カーメイト BIATHLON EZ×FIT（イージーフィット）の特徴

製品情報

　カーメイト「BIATHLON EZ×FIT(イージーフィット)」は新型非金属タイヤチェーンを謳います。走行によりタイヤに自動でフィットするセルフフィットリールを2つ搭載することで、力をほぼ使わないスムーズ取付を実現。また、環境に配慮した構造・収納ケースを採用しているという。国内製造、JASAA認定品です。

　2018年に発売した「BIATHLON SELFIT」でセルフフィットリールを製品化。ワイヤーを引き伸ばし巻き取り状態に。後方からトレッドを差し込み均等に被せます。車を移動させることで表裏一体のワイヤーが同時に巻き取られ、自動的にフィットする仕組みです。

　締め付けるハンドル等の工具不要、そしてタイヤ裏のフックを繋ぐのも不要で作業性が向上しているというシステムでした‥ しかしながら、不具合により製品の自主回収がアナウンスされてしまいました。

　そこでこれを改良小型化し新たな投入を果たしたのが「BIATHLON EZ×FIT」です。セルフフィットリールを2か所にし、取り付け手順やトレッド仕様などを見直すことで、よりスムーズにタイヤへフィットするよう改良。

　また、環境への配慮から表側の金属パーツやスパイクピンを削減。制動力が維持できるようタイヤへのフィット感やトレッドのリブを深くするなど形状も見直しました。

　ということで、従来品となるのは2009年に投入された「BIATHLON Quick EASY」、実質これの後継になるかと。

セルフフィットリール＝自動締め付け

　タイヤへの装着時に2か所のリールのワイヤーを伸ばし、先端のフックに接続し巻き取り操作をするだけです。走行と同時にワイヤーを巻き取るセルフフィットリール＝自動締め付けを可能にしました。締め付けるハンドル等の工具も不要で、従来モデルに比較し装着から走り出しがよりカンタン×カイテキになりました。

　タイヤの形状に合わせた立体構造の3Dフィットと、タイヤとの隙間を減らすトレッドコネクトを採用し、タイヤとの隙間を極力少なくするよう設計しています。従来品「BIATHLON Quick EASY」では表側のトレッド接続には金属パーツを使用していましたが、表裏共にワイヤー締結にすることで、走行時の遠心力によるふくらみを軽減して乗り心地を向上しています。

　環境への配慮と乗り心地向上のために削減された超硬マカロニスパイクピンを効率よく配置し、トレッドのリブを深くすることで高い制動力を維持しています。

　環境への配慮も特徴の一つです。表側の金属パーツやスパイクピンを削減し、収納ケースには布製のソフトタイプを採用。これにより、従来のPPハードケースと比較して1ペアあたり約1.2～1.4kgのプラスチックを削減しています。

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