グッドイヤー EfficientGrip SUV の特徴

　グッドイヤー「EfficientGrip SUV」は、欧州グッドイヤーが開発したオンロード用プレミアムSUVタイヤです。従来品となる「WRANGLER HP」に対して、静粛性、乗り心地、グリップ性能の大幅な向上実現を訴えます。乗用車化、ハイパフォーマンス化が進行する現在のSUV事情に配慮し、その特性に沿うよう開発されたことが強調されています。

　「EfficientGrip SUV」の静粛性は Quiet Tread Technology を採用することで実現しています。パターンノイズとロードノイズを大幅に抑制するもので、グッドイヤーSUVタイヤ史上最高の静粛性を謳います。

　トレッドパターンは接地圧の最適化、そして5つのリブ全体に多数のスリットを採用した最新パターンを開発、ドライブレーキ、ウェットブレーキ双方で向上を果たします。更にブロックの歪みや変形を最少にコントロールする高追従性トレッド構造、サイドウォールは異なる角度の2プライ構造を採用し、ねじれ剛性 が強化され操縦安定性への貢献を示します。

　「EfficientGrip SUV」は、これら最新技術の投入で走りと快適性の極上さを訴えることになります。過去スタンダードカテゴリーへの「EfficientGrip」の導入では、低燃費タイヤとしての性能を誇りました。その影響下にある「EfficientGrip SUV」と捉えますので、低燃費性能への拘りも感じたいところです。

　なお「EfficientGrip SUV」はサイズによりサイドウォールデザインが異なります。更に2015年シーズンから「EfficientGrip ECO EG01｣の発売により、サイズ補完としての役割に退きます。