グッドイヤー EfficientGrip。タイヤの特徴について。

   グッドイヤー EfficientGrip の特徴

efficientgrip
  • タイヤカテゴリー:スタンダードタイヤ 
  • タイヤサイズ:14〜18インチ
  • タイヤ偏平率:65〜40%
  • 左右非対称パターン
  • 低燃費タイヤ
  • ラべリング制度対応

 タイヤ性能

 グッドイヤーでは、欧州グッドイヤーで発売しているエコタイヤ「EfficientGrip」を、日本国内でも導入しています。


 このタイヤの性能について確認していきます。

タイヤテクノロジー

 グッドイヤー「EfficientGrip」は、欧州で発売されている従来品「Excellence」の後継とされ、トレッドパターンは左右非対称パターンを継承、各リブの剛性バランスを向上、パターンの改良も行われているそうです。既存のスタンダードタイヤ「GT−HYBRID」との比較では、転がり抵抗が25%も向上しているようです。


 「EfficientGrip」は、「Fuel Saving Technology」の採用で、タイヤの転がり抵抗の低減を実現し、トレッドコンパウンド自身に頼らず、タイヤ構造と構造材料を改良することにより達成しているそうです。

 また、トレッドコンパウンドは、ウエットグリップの向上だけの改良が行われ、これにより、ドライとウエットのグリップ性能を落とさずに、転がり抵抗の低減が実現されていることも謳っています。


 タイヤカテゴリーとしては、スタンダードタイヤに位置付けられ、導入されるサイズは限定ですが、広範囲での普及を目指しサイズ拡大は急がれるところです。

タイヤインプレッション

 グッドイヤー「EfficientGrip」は、欧州グッドイヤーからの輸入品であり、国産タイヤとは一味違うタイヤの印象が持たれるようです。どちらかと言えば、ミシュランの「ENERGY SAVER」に近いような感じかもしれません。


 国産のエコタイヤは、転がり抵抗の低減を得るために、積極的にコンパウンドの改良や新素材の導入を実施しているのに対して、「EfficientGrip」はそれに頼らない技術を採用しています。

 これは、やや先進的イメージからは距離があるような印象も覚えますが、メーカーにおける数値では随分転がり抵抗は低減されているようです。


 また、スタンダードレベルでありながらかなり進化したタイヤであることは明らかであり、乗り心地、快適性など従来品を越えた性能が十分感じられるのではないでしょうか。ラベリング制度にも対応し、低燃費タイヤとしての性能も期待できそうです。

 欧州製のタイヤは、慣らしを終えたころ本来のタイヤ性能の滑らかさが発揮される傾向にありますので、「EfficientGrip」においてもじっくりとタイヤ性能を感じることで、満足の度合いは高まるような気がします。

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