ダンロップ WINTER MAXX 02

ダンロップ WINTER MAXX 02 の特徴new

  • カテゴリー:スタッドレスタイヤ(WM02)
  • サイズ:13~19インチ
  • 扁平率:80~40%
  • 発売:2016年8月

タイヤ性能

 ダンロップ「WINTER MAXX 02(ウインターマックス ゼロツー)」は同社史上最高傑作スタッドレスを謳う製品です。ハイスペックモデルとして従来品「WINTER MAXX」とは差別化を図ります。

 一方「WINTER MAXX」はベーシックモデルとしての役割に徹します。違いを明確にするため2016-2017年シーズンから「01」が付き、「WINTER MAXX 01」へ改称しました。因みに「DSX-2」はコンパウンド進化でスタンダードの位置付けです。

 昨シーズンはヨコハマ「iceGUARD 5」が「PLUS」進化を果たしており、正直出遅れ感がありました。しかし、一転して今シーズンは「WINTER MAXX 02」への注目が高まります。

ダンロップ史上No.1

 「WINTER MAXX 02」の主張点は、ダンロップ史上No.1の 氷上性能 と 長持ち(効きの長持ち+ライフの長持ち)です。時代によって異なる性能特性の訴えは技術進化によるもの。特に氷上性能(アイス性能)は進化レベルが著しい。更に長持ちとは高度な効きを持続出来る、そして装着寿命をも向上させている。これエコに繋がる訳です。

 氷上性能の効きに最大影響を及ぼすのは、特殊ゴムとパターンデザインです。今回新たに開発したのが、新材料開発技術 4D NANO DESIGN による 超密着ナノフィットゴム と、MAXXグリップパターン です。

 超密着ナノフィットゴム は、従来の ナノフィットゴム から進化したもの。ゴム全体は強く接地面だけ柔らかいのが特徴です。マクロレベルでブロック剛性を高め、ナノレベルで凍結路面の微細な凹凸にしっかり密着し、氷上ブレーキ性能を従来よりも12%向上させています。

 また MAXXグリップパターン では、独自のサイピング技術 MAXXシャープエッジ を17%増量、氷に対する引っ掻き成分が増加し氷上性能向上へ繋げます。17%の意味は、例えば205/55R16なら従来1ブロック6本のサイプから7本へ増加しています。増加した多くのエッジ成分がアイス路面をしっかり引っ掻き、氷上ブレーキ性能とコーナーリング性能の安定性を生み出します。

 更に雪路でも効果的に雪をつかみ雪上トラクション性能が向上しています。雪柱せん断力 と言われるこの性能、角 や 交差点 を増やし氷上性能と同時に効きを実現します。

 そして長持ちです。新たに新素材を使った抜けにくい新軟化剤 しなやか成分 を採用します。ゴムが硬くなるのは走行により中から軟化剤であるオイルが抜けてしまうから。そこで採用されたのが、まわりのポリマーと結合し抜けにくい新軟化剤です。これによりゴムのしなやかさを維持します。

 100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」の開発で培ったバイオマス技術を進化させ、新開発した高機能バイオマス材料を生み出しました。長期間ゴムのしなやかさを維持し、凍結路面で優れた氷上性能を長期間持続する主成分、ということらしいです。

 他にも接地面積指数の向上を掲げドライでの安定性、プラスしてウェットでも排水性を高め従来品4%向上効果を謳います。性能チャートからは、氷上、効き、雪上、ドライ、ウエット、ライフ全てに従来を上回り、特に氷上ブレーキ性能と効き長持ち性能の大幅な向上が読み取れます。

アイス性能は密着を強化

 これまで氷上性能は除水の効率化による密着が最大主張点でした。今回「WINTER MAXX 02」では路面の目に見えないほどの細かな凹凸に対して、密着の有効性を取分け強調しています。

 しかしながら、効きへ繋がる工程は除水して密着がセオリーです。その密着では路面の細かな凹凸にも密着度を高める、ということかと。因みに密着度は20%も向上しているという。住友ゴム系は撥水による除水を主としており、これはこれで評価を得ていたかと。除水・密着、進化の過程で強調項目は変わります。

サイズ設定数もハイスペック

 最後にサイズについて触れておきたい。圧巻の91サイズを実現します。軽カーからミニバン、そしてプレミアムまでフォローします。軽カーやコンパクトカーだってハイスペックモデルの選択が可能です。車種によりタイヤレベルを変えるのではなく、初心者や雪道に不慣れな人ほどハイスペックモデルを装着すべき、と考えます。

インプレッション

Regina さん
【購入年月】
2016年12月
【装着車種】
日産 モコ
【装着サイズ】
165/65R13
【評   価】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3
【インプレッション】

全体的にバランスよく作られておりドライ・ウェット路面でカーブをオーバースピードで侵入してもよくグリップしてくれる。ただし、サイドの剛性が低いのでVRXと比較するとグニャグニャした感覚がある。また、トレッド面に関してもゴムが柔らかいのでドライ・ウェットが多い地域はエッジが丸まってしまい雪上・氷上での安定性が若干ながら損なわれる。それ以外は一本当たりの価格がVRXと大差がなかった(購入時一本当たり2000円差)。 価格がもう少し安ければ総じてバランスのとれたタイヤになるのではないかと思う。

(2017/1/30)

詳細情報・購入

(2016.9更新)

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