TEO plusの進化、新スタンダードを新たに提案
- カテゴリー:スタンダード(低燃費)
- サイズ:12~18インチ
- 扁平率:80~40%
- 発売:2018年4月
- 4件のインプレッション
低燃費性能と耐摩耗性能を高次元で両立、ラベリング制度の転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「c」を実現した新スタンダード低燃費タイヤ。軽・コンパクトカー向けに「SD-k7」も同時発表。
製品情報
トーヨー「SD-7(エスディー7)」は、低燃費性能と耐摩耗性能を高次元で両立。ラベリング制度の転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「c」を実現した新スタンダード低燃費タイヤを謳います。
実質従来品「TEO plus」の後継です。これによりトーヨーのスタンダードカテゴリーは入れ替わり。「NANOENERGY 3 PLUS」、「NANOENERGY 3」、そして「SD-7」がラインアップされます。
盛り上がりは悪いことじゃないけれど、同一カテゴリーに3銘柄は差別化、もしくはラインアップの整理が必要でしょう。
それぞれを活かすべく特性を考えてみました。ラベリングに照らすと「SD-7」は「A/C」、「NANOENERGY 3 PLUS」は「A/B」、「NANOENERGY 3」は「A/C」、です。
メーカー主張はこうなる。「NANOENERGY 3」は重量増加の抑制をしつつも高剛性化を図り、耐摩耗性と低燃費性の両立。そこからウェット性能向上を図ったのが「NANOENERGY 3 PLUS」。一方低燃費性とロングライフ向上を謳ったのが「SD-7」です。
まとめるとスタンダードのハイスペックとして「NANOENERGY 3 PLUS」、「NANOENERGY 3」を配置。対して「SD-7」はベーシックに徹する。「NANOENERGY 3 PLUS」と「SD-7」に集約されると明確化するのでは。
最新技術
技術展開は、材料設計基盤技術Nano Balance Technologyを主張します。トレッドゴムの配合設計をはじめ、高いシミュレーション技術によるパターンデザインの採用などで、従来品「TEO plus」と比較し転がり抵抗を17%低減、耐摩耗性能(摩耗ライフ)を12%向上させているという。
パターンは幅の広いワイドトレッドが操縦安定性に寄与、外側からの力による変形には強高剛性リブパターンが優れた摩耗ライフと転がり抵抗の低減を両立します。剛性面では、操縦安定性を向上させる高硬度プライトッピングと、軽量化に伴う剛性低下を防ぐ高硬度ビードフィラーを採用、操縦安定性向上に貢献します。
などから相反する転がり抵抗とウェット性能、耐摩耗性能を両立。快適な乗り心地や高い静粛性の実現を訴えます。
SD-k7 も同時展開!
軽・コンパクトカー向けに「SD-k7(エスディーケ-7)」を同時展開します。ロングライフを加えた新スタンダード軽・コンパクト用タイヤとし、165/50R15 73V ~ 135/80R12 68S までの14サイズをラインアップ。
転がり抵抗係数「B」とウェットグリップ性能「c(一部d)」なので低燃費タイヤではありません。ただより専用性を持たせたことで、軽・コンパクトカー特有の偏摩耗や片減りに対応します。
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インプレッション
- 投稿数 【4】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 3.4
- 3.2
- 4.0
- 3.7
- 3.9
- グリップ性能
- ウェット性能
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- 寿 命
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コストパフォーマンスの面からいくと非常に満足できるタイヤではないでしょうか。買ったばかりなのでわかりませんが、あとは燃費に期待です!
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
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- 寿 命
交換後にすぐにわかるのはステアリング切りはじめの応答性で車の動き出しが遅いです。中立点の曖昧さも増しました。少し負荷をかけて走るとサイドのヨレ感を感じます。
ただ、日常使用にはなんの問題もなく1年たちましたがもう慣れました。
車が車ですからとくに応答性能は要求しませんし。
静粛性も悪くないです。
強いていうと、ネーミングやサイドウォールのデザインが味気ない点かな。
ドレスアップには向きませんね!
とにかくコスパのよい普通のタイヤです!
- グリップ性能
- ウェット性能
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- 静 粛 性
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大学生の息子専用のティーダなんですが、ダンロップルマン4で、5年で5万キロ走り、溝はまだ2~3分残ってましたが、ブロック面のひび割れが気になり交換を検討。色々調べた結果日本メーカーで(中国工場生産ですが)コストパフォーマンスと性能面を考えトーヨSD-7に交換しました。ルマン4も静かでいい感じでしたが、SD-7も非常に静かでしなやかな走りです。段差を越した時のドンと突き上げ音は少々気になりますが、やはり2018年の発売なので技術の進化を感じるタイヤだと思います。とにかくコストパフォーマンスが魅力です。