ContiComfortContact CC5 の後継
- カテゴリー:コンフォート
- サイズ:13~16インチ
- 扁平率:70~50%
- 発売:2017年2月
- 5件のインプレッション
「ContiComfortContact CC5」の後継。同社の第6世代となり、アジア太平洋地域のニーズとドライビング環境を徹底的に理解し設計されている。主張点は高い静粛性と快適な乗り心地、耐摩耗性。
製品情報
コンチネンタル「ComfortContact CC6(コンフォート コンタクト シーシー6)」は「ContiComfortContact CC5」の後継です。同社の第6世代製品となり、アジア太平洋地域のニーズとドライビング環境を徹底的に理解し設計されているという。
ただアジア太平洋地域市場向けを謳うのは中国が中心です。市場規模、重要性が日本を大きく上回る、ということかと。それに関連付けられた日本市場、なんですかね。発表は2016年9に中国・浙江省で行われました。
「ComfortContact CC6」は初期こそ13 ~ 18インチの全32サイズで展開されました。ただ最新は13 ~ 16インチの範囲ながらラインアップ数には縮小が見られます。
主張点は高い静粛性と快適な乗り心地、耐摩耗性の3つです。実現には ハーモニックコンフォートチャンバー、ゼロデシベルイーター、ウィスパーコンパウンド の3つの最新技術を採用しています。
3つの最新技術
まず静粛性から。クルマのマフラーにも使われる ヘルムホルツ共鳴器 の原理に基づいて開発されたのが ハーモニックコンフォートチャンバー です。パターンのIN側に配置され不快な騒音周波数を効果的に排除します。
縦溝内の空気によって発生する騒音波(気柱共鳴音)を軽減するのが ゼロデシベルイーター、独自形状の突起物が空気を分散させノイズ低減を図ります。
ウィスパーコンパウンド は、特殊ポリマーの採用で減衰効果を持たせ路面の凹凸に密着、衝撃を吸収し滑らかな回転で快適な乗り心地を実現します。更にポリマー同士の強力な連鎖によって耐摩耗性の向上を果たします。
コンパクトカーもフォロー
従来品「ContiComfortContact CC5」は、ターゲットをコンパクトカーへ向けスタンダードコンフォートレベルに留まります。13 ~ 16インチのサイズを備えるも15インチに厚みを持たせた展開でした。
一方「ComfortContact CC6」は、ミドル、コンパクトカーを中心に特色を再強調。スタンダードコンフォートの位置付けは踏襲します。ただ残念、最新は「ComfortContact CC7」へ移行します。世代進化はかなり興味です‥
サイズ・購入
インプレッション
- 投稿数 【5】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.1
- 3.9
- 4.5
- 4.3
- 4.0
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
乗り心地と安定性の整合する空気圧セッティングが出ない事、段差通過時のガキゴキと脚に負担がかかっている異音からのインチダウンです。
独特なトレッドパターン、コンチブランドも1度は試したかったのでCC6を選定しました。
しっとりまったりねっとりやわらか…こんなタイヤですね。
かといって、D社のEC系譜のようなヘナヘナ感はなく、シッカリ系安心感も感じられ、乗り心地に関しては誰もが満足出来ると思います。
音に関しては、非常に静かです!これに尽きるでしょう!
続いてネガな印象になります。
ウェット路で美点は見出せません。
全くダメとは言いませんが、手薄感・実際のグリップ、欧州発信のタイヤとしては思いのほかウェットは強くないです。
この辺だけは期待しない方がイイです。
それから、インチダウンによって失われた55タイヤのシッカリガッシリ感は致し方ないですが、こういう面はトレードオフなので…
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
高速道路に入っても穏やかな印象は変わらず、路面のうねりも適度にいなしてくれるので修正舵に神経を使うことなくリラックスできます。濡れた路面でも不安を感じることはありませんが大雨で水溜りができるようになると手応えは薄れてきます。
燃費は純正装着のエコピアEP150に対し4%ほど落ちましたが、得られた快適性の代償と考えれば十分メリットがあります。
目立つ弱点はなく街乗り中心の方にはお勧めのタイヤですが、高速利用が主体の私としては直進性をもう一段上げてほしいところです。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
走行600kmのため寿命は3としています。2年履いた国産コンフォートタイヤ2種類のゴムの塊のような乗り心地からある程度解放されました。滑らかな転がり具合です。前出の2種類も良いタイヤだったのですが、車重が軽いのか突き上げが酷かったものが、空気の入ったタイヤがそこにありサスペンションの一部の働きをしてくれているようです。突き上げは決して少なくはないのですが、フィルターが掛かった感じです。音は前出の特化した物と比べても引けを取りません。圧倒的な静かさではありませんが。グリップ・制動に関しては通常の運転では全く問題ないです。雨天時含めて。燃費も12.4から13.6km/Lへ向上。滑らかな転がり方から何となく納得し実感できてます。ショックアブソーバーを2万km前に交換(ノーマルのまま)していますので、全てタイヤの影響と考えています。タイヤサイズから選択の余地が少なく悩んでいましたが良いものを見つけました。一言で言うと滑らかですが、がっしりしたタイヤ。アタリがもう少し柔らかければ満点です。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
全体的にはしっかりめのコンフォートタイヤといった感じです。静粛性や乗り心地がすごく良いわけではなく、すべて中の上レベルでまとまっているといった感じでしょうか。よって欠点は感じられませんが、圧倒的な静粛性等を期待してはいけません。走りはしっかりしていてコンフォートタイヤにありがちなヘナヘナ感は全くありません。ただ、レスポンスは穏やかで、この辺はコンフォートタイヤらしい感じはします。サイドウォールのデザインが秀逸で、カッコいいですよ!