Ultraはハイレベルなパフォーマンス
- カテゴリー:スポーツコンフォート
- サイズ:16~18インチ
- 扁平率:60~45%
- 発売:2017年2月
- 2件のインプレッション
快適な乗り心地とオールラウンドな性能を実現する方向付けになる。主張される特徴はウェットとグリップ、そして静粛性の3点。コンパクトカーからプレミアム、ミニバンまでをターゲットにする。
製品情報
コンチネンタルでは、アジア太平洋地域市場に向けられた第6世代となる製品として、「ComfortContact CC6」と同時投入を図ったのが「UltraContact UC6(ウルトラ コンタクト ユーシー6)」です。
「UltraContact UC6」は新たな製品ラインアップを謳います。いずれも2016年9に中国・浙江省で発表されました。アジア太平洋地域市場向けを謳うのは中国が中心です。市場規模、重要性が日本を大きく上回るということかと。それに関連付けられた日本市場、の位置付けなら寂しい。
新たなラインアップとなる「UltraContact UC6」は、16 ~ 18インチのサイズ領域で展開します。車種対応はコンパクトカーからプレミアム、ミニバンまでをターゲットにしています。
実はこれが非常に悩ませる。コンパクトカーも謳うならスタンダードカテゴリー? と思うもサイズ設定からすると違うな。もっと上位では。ならプレミアム? ここには「ContiPremiumContact 5」が配置済みだし、2017年には「PremiumContact 6」が投入されました。
Ultra(ウルトラ)の名称はハイレベルなパフォーマンスを意味するという。快適な乗り心地とオールラウンドな性能を実現する方向付けです。結論、オールラウンドに反応しコンフォートに配置‥ するも再考しスポーツコンフォートで性能両立を強調しましょ!
そして2023年シーズン、第7世代「UltraContact UC7」を投入しました。本筋はこっちへ移行です。2024年シーズンはこのラインアップの熟成を図ります。
主張点は3つ
主張される特徴はウェットとグリップ、そして静粛性の3点に集約されます。まずウェット路では、斜めに配置されたアクアチャネルが水膜を縦溝に排水し、ここに追加されたアクアドレナージによって水を集約。トレッド内部に繋がる排水チューブによって水を縦溝に排出するウォータースライダーシステムの構築で、ハイドロプレーニングを抑制しウェットグリップ性能を高めます。
またダイヤモンドエッジパターンの採用は、ブレーキング時のブロックの巻き込みを防止し接地面積を確保、制動距離の短縮を図ります。ウェットでもサイドウォール方向に効率的排水に貢献し、ウェットブレーキ向上に繋げます。
コンパウンドにはグリップを高める短鎖ポリマー(グリップポリマー)と、耐摩耗性に優れた長鎖ポリマ(マイレージポリマー)の2種を適宜最適化するセルフアダプティブコンパウンドを採用し、グリップと耐摩耗性を両立します。
そして静粛性は、タイヤ縦溝内の空気によって発生する騒音波(気柱共鳴音)を遮断するノイズブレーカーの強化バージョンであるノイズブレーカー2.0を採用し、騒音レベルの更なる低減を図ります。
サイズ・購入
インプレッション
- 投稿数 【2】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.0
- 4.5
- 4.0
- 4.5
- 4.5
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
乗り心地はサイドウォールに柔軟性があり、細かな凹凸を吸収してくれるようで、軽快な乗り心地です。ただ、少々ゴム臭さを感じ、少々気になります。
静寂性については、ノイズはあるのですが「ゾー」というあまり耳障りでは無い音です。
寿命は相当良さそうで、現時点でもパターンを維持しています。決して丁寧に使っているわけではなく、高速もよく使うのですが減りません。
その中で一番のお気に入りはサイドウォールデザインです(笑)。幅広くお勧めできます。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命