ヨコハマ　ＤＮＡ　ｍａｐ　ES340。タイヤの特徴について。

　ヨコハマ「ＤＮＡ　ｍａｐ　ＥＳ３４０」は、快適性に優れたミニバン専用タイヤです。ヨコハマには、プレミアムミニバンタイヤに属する「ＧＲＡＮＤ　ｍａｐ」が存在しますが、この「ＤＮＡ　ｍａｐ　ＥＳ３４０」は、コンフォート性能とともに運動性能も得意とすることで差別化が図られているようです。

　このタイヤの性能について確認していきます。

　ヨコハマ「ＤＮＡ　ｍａｐ　ＥＳ３４０」は、より静粛性の追求が訴えられていますが、これは同社のサイレントパターンテクノロジーにより実現されているようです。このパターンは、各ブロックの両端の角を斜めにカットし、ショルダーブロック内には細幅グルーブが採用され、磨耗時に大きくなりがちなパターンノイズの抑制と、車体の下に響くパターンノイズに効果を発揮するそうです。

　また、ロングライフへの期待は、ｍａｐ専用の「ナノパワーゴム」がゴムのしなやかさを引き出すことで実現されているそうです。これは、転がり抵抗の低減にも役立ち、エコタイヤとしての性能も備えていることになります。

　更に、左右非対称パターンを採用することで、ミニバン特有のふらつきや偏磨耗にも対応し、走りに対する効果を追及しているそうです。

　ヨコハマ「ＤＮＡ　ｍａｐ　ＥＳ３４０」の評価ですが、静粛性については、その感じ方が2分されるようです。かなり静かになったという評価と、サイレント設計を謳うわりにうるさいという異なる評価が見られます。

　交換前のタイヤ、そして車種によってその感じ方は随分異なるようですが、ヨコハマのミニバンタイヤシリーズ「ｍａｐ」は、静粛性に優れていることが評価ポイントのひとつであると感じていましたが・・・。

　運動性能は、比較されるトーヨー「ＴＲＡＮＰＡＴＨ　ＭＰ４」より優れていると言う印象が持たれているようです。走りに対する信頼性は高く、スポーツミニバンタイヤ並みの性能が期待できるのではと想像します。

　しかし、「ＴＲＡＮＰＡＴＨ　ＭＰ４」は、コンフォート性能には随分優れており、それを上回るような評価は難しいかもしれません。

　省燃費性については、燃費性能の向上が明らかと言うような評価も見られますが、実際は運転の仕方やその他条件によっても異なるでしょうから実際は如何か？

　しかし、惰性で進む時の感覚的なものは感じることができるでしょうから、その点から見て従来品に比べれば転がり抵抗の低減が図られていると評価できるよう。

　ヨコハマ「ＤＮＡ　ｍａｐ　ＥＳ３４０」は、価格的な面でも期待できるようですので、その点でもお勧めのミニバンタイヤなのでは。