第10回 高速走行の実施!

n6000 高速走行

 NEXEN「N6000」お待たせの高速走行ですが、やっと実施しましたのでその感想をお届けします。


 天候は曇り、時折小雨がちらつく中、NEXEN「N6000」を装着した愛車アコード ユーロRは、高速道路約100kmほどを走行。日々、それほど高速道路を利用する機会はないので、私自身も久しぶりの高速運転です。

 さて、早速その状況を報告します。まずはゲートを抜け、合流までやや急なRのコーナーを3速3,000回転、約60kmのスピードで抜けていきます。タイヤが食いつくような感触は、非常に気持ちよさを感じます。そして、4速で100kmまで上げ合流。この時には、ハンドル操作に対する不安感も無く安定した感触です。

 直ぐに5、6速に入り、100kmをキープ。しばらくそのままです。路面状況も良く、これといった変化は感じません。しかし、しばらくすると道路の継ぎ目が現れます。ひとつ超え、2つ超え、3つ超えると微妙に跳ねる感触が残ります。これは衝撃の吸収が鈍いのかもしれません。

 更に路面の微妙なうねりもあり、それまで一般路では感じなかった安定性への回復に、ややルーズさが見られるようです。

高速道路 SA

 途中サービスエリアへ入ります。100kmから一気に40km以下へ減速、強い踏み込みでギューと効いている感触です。今まで減速では、ブレーキに対する違和感を伝えていたのですが、踏み込みの程度によって印象は異なるのかもしれません?



タイヤチェック

 また、高速走行でのタイヤ状況も気になりましたので確認しましたが、トレッド面やサイドウォールなど異常な箇所は見られませんでした。全体的には、静粛性は路面にかなり左右され、古く粗い路面ではそれまでよりもノイズの響きが気に掛かります。乗り心地は、違和感を感じるほどではありませんが、硬めの印象は一般路よりも強いような気がします。

 今回、タイヤとしての信頼性を疑うようなレベルにはないと感じましたが、より快適性をイメージした場合は、気にかかる点が多いかもしれません。但し、今回の走行は、高速で如何にタイヤを感じることができるのか、より集中した中で実施しました。 もし、条件が異なり、楽しい雰囲気の中で走行した場合、先に触れた点はなんら気にならないという人もいるかもしれません。

 NEXEN「N6000」は、これでようやく1,500km以上になりました。今まで、走行条件を変え、その都度感じることをお伝えしてきましたが、ある程度の成果は出せたと感じています。ただ、飽くまでも個人的な印象の域は脱しておらず、その理解の上で参考にして下されば幸いです。

 なお、NEXEN「N6000」は、今後ライフ(寿命)に関して拘っていきたいと考えますので、摩耗や劣化などの点で気が付いたらまたお伝えする予定です。  つづく

2009.7.24

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