アジアンスタッドレスタイヤ比較 2017-2018

stud

 アジアンタイヤ、価格の安さは性能以外で特性にもなる。スタッドレスも同様の捉え方で受け入れが進みます。いまの走行環境ならこの性能レベルで十分、という判断にプラスして、価格の安さで購入されるケースが多いのでは。

 国内市場はアジアンメーカーにとって非常に魅力的です。ここに反応し製品展開は、スタンダードからプレミアムまでを謳うなどラインアップの充実が進みます。性能に対するイメージはそれまでを覆し、期待感を抱くケースが増えています。

 またメーカーでは、日本の雪質を理解すべく北海道を拠点に開発テストを実行します。雪国での日常的使用を想定したヘビーユーザーから、都会派ユーザーまで幅広く対応し、日本専用設計を謳うなど製品レベルの向上を強く印象付けています。

 国内導入に際しては、懸案となることが多いサイズ設定もフォロー範囲が拡大しています。装着したくてもサイズが無い、というこれまでの残念さは解消されつつありそうです。

(2018.7更新)
【TOPICS】

2017-2018 ラインアップ全体の特徴

stud2

 2017-2018年シーズンも従来通りの展開としながらも、詳細に触れると興味が湧きますね。まずは、NANKANG の強調からでしょう。更なる特性に触れ向上を強烈にアピールします。

 NANKANG は「SN-1」から「ESSN-1」への移行が完了。その結果いまや NANKANG に留まらず、アジアンスタッドレス全体でも牽引する役割が期待されています。

 対して NEXEN、過去2トップを誇った時が懐かしい。現在は施策の変更で、やや話題性に欠け寂しさが感じられます。一見ラインアップが縮小にも見えますが、ここはしっかり最新も掲載します。「WINGUARD Snow'G WH2」がそれ、ただサイズ拡大を急ぐべきかな。

MOMO の人気

 興味深いのは MOMO です。NORTH POLEシリーズとして、乗用車用上位モデルを謳う「NORTH POLE W-2」とSUV/4×4専用の「SUV POLE W-4」から構成されます。軽カーやコンパクトカーをフォローする「NORTH POLE W-1」はフェードアウトになったけれど、ブランド認知から興味は継続するはず。

アジアンタイヤ1st.

ken_kr3602

 一方、アジアンタイヤ1st.を謳い独自性を打ち出すのが Hankook、KUMHO、そして KENDA など(NEXEN はまだ2nd.にしている)。

 最も注目するのは KENDA です。全体でも「ESSN-1」と同等、いやそれ以上の興味を得ている? 国内への投入は「ICETEC NEO KR36」の1つだけながら、トップレベルの人気は今シーズンも続くはずです。

 Hankook は、昨シーズン登場した「Winter i*cept iZ2A」が2シーズン目、真価が問われそう。不安なのはサイズ展開、今シーズン新たな設定が見られるけれど市場にマッチしているかやや不安です。

 KUMHO は「WINTERCRAFT ice Wi61」と、新たな投入のSUV/4×4専用「WINTERCRAFT SUV WS61」で望みます。冬用タイヤは WINTERCRAFT で統一、グローバルブランドとして世界共通です。

ユーザーの視点も厳しくなる

 安さとこのレベルなら、で勢いを得たアジアンスタッドレス、しかし実際性能面での見極めも進みます。中にはスタッドレスとしては難しいかな、も無い訳じゃありません。ここを高性能、と謳っても厳しい。ピンキリの性能差はメージャーよりも更に大きい。淘汰は勢い進みます。

ズバッといった製品も

 昨シーズン最大進化を実現した結果、興味がそうでもなかったブランドが存在します。またフェードアウト間近の雰囲気など正直半端でしょ、なのは魅力に繋がりません。従ってここは迷わずズバッといきました。MAXTREK、OVATION、MAXXIS、NITTO などラインアップから削除しています。残念だけどショウガナイ・・

メーカー別性能比較

NANKANG(ナンカン)

nan_image01

 NANKANGのスタッドレスは、それまでの「SN-1」からアシメトリック(左右非対象)デザインを採用した「ESSN-1」へ移行、これにより全体を牽引する役割を担います。

 また SVシリーズは比較的容易な環境での走行に方向付けされます。都市型タイプ、と言い換えることも出来そう。「SV-2」は従来を維持するも新たに「SV-3」を投入、徐々に移行が進むのでは。更には「ICE-1」も投入され展開は一新、活性化が再燃します。

 SUV/4×4専用の「SV-55」は昨シーズン以上に注目。都市型SUV、いやCUVをターゲットに展開の拡大を図っています。そうサイズ数のアップです。これ非常に重要なこと、サイズ数の拡大=強化ですから。


NANKANGフラッグシップとしての先進性を誇る
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3
  • 4
  • 3

「ESSN-1」はアシメトリック(左右非対称)デザイン採用により、冬のあらゆる路面環境において安定、信頼性能を謳う。従来品に比べより先進技術を強調し高性能を訴え、国内におけるNANKANGスタッドレスの更なる拡大を狙う。

性能詳細は NANKANG ESSN-1 の特徴 で確認を。
アイストラクションを謳う方向性
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 2

方向性のある左右対称パターンを採用し、アイストラクションを強化し対象をセダンやスポーツへ向けている。既存の「ESSN-1」や進化した「SV-3」との違いを明確化し新たな役割を貫徹する。

性能詳細は NANKANG ICE-1 の特徴 で確認を。
V字パターンが更に進化し洗練化
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 4
  • 4
  • 2

従来品「SV-2」の後継となるスタッドレス。V字パターンの特性を継承しながらもサイプの刻みが洗練化、全体的なレベルアップを強く感じる仕上がりになっている。目指すのはグローバルでの有効性。

性能詳細は NANKANG SV-3 の特徴 で確認を。
ドライ、ウェット性能での優位性を得る
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 3
  • 4
  • 3

2011シーズンから導入が開始された。従来の「SV-1」の基本形状を踏襲しつつより繊細さを得た。円周V字四溝設計 による進化で、氷雪性能そしてドライへの拘りが謳われる。その効果によるアップグレード感は相当大きい。

性能詳細は NANKANG SV-2 の特徴 で確認を。
SV-55(SUV/4×4用)
NANKANG期待の最新性能を搭載する
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 4
  • 4
  • 3
  • 4
  • 2

縦溝は4本で溝面積比36%を誇り排雪性への効率化を図る。ショルダーにはパターンブロック同士をリンク、刻まれるペレット型サイプは雪路、そしてアイス路面でグリップ力を高める。

性能詳細は NANKANG SV-55 の特徴 で確認を。

ATR RADIAL(エーティーアール ラジアル)

atr_winter

 「Winter 101」は ACブランドを経て、ATR SPORTブランドへ移行します。そして近年は ATR RADIAL と更なる変更がなされました。なので最新の国内正式名称は、ATR RADIAL ATR SPORT「Winter 101」になるのかな? 何か変!

 黎明期から既に登場している製品として熟成は進みます。スポーツタイヤの名作?「ATR SPORT」の影響を大いに感じることで、好意的な印象を得ています。インドネシア製のスタッドレスなんて・・ という当初の戸惑いは大分払拭されたのでは。

 但し、これに続く展開がそろそろ欲しい。グローバルでは「Winter 101X」など見られます。国内へのラインアップとして拡充が果たせれば絶対的な注目は得られる、と思います。


スポーツタイヤの名作「ATR SPORT」の影響あり
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 3
  • 3
  • 4

インドネシア製スタッドレス。スポーツタイヤの「ATR SPORT」の流れを汲む為に性能に対する期待は大きい。国内や海外メジャーメーカーのスタッドレスを思わせるような雰囲気がある。

性能詳細は ATR SPORT Winter 101 の特徴 で確認を。

NEXEN(ネクセン)

nexen

 昨シーズンから見られた NEXEN ラインアップの劣化、2017-2018年シーズンはどうよ? が最大の興味です。

 WINGUARDシリーズは、アイス性能への拘りを強める「WINGUARD ICE」、ドライ・ウェットでの価値を見出す「WINGUARD SPORT」、そしてSUV/4×4専用の「WINGUARD ICE SUV」に変化はありません。

 注目はシリーズ上位の「WINGUARD Snow'G」がフェードアウトしたけれど、代わって登場したのが「WINGUARD Snow'G WH2」です。しかし、従来とは方向性に変化が見られ、雪路でハイパフォーマンスを示すもアイスでは標準化、主張最大はドライ、ウェットの大幅な向上です。ここ気にしてみたい。


アイス性能への拘りが製品名となる
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3

アイス性能の追求を訴えるのが「WINGUARD ICE」。名称からも特徴の把握が出来そう。斜めや縦にも走る複雑化した形状を採用するサイプ、氷を引っ掻くエッジ効果を増大させ、効きへの可能性高めるのでは。

性能詳細は NEXEN WINGUARD ICE の特徴 で確認を。
WINGUARDシリーズで走りを極める派生モデル
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 4
  • 4
  • 5
  • 3
  • 3

ミドルクラスを装着対象にした WINGUARDシリーズの高性能モデル。トレッドデザインが特徴となり高性能スタッドレスの雰囲気も感じさせる。但し SPORT を謳う特性はドライ、更にはウェットの高さが主張点となりそう。

性能詳細は NEXEN WINGUARD SPORT の特徴 で確認を。
都市型ハイパフォーマンスで走りを極める
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3

「WINGUARD Snow'G」からの進化、というよりも起点として新たな方向性へ向かう。メーカーによる性能指針は雪路でハイパフォーマンスを示すもアイスでは標準化、しかし主張最大はドライ、ウェットの大幅な向上。

性能詳細は NEXEN WINGUARD Snow'G WH2 で確認を。
WINGUARD ICE SUV(SUV/4×4用)
「WINGUARD ICE」からの派生でSUV/4×4専用を果たす
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3

「WINGUARD ICE」からの派生。WINGUARDシリーズの中で氷上性能強化に望むのが「WINGUARD ICE」であり、SUV/4×4にもこの性能を搭載する。従来の「WINGUARD SUV」からの特性も当然ながら受け継ぐ。

性能詳細は NEXEN WINGUARD ICE SUV の特徴 で確認を。

HIFLY(ハイフライ)

hi_winter

 HIFLY(ハイフライ) が国内導入を果たしたのは、まずスタッドレス「Win-turi 212」から。中国工場で生産し、北米、欧州など世界各国で販売されるグローバル製品です。

 日本へはアメリカに拠点を置くユニコーンタイヤ社によって供給され、日本輸入販売店となるのが オートウェイ です。

 中国工場とは、Shandong Hengfeng Rubber & Plastic Co.,Ltd(山東恒豊ゴム&プラスチック有限公司)のこと。北米や欧州など世界80余りの国や地域に進出しているのは結構凄い。そのブランドが HIFLY となる。

 製品特性はトレッドパターンに国産タイヤにも通じるような洗練さが感じられるも、当初は詳細がいまひとつ見えて来ませんでした。しかしながら、夏タイヤで注目ブランドにも挙がるとスタッドレスにもその動き見られるようになりました。


左右非対称パターン採用ながら価格重視の展開
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3
  • 4

「Win-turi 212」への期待は雪路性能では。トレッドデザインに頼る特性でも一定レベルまで期待したい。比較的アジアンスタッドレスでもこの点は評価を得ているところ。あとは価格の安さに対する妥協か。

性能詳細は HIFLY Win-turi 212 の特徴 で確認を。

ZEETEX(ジーテックス)

zeetex

 ZEETEX(ジーテックス)は、ドバイを拠点にしている大手タイヤディーラーである ZAFCO のPBです。

 PBタイヤは世界的には珍しいものではありません。国内でも積極導入が果たされており既に見慣れた展開です。ZEETEX の国内導入は当初スタッドレス「S100」からだったのでは。PBを主張し更に安価な設定が魅力になりました。

 ラインアップは「S200」を上位に、スタンダードの「S100」、更に低燃費やウェットの向上を示す「Z-ICE1000」、そしてSUV/4×4・LT(ライトトラック)などを対象とする「Z-ICE2000C」も投入されています。

 そして2017-2018年に向けては、新たな製品「WP1000」が導入されています。ただ展開はまだ最小サイズに留まります。今後の状況を見定め掲載を検討します。

 
「S200」は左右非対称パターン採用
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 4
  • 3
  • 3
  • 3
  • 4

ZEETEXのスタッドレスタイヤラインアップでのポジショニングは、「S100」のスタンダードに対して「S200」はその上位に位置されるイメージ。左右非対称パターン採用の「S200」は、アイス路面への適応を向上させていると捉える。

性能詳細は ZEETEX S200 の特徴 で確認を。
スタンダードスタッドレスが基本
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 4
  • 3
  • 3
  • 3
  • 4

「S100」は、アジアンスタッドレスタイヤの中ではスタンダードレベルと評価されそう。トレッドデザインは縦への溝が4本、ブロックにもサイプとは別に縦へ太めの溝が刻まれており、排水効果への期待感を伺わせる。

性能詳細は ZEETEX S100 の特徴 で確認を。
コンパクトカーをターゲットに先進性を強調するスタンダード
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3
  • 4

パターン化されたサイプにより縦方向への効きを謳う。縦溝は4本、排水性の向上は意識されているかと。左右非対称パターンの採用ではドライ性能への貢献が期待される。都市型の訴えが響くのでは。

性能詳細は ZEETEX Z-ICE1000 の特徴 で確認を。
Z-ICE2000C(SUV/4×4用)
SUV/4×4、LTまでを対象とする
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3
  • 4

SUV/4×4、LTなどを対象とする。トレッド面は台形型のセンターブロックが2列に配置され、個々に一定方向のサイプが刻まれている。前後への効きはそれなりにというレベルになるのでは。

性能詳細は ZEETEX Z-ICE2000C の特徴 で確認を。

MOMO(モモ)

momo

 MOMO(モモ)はイタリアのアフターパーツメーカーです。それが何故タイヤを? 同社の沿革によると、ブリヂストン・ピレリ・ミシュラン・コンチネンタル等のOEM供給をしているイタリアのタイヤ製造会社 UNIVERGOMMA社の傘下になったのが転機だという。

 これによりレーシングシーンでの高い認知を誇る MOMO ブランドの構築が進んだ、要はタイヤへ目を向ける施策が取り入れられた、ということらしい。タイヤブランドとしての MOMO がこうして誕生したのです。

 スタッドレスラインアップは 乗用車用上位モデルを謳う「NORTH POLE W-2」、そしてSUV/4×4専用の「SUV POLE W-4」から構成されます。今シーズン、軽カーやコンパクトカーをフォローする「NORTH POLE W-1」はフェードアウトになりました。


MOMOシリーズの上位モデルを強調する
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 4
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3

「NORTH POLE W-1」がスタンダードにポジショニングされるのに対して、「NORTH POLE W-2」は左右非対称パターンによる効果を謳い上位モデルとしてターゲット層をよりプレミアム車種へ向ける。

性能詳細は MOMO NORTH POLE W-2 の特徴 で確認を。
SUV POLE W-4(SUV/4×4用)
SUV対応として左右非対称パターンを採用
-オートウェイ-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 4
  • 3
  • 3
  • 3
  • 2

MOMO のSUV/4×4専用スタッドレスが「SUV POLE W-4」。左右非対称パターンを採用、IN・OUTで異なる性能への対処を目指し最適化、ブロックの倒れ込みを抑制し剛性向上を果たす。

性能詳細は MOMO SUV POLE W-4 の特徴 で確認を。

KENDA(ケンダ)

ken_winter

 台湾メーカーは日本国内で活発な展開が見られます。世界ランキング規模で確認すると、MAXXIS はトップ10にも入る、KENDA は25位前後、NANKANG は45位前後、FEDERAL は60位前後。

 KENDA(ケンダ)は中国語では「建大」となります。1962年の設立、従業員数は1万人以上。台湾、中国、ベトナムに計6工場が稼動し、アジア、北アメリカ、ヨーロッパなど150ヶ国以上に輸出するグローバル事業を展開します。

 ラインアップはプレミアム、コンフォート、ミニバン、SUV、そしてスタッドレスなどから構成されます。相応の種類が存在しタイヤ選択の期待感は高まります。スタッドレスへ注目すると「ICETEC NEO KR36」となる。これが一定評価を得ています。

 当サイトのコンテンツランキングでは昨シーズンにトップを獲得、これほどの注目は予想外で正直驚くばかりです。ただ今シーズンは実績を経ての動きだし、十分その維持が図れそうでは。


台湾メーカーKENDA。日本の雪路とアイス路での安定性能
-楽天市場-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 5
  • 3
  • 3
  • 4
  • 4

KENDAが日本の雪路とアイス路での安定性能を謳い投入した最新スタッドレス。従来からの進化レベルは見た目からも強く感じられる。INとOUTの得性能を使い分ける器用さはアジアンタイヤレベルを超えるか。

性能詳細は KENDA ICETEC NEO KR36 の特徴 で確認を。

Hankook(ハンコック)

han_winter

 Hankook(ハンコック)はアジアンタイヤとして最も高性能と、捉えるべきでしょうね。

 しかしながら、性能レベルの飛躍的向上でも国内メーカーとの比較ではいまひとつ物足りなさがあるんです。特にスタッドレスは、先進技術追求レベルの差が大きいのでは。アイス性能と低燃費、更には寿命という相反性能の高度な両立、ここが難しい。

 スタッドレスラインアップは日本で開発した日本専用設計を謳います。昨シーズン登場した「Winter i*cept iZ2A」のコンセプトは、日本の厳しい冬の雪道でも、より安全にドライビングの楽しさを提供する、です。

 また「Winter i*cept IZ」、そしてSUVからミニバンまでをフォローする「Dynapro i*cept」が投入されています。残念ながら「Winter i*cept」はフェードアウトです。

 Hankookのスタッドレス展開は相応の歴史を誇ります。「Winter i*cept」の前が「ICEBEAR W604」、更には「Winter Radial W400」もありました。今日までの3世代程の進化を果たしているかな。新シーズンはどうだろう?


日本の為に開発されたスタッドレス
-楽天市場-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 5
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3

日本の冬を極限まで研究し、日本の為に開発されたのが「Winter i*cept IZ 2A」。Hankookスタッドレスとして初の左右非対称パターンを採用、IN、OUTそれぞれに役割を持たせ効きへの可能性を最大限向上させた。

性能詳細は ハンコック Winter i*cept IZ 2A で確認を。
北海道で研究開発された日本専用スタッドレス
-楽天市場-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3
  • 3

「Winter i*cept IZ」は従来品「Winter icept」の後継。北海道で研究・開発された同社初の日本専用スタッドレスタイヤが強調されている。また、ドライハンドリング、ウェットハンドリングの優秀さを誇る。

性能詳細は ハンコック Winter i*cept IZ の特徴 で確認を。
Dynapro i*cept(SUV/4×4用)
SUVからミニバンまでをフォローする専用スタッドレス
-楽天市場-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3

「Dynapro i*cept」はSUVからミニバンまでをフォローする専用スタッドレスを謳う。独自の SCCT理論 と、ニューシリカコンパウンドの配合により、氷雪路面でのトラックション性能とブレーキ性能を訴える。

性能詳細は ハンコック Dynapro i*cept の特徴 で確認を。

KUMHO(クムホ)

kum_winter

 アジアンタイヤとして Hankook(ハンコック) に続くのが KUMUHO(クムホ) です。

 2014年に登場した注目の冬用タイヤの新ブランド WINTERCRAFT(ウインタークラフト) には驚いた。その製品である「WINTERCRAFT ice Wi61」は、それまでの日本専用設計からグローバル商品での意向を打ち出します。

 KUMUHO は冬用ブランドとしていくつかの変遷を辿ります。国内で注目が増したのは MARSHAL(マーシャル) を冠した「ICE KING」でした。KUMHO MARSHAL「ICE KING KW21」がその製品です。

 次いで日本進出30年相当の実績から培われた技術の集積を謳う I'ZEN(アイゼン) を冠した「I'ZEN KW31」が続きます。SUV用として「I'ZEN RV KC15」も投入されました。

 そして WINTERCRAFT に到達します。冬用タイヤは WINTERCRAFT で統一され、グローバルブランドとして世界共通になるのだという。更に2017-2018年は、SUV/4×4専用にもブランドが波及します。

 登場したのは「WINTERCRAFT SUV WS61」です。SUV専用パターンを採用し車種特性に対応します。但し、初年度はサイズ展開が消極的です。ここが残念・・


WINTERCRAFT は冬用タイヤのグローバルブランド
-楽天市場-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 5
  • 4
  • 4
  • 4
  • 2

WINTERCRAFT はグローバルブランドとして世界共通。氷路走行を意のままに を訴えるスタッドレス。左右非対称パターンを採用し、アイス性能への強化点は 3Dサイプ、アラミドファインファイバー、スポイト型サイプ の3つ。

性能詳細は KUMHO WINTERCRAFT ice Wi61 で確認を。
WINTERCRAFT SUV WS61(SUV/4×4用)
WINTERCRAFT 待望のSUV専用タイヤ
-楽天市場-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 5
  • 4
  • 4
  • 4
  • 2

KUMHO が放つグローバルスタッドレスブランド WINTERCRAFT のSUV専用タイヤ。3Dサイプ、アラミドファインファイバーをトレッドゴムに配合した特殊繊維配合ゴムを採用。コンパウンドの配合を最適化、氷雪路に加えより摩耗に強いゴムへと進化。

性能詳細は KUMHO WINTERCRAFT SUV WS61 で確認を。

FEDERAL(フェデラル)

federal

 FEDERAL(フェデラル)が本格的に国内スタッドレス市場に製品投入を図ったのが、HIMALAYAシリーズ。これまで地味に展開していたものの、決して注目されるレベルには到達していない。

 そこに登場した乗用車用「ICEO」は、日本専用設計を謳い、日本の冬環境と雪質を徹底的に研究し開発したものだというから期待が高まります。

 日本マーケットのために特別開発された新しいコンパウンド、アイス路面での水膜除去など最新にも通ずる高性能さをこれでもか、と強調します。夏タイヤのような注目を得ることが可能なのか興味深い。

 国内市場で夏タイヤ 595シリーズなどハイグリップタイヤのイメージが定着し、相応の評価を得ているはずの FEDERAL ながら、スタッドレスに対しては地道で貪欲なアピールが欠けていたのでは。その結果、これへのイメージが想像以上に低かった。

 しかしながら、台湾製に対する評価が上がる中で、スタッドレスでも後塵を拝する位置では納得いかん、ですよね。そう思ったかどうかは別として、NAKNKANG、MAXXIS、KENDA など熾烈な台湾メーカーによる争いで FEDERAL の本気を感じてみたい。


日本専用設計を強烈にアピール
-楽天市場-
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3
  • 4
  • 2

日本の冬環境と雪質を徹底的に研究し開発した最新技術。範囲はコンパウンドから構造・パターンデザインなど多岐に渡る。その結果、日本専用設計を謳いHIMALAYAシリーズ最新高性能を強調する。

性能詳細は FEDERAL HIMALAYA ICEO の特徴 で確認を。

スタッドレスタイヤリアルレポート

 NANKANG「ESSN-1」を購入し装着しました。雪路、アイス、シャーベット、ドライ、ウェットなど様々な走行環境を体感しインプレッションをお届けします。信頼性への導きは可能か? アジアンスタッドレスの興味最大化へ向けてその性能に迫ります。

winter

スタッドレス&ホイールセット

 価格的な魅力を打ち出すアルミホイールを、アジアンスタッドレスとのセットで掲載します。掲載アルミホイールはデザインへの拘りと軽量化も図られ、そして何と言ってもコストパフォーマンスに優れています。

winter

関連情報

【東北地方】冬用タイヤ装着状況調査 2017
【北海道】冬用タイヤ装着状況調査 2017