ヨコハマ DNA Earth-1。タイヤの特徴について。

   ヨコハマ DNA Earth-1 の特徴

dna earth-1
  • タイヤカテゴリー:コンフォートタイヤ 
  • タイヤサイズ:13〜20インチ
  • タイヤ偏平率:65〜30% 
  • 低燃費タイヤ
  • ラベリング制度対応

 タイヤ性能

 ヨコハマ「DNA Earth-1」は、ヨコハマタイヤが気合を入れて作った上質のエコタイヤです。その技術は、オレンジオイルの配合により転がり抵抗の低減とコンフォート性能の向上を高次元で両立させています。


 このタイヤの性能について確認していきます。

タイヤテクノロジー

 ヨコハマ「DNA Earth-1」は、ヨコハマの従来品「DNA ECOS」と比較して、転がり抵抗値が21%も低減されているそうで、車の燃費性能が大きく向上していることの証となり、省燃費性の高さそして運動性能についても訴えています。


 「DNA Earth-1」の性能は、ヨコハマの最高性能エコタイヤと言われた「DNA dB super E-spec」のコンパウンド技術を応用したもの。

 これは、シリカ配合のコンパウンド「ナノパワーゴム」をベースに、発熱の少ない天然ゴムの比率を高め、更にゴムをしなやかにする「オレンジ」の皮から抽出した「オレンジオイル」を配合、Earth-1専用「ナノパワーゴム」として実現されているのだそうです。


 また、オレンジオイルにより得たゴムのしなやかさは、ミクロレベルで密着性を向上、路面にできる細かい隙間にもゴムがしっかり密着し、接地面積の拡大を図りグリップに貢献するそうです。

 「DNA Earth-1」のトレッドパターンは、構造も新開発され、省燃費性能に大きく貢献しながら、ウェットでのグリップ力、乗り心地、静粛性などの向上も謳われています。


 これにより、同社の「DNA」ブランドの中でも、特に省燃費性能とウェット性能については、訴えが強いようです。

タイヤインプレッション

 ヨコハマの究極のエコタイヤ「DNA dB super E-spec」は、性能的優位性は揺るがないものの、如何せんエコタイヤに見られるタイヤサイズの絞込みによる汎用性の無さが、マイナス要因です。15インチ、16インチ合計3サイズでは、ハイブリッド車などの限られた車種しか対応できません。

 このことから、ヨコハマ「DNA Earth-1」は、様々な車種へ対応できるサイズバリエーションの拡大を図ることでそれとの差別化をしています。


 では、ヨコハマ「DNA Earth-1」の実際の評価はいかがか。確認してみると、目立つところではやはり静粛性と乗り心地です。

 特に乗り心地は、高速での段差超えによく感じるパコパコ音が、ポコポコ?音に変わった錯覚のように感じ、その後のドシンと感じる振動がかなり柔らかい衝撃に変わっているようだという声が聞かれます。


 また、ハンドリングはややルーズな印象で、レスポンスの良さというより、ひいき目に見て素直な性能に感じるということ。直進安定性は標準的。グリップ感は、高速道路に合流する時のRのきついコーナーでは、グイっと食い付くような高性能さは無いようですが、それでもずりずり逃げていくようなことはなく安定している方だと評価されています。

 転がり抵抗の恩恵は、「転がる」感触が感じることが出来るようです。ブレーキングで、以前より踏み込みの深さが必要であると感じる。アクセルOFFとブレーキのタイミングは早めに反応したほうが良いという印象。


 ワインディングでは、登りは軽快ですが、下りは、Dレンジのままであると通常と比較してブレーキを踏む回数が多くなるように感じるという好評価も見られます。

 そして、低燃費タイヤとしての進化では、タイヤの転がり抵抗係数は上から3番目の「A」、ウェットグリップ性能は上から2番目の「b」と3番目の「c」です。


 「DNA Earth-1」は、エコタイヤのコンフォートタイヤカテゴリーでは先駆者的存在ですが、昨年からの低燃費専用タイヤに比較するとやや見劣り感は否めないかもしれません。それでも、コンフォートタイヤとしての評価は高いと判断できそうです。

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