アジアンエコタイヤ性能比較表

アジアンエコタイヤ性能比較表

eco

 エコタイヤは環境性能に優れたタイヤとも言われます。タイヤの転がり抵抗を低減させることで燃費向上を図ります。

 低燃費、のみは飽くまでもエコの一面でしかない。素材の改良により廃棄等で発生するCO2の排出量削減に貢献するタイヤも出現しています。エコロジーのエコであるのなら多面的要素を受け入れたい。エコノミーだってある。

 転がり抵抗の低減技術は各メーカーにより特徴があります。基本技術としてはタイヤ重量を軽くしたり、コンパウンド等の素材改良により発熱を抑制するなど、実現技術は多彩です。第2世代を迎える低燃費タイヤは、エコタイヤの進化から出現し、タイヤの性能要件が公平に確認出来るようになりました。

国内低燃費タイヤに対応

 このようなエコタイヤ事情で、アジアンタイヤにもようやくその流れが見えて来ました。アジアンタイヤの中でブランド展開が区別される ハンコック と クムホ は、国内低燃費タイヤのラベリング制度で規定を満たすタイヤが発売されています。

 一方 NANKANG や NEXEN などの2ndグループも、エコタイヤへの拘りが見られるものの、実投入には限界も多い。性能追求では曖昧さも見られまだまだ課題は多いと感じます。タイヤのラベリング制度導入など、世界的に転がり抵抗低減タイヤの受け入れが形成されている現在、グローバル展開を進めるアジアンタイヤもその流れへ乗り遅れるわけには行きません。

 そこに登場したNEXEN「N'blue HD Plus」の低燃費タイヤ化は、非常に好感を得るのでは。国内規定を満たす拘りに取り敢えずの評価をしておきたい。

 このようなタイヤを取り巻く背景ながら、絶対的なラインアップ形成はまだ最小レベルです。肝心の性能も基本性能重視という印象。アジアンエコタイヤに対する期待は増しており、確実なエコを謳う製品出現が課題です。

2016年の特徴

 現在のライナップは、NANKANG「ECO-2+」と低燃費タイヤの規定を満たしたNEXEN「N'blue HD Plus」の2製品止まりです。エコや転がり抵抗低減を特徴に添えている製品は比較的多い。しかし、実性能に対する根拠が曖昧です。

 カテゴリーライナップで最小展開は決して理想では無いけれど、取って付けたようなエコはどうだろう? なかなか掲載実現には至らない。

 柔軟な見方をすれば、微視的追求として低燃費タイヤ、それを取り囲む巨視的展開がエコタイヤ、というニュアンスを受け入れます。また、エコ=低燃費、だけではない。転がり抵抗低減がエコタイヤ、ではなくトータル的なエコがタイヤに関するエコの本質、とも考えます。

 いずれにしてもここに括られる製品は決して多くは無いけれど、カテゴリー維持には更なる拡大が必要です。

(2016.4更新)

アジアンエコタイヤ性能比較

*性能評価バーは各カテゴリー内での評価を対象としています。他のカテゴリーとの評価を比較するものではありません。
*性能評価バーは商品販売先等の評価を参考にしており、タイヤの絶対的な性能を示すものではありません。

NANKANG

「ECO-2」の後継。コンパウンド技術の向上を訴える
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 3
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3

「ECO-2」の後継。独自配合によるシリカをコンパウンドに採用しポリマーの連結により転がり抵抗低減、ウェットグリップの向上も実現。センターリブの両サイドに配置されるブロック構造を踏襲し、エネルギーロスの低減へ貢献する。

詳細は NANKANG ECO-2+ の特徴 で確認を。

NEXEN

NEXEN 初の国内低燃費タイヤ。待望の登場!
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
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従来品「N´Blue HD」を低燃費タイヤ化したものが「N´Blue HD Plus」かと。注目のラベリング制度は、転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「a」(「b」「c」)。価格的にもこれまでのアジアンタイヤを踏襲している。

詳細は NEXEN N'blue HD Plus の特徴 で確認を。
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