アジアンスタンダードタイヤ性能比較表

アジアンスタンダードタイヤ性能比較表

standard

 スタンダードカテゴリーは、基本性能と経済性をバランスよく併せ持つタイヤの標準モデルです。

 サイズバリエーションが豊富で、軽カーからコンパクトカー、ミニバンやセダンまで幅広い車種フォローを可能とするのが特徴です。しかし、コストパフォーマンスに優れた性格ながら飽くまでも標準性能重視で、際立ったタイヤ性能の高さを求めることは困難です。

 アジアンスタンダードカテゴリーは、近年プライベート(PB)タイヤへの傾向を強く感じます。様々な国の大手といわれるタイヤディーラーが、中国やインドネシア等のメーカーで製造しています。価格の安さは強烈ながらタイヤ性能に関する情報は限定的です。

 それでも実績を示している銘柄も見られ、PBタイヤという先入観だけで評価判断できなくなりそうな気配も感じています。例えば ZEETEX、ドバイのタイヤディーラーが中国で製造しています。利点を活かしまずは価格の安さを主張、それによる注目はやはり魅力となって受け入れられます。但し、性能に関する期待はそれなりであることは踏まえるべきかと。より割り切ったタイヤの使用を求める人向けであると言えそう。

PB出現による既存製品の変化

 これまでのアジアンスタンダードカテゴリーでも、やはり価格追求はメインでした。PBタイヤの出現で従来からの製品はやや影が薄くなっています。その分タイヤ性能へ注目される傾向は増しており、価格一辺倒からの脱却を図ります。

 ただそれに耐えられるタイヤの出現が決して多くない実情もある。元々スタンダードにポジショニングされるタイヤそのものが限定的でしたので。結局PBタイヤはその隙間を突いたといえるのでは。今後の展開はこのままPBタイヤの独壇場となるのか、それともメーカー系タイヤが復活するのか注目されるところです。

 ユーザーにとってはプラス効果を期待します。競い合うことで性能向上が図られ、更に価格競争も展開されるなら理想。今シーズンもPBタイヤの隆盛が続くものと思われますが、そのあり方は注目です。

2016年の特徴

 2016年のスタンダードカテゴリー、PBタイヤと新興メーカーの投入を果たしています。ZEETEX、HIFLY は既に実績を持ちワンランク上のポジションを得ています。ここを目指すのが MINERVA、MOMO です。

 いずれも Made in Chinan ならではの価格を備えながらも、ターゲット層の括りを変えてラインアップにおける個性を演出します。通り一遍の構築に魅力を与える注目製品となること期待されます。

 従来の NANKANG、NEXEN にやや魅力が薄れているのはショウガナイ。RADAR、ZEETEX、HIFLY、MINERVA、MOMO の展開は、活性化を呼び戻す上で重要な役割を果たします。低価格を謳う上で中国との関わりは外せない。しかし、メーカーとして、またPBブランドとしての主張も重要です。ここがポイントかな。

 安かろう悪かろう から、この価格でこの性能なら十分、という価値を見出す上で、標準性能を主とするスタンダードカテゴリーは指針となりそうです。

(2016.4更新)

アジアンスタンダードタイヤ性能比較

*性能評価バーは各カテゴリー内での評価を対象としています。他のカテゴリーとの評価を比較するものではありません。
*性能評価バーは商品販売先等の評価を参考にしており、タイヤの絶対的な性能を示すものではありません。

NANKANG

コンフォート並みの性能を誇るNANKANGの自信作
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 5
  • 4
  • 4

メーカー指針はコンフォートタイヤとしてのポジショニング、でもサイズ設定やタイヤ性能からはスタンダードタイヤの位置付けがフィットする。コストパフォーマンス重視でタイヤ選択を考えている人に最もお勧めなタイヤのひとつでは。

詳細は NANKANG CX668 の特徴 で確認を。
ホワイトレターで演出したスタンダード
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 3
  • 4
  • 3

導入サイズは13~14インチが中心、軽カーやコンパクトカーに向けられたサイズ展開。基本性能を踏襲しタイヤへ見た目の個性を求めるなら結構いい。耐磨耗性に優れた特殊コンパウンドを採用、コストパフォーマンス向上を謳う。

詳細は NANKANG N-729 の特徴 で確認を。

NEXEN

トータルに優れたスタンダード
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3
  • 4
  • 4

幅広の3本構成のストレートグルーブが特徴。効率的な排水効果を狙い、ウェットでのブレーキングに自信を示す。PBタイヤとは異なりメーカーが訴えるタイヤ性能は信頼への導きが高まっている。価格も魅力あるか。

詳細は NEXEN N'priz SH9j の特徴 で確認を。

FEDERAL

最新技術である「TTIC」によるパターンデザインが特徴
-楽天市場-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4

最新技術である TTIC によるパターンデザインが特徴とされ、コンフォートタイヤとして特に快適性、耐久性そして省燃費効果が謳われている。更に静粛性と偏磨耗にも貢献する質の高さを訴える。

詳細は FEDERAL FORMOZA FD1 の特徴 で確認を。

ATR RADIAL

経済性への貢献を謳うスタンダードタイヤへ注目
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 3
  • 4
  • 4
  • 4
  • 5

転がり抵抗を抑えた燃費に貢献度の高いデザインと、低価格の2つの面から経済性を訴える。スタンダードレベルとして主に軽カーへの装着が推奨される。街乗りでの快適性に得意性を示し、このカテゴリーへの貢献には十分。

詳細は ECONOMIST ATR-K の特徴 で確認を。

RADAR

貴重な左右非対称パターンを採用。静粛性への期待高める
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
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  • 4
  • 4
  • 3
  • 4

スタンダードカテゴリーでは貴重な左右非対称パターンを採用。OUT側では主にコーナリング性能に対する貢献を高め、センターリブとの効果で高速安定性を謳う。また、IN側では排水効果を高め、ウェットでのグリップ性能を訴える。

詳細は RADAR RPX800 の特徴 で確認を。
 

ZEETEX

ZEETEXブランドの標準性能を訴える正統派スタンダード
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
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  • 3
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ZEETEXブランドの標準性能を訴える最新タイヤ。グローバル商品として認知、更には評価を得、ボリューム展開への期待を背負う。スペインのイディアダ(IDIADA)試験場で評価テストを受け結果を公表している。

詳細は ZEETEX ZT1000 の特徴 で確認を。
 

HIFLY

アジアンタイヤの代名詞。継続的人気を誇る正統派スポーツ
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3
  • 5

軽カーからミドルセダン、ミニバンまでの装着を推奨。スタンダードタイヤとしてのポジショニングを探る。パターンは3本のストレートグルーブと2本のセンターリブが特徴。排水効果と直進性、ハンドリングへの訴えが響いている。

詳細は HIFLY HF201 の特徴 で確認を。
 

MINERVA

スタンダードカテゴリーに配置。標準性能を意識する
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 3
  • 4
  • 4
  • 3
  • 5

HP=ハイパフォーマンス、UHP=ウルトラ・ハイパフォーマンス、これにより「EMI ZERO UHP」が上位になる。左右で異なる非対象パターンを採用、偏摩耗を抑制し静粛性とニュートラルなハンドリング性能を実現。

詳細は MINERVA EMI ZERO HP の特徴 で確認を。
 

MOMO

グリップ性能と環境性能を高次元で融合
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 4
  • 3
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3

OUTRUNシリーズはコンフォートに配置される「M-3」が筆頭となりプレミアムパフォーマンスを強調。対して「M-2」はスタンダードカテゴリーで基本性能を発揮、ミドルクラスを支える性能を主張する。

詳細は MOMO OUTRUN M-2 の特徴 で確認を。
軽カーやコンパクトカーへの得意性を訴える
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
  • 3
  • 4
  • 4
  • 3
  • 4
  • 3

トレッド面は3本溝、この狙いはショルダーブロックの幅を確保すること。3本溝によりトレッド面の接地面積を確保、路面接地を均等化、駐車場等での据え切りや街中での小回りで発生する偏摩耗等を抑制。

詳細は MOMO OUTRUN M-1 の特徴 で確認を。
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