザインを与えます。SUVを大きな括りとしてその中のひとつがCUVとも。厳密じゃないけれどそんなニュアンスでは。近年のSUV人気、実は多くがCUV。

ベースが「WINTER MAXX 02」の意味!

 ここがポイントでは。コンセプトを変えるのに従来からのSUV対応ではいまひとつ。乗用車用「WINTER MAXX 02」をベースにした方がCUVの本質から説得力がある、と想像してみました。

関連情報

インプレッション

Regina さん
【購入年月】
2016年12月
【装着車種】
日産 モコ
【装着サイズ】
165/65R13
【評   価】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3
【インプレッション】

全体的にバランスよく作られておりドライ・ウェット路面でカーブをオーバースピードで侵入してもよくグリップしてくれる。ただし、サイドの剛性が低いのでVRXと比較するとグニャグニャした感覚がある。また、トレッド面に関してもゴムが柔らかいのでドライ・ウェットが多い地域はエッジが丸まってしまい雪上・氷上での安定性が若干ながら損なわれる。それ以外は一本当たりの価格がVRXと大差がなかった(購入時一本当たり2000円差)。 価格がもう少し安ければ総じてバランスのとれたタイヤになるのではないかと思う。

(2017/1/30)

詳細情報・購入

(2017.9更新)

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