アジアンスタッドレスタイヤ比較 2016-2017

アジアンスタッドレスタイヤ比較 2016-2017

stud

 価格の安さはアジアンタイヤに対して追い風となり、アジアンスタッドレスの魅力も価格であることは既に周知のこと。このレベルであれば自身の走行環境には十分、という判断にプラスして、価格への割り切りで購入されるケースが多いのでは。

 しかしながら、近年アジアンメーカーの製品展開はグローバルを強化、スタンダードからプレミアムまでを謳うなどラインアップの充実度が非常に高く、スタッドレスの投入も当然の流れです。性能の高まりはそれまでのイメージを覆し、期待感が抱かれるケースが増えています。

 スタッドレスでは、日本の雪質を理解すべく北海道を拠点に開発テストを実行、雪国での日常的使用を想定したヘビーユーザーから、都会派ユーザーまで幅広く対応し、日本専用設計を謳うなど製品レベルの向上を強く印象付けています。

 国内導入に際しては、懸案となることが多いサイズ設定もフォロー範囲が拡大しており、装着したくてもサイズが無い、というこれまでの残念さはかなり解消されつつあります。

(2016.10更新)

■ アジアンスタッドレス メーカー別性能比較

 性能比較表は各メーカー別に専用ページを構築しましたので、以下のリンクから確認をお願いします。(SUV/4×4スタッドレスタイヤも同一ページで展開しています)

*性能評価バーは各カテゴリー内での評価を対象としています。他のカテゴリーとの評価を比較するものではありません。
*性能評価バーはタイヤメーカー等の指針を参考にしたものであり、タイヤの絶対的な性能を示すものではありません。

スタッドレスタイヤリアルレポート

 NANKANG「ESSN-1」を購入し装着しました。雪路、アイス、シャーベット、ドライ、ウェットなど様々な走行環境を体感しインプレッションをお届けします。信頼性への導きは可能か? アジアンスタッドレスの興味最大化へ向けてその性能に迫ります。

winter

スタッドレス&ホイールセット

 価格的な魅力を打ち出すアルミホイールを、アジアンスタッドレスとのセットで掲載します。掲載アルミホイールはデザインへの拘りと軽量化も図られ、そして何と言ってもコストパフォーマンスに優れています。

winter

【2016-2017 ラインアップ全体の特徴】

stud

 今シーズンも従来通りの展開としながらも、詳細に触れると過去最高のラインアップが確認出来ます。まずは、NANKANG、NEXEN の2トップが際立つ位置で製品強調を図ります。ただこの2つ、微妙な方向付けとなってるのは今シーズンの特徴です。

 NANKANG は「SN-1」から「ESSN-1」への移行が更に進みます。その結果いまや NANKANG に留まらず、アジアンスタッドレス全体でも牽引する役割が期待されており、それに耐えられるのか今シーズン真価が問われそう。

 対して NEXEN、やや話題性に欠け寂しさが感じられるのは気のせいか。ラインアップがかなり狭められた印象です。決してフェードアウトにはなっていないけれど、明らかに縮小への動き感じられるんです。

 面白い動きにあるのが MOMO かな。NORTH POLEシリーズとして、乗用車用上位モデルを謳う「NORTH POLE W-2」、軽カーやコンパクトカーをフォローする「NORTH POLE W-1」を構成します。ブランド認知は高いけれど製品は地味、このギャップが予想外の興味となっているのか。

 以下、ZEETEX、HIFLY、MAXTREK など個性的な製品がラインアップされています。そうそう ATR RADIAL も忘れてはいけません。以上が オートウェイ による国内導入製品です。

 一方、アジアンタイヤ1st.を謳い独自性を打ち出すのが Hankook、KUMHO、そして KENDA など。最も注目するのは KENDA です。NANKANG や NEXEN などを加えた全体でも「ESSN-1」と同等、いやそれ以上の興味を打ち出します。国内への投入は「ICETEC NEO KR36」の1つだけながら、トップレベルの人気は今シーズンも続くはずです。

 もうひとつ、FEDERAL が本格的に製品投入を図ります。「HIMALAYA ICEO」として日本専用設計を謳い、日本の冬環境と雪質を徹底的に研究し開発したものだというから、期待しましょう。その他、NITTO、MAXXISなども昨年同様の展開です。

 メジャーメーカーに対していろんな面で面白い。これまで動きの鈍さに閉口することが多かったのも事実ながら、製品主張と国内重視度を探ると従来を超える魅力が感じられます。2016-2017年は過去最高のラインアップが実現し魅力も伴う、と思います。

価格と性能のバランス

stud

 以前TVニュースで取り上げられていたのがアジアンタイヤの国内シェア。タイヤ業界の推定値として2008年が韓国製4%、台湾製2%程だったそう。それから結構経ちました。最近では実店舗の販売でも全体の25%位を占めるようなところも出てきているという。

 タイヤは安全性、快適性、低燃費などの追求で高性能に勝るものはありません。国内外のメジャーメーカーのスタッドレスは最新技術が惜しげもなく投入された、正に高性能です。ただ高性能になればなるほど高価であることは間違いありません。

 タイヤを取り巻く環境は、数年ほど前の金融危機による不況の影響から購入の考え方に変化が見られます。性能や用途が最も重要視され価格はその次と思う。そこからタイヤの国籍などへの興味は薄く、重視するのは絶対的な価格の安さを求める層が一定レベルで見られるようになりました。

 影響を与えたのはアジア地域や新興国を中心としたメーカーです。そうアジアンタイヤになる訳です。スタッドレスでも捉え方は同じ。

 ただアジアンタイヤとスタッドレスの関連性に違和感を覚える人が居るでしょう。製品の多くは国内外のメジャーメーカーに対する劣勢、正直否定出来ません。ブロックとサイプによる基本効果に委ねゴムの柔らかさを維持する素材配合は主張されても、それ以上の先進性を謳うにはまだ時間が必要です。

 その結果、雪路で雪を噛む性能はそこそこ評価されるものの、アイス性能には限界もあるかな。また夏タイヤに比較して性能差が比較的大きい、と言われることから、絶対的価格重視はどうかと思う。そのバランスに長けた製品を求めるのがいいのでは。

【東北地方】冬用タイヤ装着状況調査 2016
【北海道】冬用タイヤ装着状況調査 2016
アルミホイール
ホイール比較
タイヤ情報
  • タイヤ情報
  • タイヤに関する情報を幅広く独自の観点から伝えるブログ。
タイヤ動画
  • タイヤ動画
  • テキストでは感じることができない動画ならではの情報が満載!
▲TOPへ
▲TOPへ戻る