アジアンスタンダードタイヤ性能比較表

アジアンスタンダードタイヤ性能比較表

standard

 スタンダードカテゴリーは、基本性能と経済性をバランスよく併せ持つタイヤの標準モデルをラインアップします。

 サイズバリエーションが豊富で、軽カーからコンパクトカー、ミニバンやセダンまで幅広い車種フォローを可能とするのが特徴です。しかし、コストパフォーマンスに優れた性格ながら飽くまでも標準性能重視で、際立ったタイヤ性能の高さを求めることは困難です。

 アジアンスタンダードカテゴリーは、近年プライベート(PB)タイヤを謳う傾向に流れています。グローバルで大手と言われるタイヤディーラーが、中国やインドネシア等で製造した製品を展開します。

 現状は実績を示す銘柄が多く、先入観だけで評価判断出来ないレベルにあります。利点を活かし価格の安さを主張、そして相応の性能が魅力となり受け入れられているのでは。

(2017.2更新)

カテゴリーの役割は価格追求か?

eco_atr_k

 従来からアジアンスタンダードカテゴリーの役割は、やはり価格追求がメインでした。

 しかし、PBタイヤを謳う製品の出現によりメーカー主導は影が薄くなっています。その為に性能主張を図り価格一辺倒からの脱却を図ります。

 ただそれに耐えられる製品の出現が決して多くない実情もあり、残念ながらメーカー主導の製品は限定的です。

 PBタイヤの狙いは隙間を突くこと、その結果スタンダードにおける展開は独壇場の様相を呈しています。価格追求はユーザーにとって効果があるのは間違いない。競い合うことで更なる安さ期待出来るかも。しかも性能向上が図られるなら尚いい。

 ここが難しいところで、安さ一辺倒では不安が無い訳ではない。タイヤが果たすべき役割は様々で重要です。この要求を満たした上で価格へ向かうのが理想です。

2017年のラインアップが凄いことになっている!

 2017年は更に価格追求が進んだ印象を強めます。挙げるなら HIFLY、ZEETEX、RADAR が筆頭になりそうです。

 この3つを 195/65R15(いずれも1本当たりの価格、2017年1月現在)で比べてみました。

HIFLY「HF201」→ 2,460円
ZEETEX「ZT1000」→ 2,240円
RADAR「RPX800」→ 2,590円

 この価格どうよ、というレベルでは。正に驚く低価格の実現です。しかも軽カーサイズなら 2,000円 を切り 1,000円台 も実現します。

 更には MINERVA、MOMO、そして今シーズンから新規で掲載する OVATION が続き、カテゴリー内での存在感を主張します。いずれも Made in Chinan であったのは過去、現在はインドネシア、タイなども製造国として名を連ねます。

 こうなると NANKANG、ATR RADIAL、NEXEN などやや魅力が薄れているのはショウガナイ。これらがカテゴリーの活性化に重要な役割を果たしていますので。しかし、主張は価格以外も重要です。ここがポイントかな。

 安かろう悪かろう から この価格でこの性能なら十分、という価値を見出す結果になることが重要である、と思います。

タイヤ情報

アジアンスタンダードタイヤ性能比較

*性能評価バーは各カテゴリー内での評価を対象としています。他のカテゴリーとの評価を比較するものではありません。
*性能評価バーは商品販売先等の評価を参考にしており、タイヤの絶対的な性能を示すものではありません。

NANKANG

コンフォート並みの性能を誇るNANKANGの自信作
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3

メーカー指針はコンフォートタイヤとしてのポジショニング、でもサイズ設定やタイヤ性能からはスタンダードタイヤの位置付けがフィットする。コストパフォーマンス重視でタイヤ選択を考えている人に最もお勧めなタイヤのひとつでは。

詳細は NANKANG CX668 の特徴 で確認を。
ホワイトレターで演出したスタンダード
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 3
  • 4
  • 3

導入サイズは13~14インチが中心、軽カーやコンパクトカーに向けられたサイズ展開。基本性能を踏襲しタイヤへ見た目の個性を求めるなら結構いい。耐磨耗性に優れた特殊コンパウンドを採用、コストパフォーマンス向上を謳う。

詳細は NANKANG N-729 の特徴 で確認を。

ATR RADIAL

経済性への貢献を謳うスタンダードタイヤ
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3
  • 4

転がり抵抗を抑える貢献度の高いデザインを採用、しかも低価格という2つの面から経済性を訴える。サイズ設定は軽カーからコンパクトカーが中心となるのでは。「ATR-K SPORT」との関連はあるのかなぁ?

詳細は ECONOMIST ATR-K の特徴 で確認を。

NEXEN

トータルに優れたスタンダード
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3

基本性能重視を唱えながらも快適性能と走りの高さを特徴としているスタンダードタイヤ。エコへの姿勢を示す中で多様性を持たせ、スタンダード領域への興味を高める。そこに誕生したのが「N'priz SH9J」。

詳細は NEXEN N'priz SH9j の特徴 で確認を。
 

HIFLY

スタンダードとしてのフォロー拡大
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 4
  • 3
  • 5

軽カーからミドルセダン、ミニバンまでの装着を推奨。スタンダードとしてのポジショニングを探る。パターンは3本のストレートグルーブと2本のセンターリブが特徴。排水効果と直進性、ハンドリングの安定性を訴える。

詳細は HIFLY HF201 の特徴 で確認を。
 

ZEETEX

標準性能を訴える正統派スタンダード
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3
  • 3
  • 5

ZEETEXブランドの標準性能を訴える最新タイヤ。グローバル商品として認知、更には評価を得、ボリューム展開への期待を背負う。スペインのイディアダ(IDIADA)試験場で評価テストを受け結果を公表している。

詳細は ZEETEX ZT1000 の特徴 で確認を。
 

MOMO

グリップ性能と環境性能を高次元で融合
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 3
  • 4
  • 4
  • 3
  • 4

OUTRUNシリーズはコンフォートに配置される「M-3」が筆頭となりプレミアムパフォーマンスを強調。対して「M-2」はスタンダードカテゴリーで基本性能を発揮、ミドルクラスを支える性能を主張する。

詳細は MOMO OUTRUN M-2 の特徴 で確認を。
軽カーやコンパクトカーへの得意性を訴える
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 4
  • 4
  • 3
  • 4
  • 4

トレッド面は3本溝、この狙いはショルダーブロックの幅を確保すること。3本溝によりトレッド面の接地面積を確保、路面接地を均等化、駐車場等での据え切りや街中での小回りで発生する偏摩耗等を抑制。

詳細は MOMO OUTRUN M-1 の特徴 で確認を。

RADAR

貴重な左右非対称パターンを採用。静粛性への期待高める
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 3
  • 3
  • 4

スタンダードカテゴリーでは貴重な左右非対称パターンを採用。OUT側では主にコーナリング性能に対する貢献を高め、センターリブとの効果で高速安定性を謳う。また、IN側では排水効果を高め、ウェットでのグリップ性能を訴える。

詳細は RADAR RPX800 の特徴 で確認を。
 

MINERVA

スタンダードカテゴリーに配置。標準性能を意識する
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 4
  • 3
  • 5

HP=ハイパフォーマンス、UHP=ウルトラ・ハイパフォーマンス、これにより「EMI ZERO UHP」が上位になる。左右で異なる非対象パターンを採用、偏摩耗を抑制し静粛性とニュートラルなハンドリング性能を実現。

詳細は MINERVA EMI ZERO HP の特徴 で確認を。

OVATION

基本性能重視のスタンダード
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 4
  • 3
  • 4

「VI-682」は基本性能重視のスタンダードに括られる。主張はコンフォートに傾倒するも、全体的な展開バランスを考慮すれとスタンダードの追及がベストマッチ。これにより性能レベルの期待を高める。

詳細は OVATION VI-682 の特徴 で確認を。
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