オンロードとオフロードの性能を高次元で両立
- カテゴリー:4×4タイヤ(A/T)
- サイズ:15~20インチ
- 扁平率:80~50%
- 発売:2021年3月
- 1件のインプレッション
摩耗しやすいショルダー部の剛性を高めた新パターン、接地圧を均一化した専用プロファイルを採用。圧のかかりやすいショルダー部の摩耗エネルギーを低減、従来品以上のロングライフを実現。
製品情報
ダンロップは、オン・オフ対応のオールラウンドSUV用タイヤ「GRANDTREK AT5(グラントレック エーティーファイブ)」を投入しました。設定サイズは 285/50R20 112H ~ 175/80R15 90S までの30を設定。2021年3月1日から発売を開始しています。
従来品は2009年発売の「GRANDTREK AT3」、なので12シーズン目で待望の進化を果たしたことになります。名称は「AT3」の後継だし「AT4」が妥当では、と思ったけれどそこは「4」を敢えて飛ばした?
ダンロップの4×4カテゴリーにおけるA/T(All Terrain)は、ある意味頑なに従来品へ固執したかどうかは不明ながら、ラインアップの先進性は廃れるばかり。それを尻目に他メーカーは市場の流れを察知、溢れるほど新製品を投入し競争は激化、既に飽和状態にあるほどです。
近年のSUV人気はオフロードへも波及。A/T同様にM/Tの露出も随分多い。ただ実用性を重視するならA/Tが使い勝手いいと思います。一方見た目のワイルドさを強調するなら断然M/Tですけど。
市場が活性化されるなら新たな投入はいかなる状況においてもウェルカム、「GRANDTREK AT5」へも期待感を抱きます。それに応えてくれる特徴は、オンロードでのウェット性能や高速操縦安定性、オフロードでの高いトラクション性能を高次元で両立させたこと。さらに耐偏摩耗性を向上させロングライフも実現しています。
またA/Tらしい強くてアグレッシブなイメージを主張する為に、サイドレターは 「RBL=レイズドブラックレター」と「OWL=アウトラインホワイトレター」の2種を展開。これ全てのサイズで選択可能だったら最高、ただそれは無理でしょ‥ 従ってサイズによります。
搭載技術
「GRANDTREK AT5」は摩耗しやすいショルダー部の剛性を高めた新パターンと、接地圧を均一化した専用プロファイルを採用。圧のかかりやすいショルダー部の摩耗エネルギーを低減し、従来品「GRANDTREK AT3」以上のロングライフを実現します。
また耐摩耗性能を損なわずにウェット性能を向上させた新コンパウンドを採用。パターンには新たにブロックをセンター部に配置、均一な接地面を確保し曲線の溝が4本の主溝を横断する新パターンで、排水効果を高めウェット性能向上を謳います。
サイド部にはブロックを配置し耐カット性を向上、石噛みを防止するストーンイジェクターを配置し、オンロードだけでなくオフロードのタフな路面でも強力なトラクションを発揮します。
サイズ・購入
インプレッション
- 投稿数 【1】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.0
- 3.0
- 3.0
- 4.0
- 5.0
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
トレッドウェアの値も600を示し、今までの同社製品のイメージをいい意味で裏切るロングライフ性能だと思います。エアを高くせずとも、重量級のこの車でも負けず、しっかりとした安心感があります。
ATということで、パターンノイズを心配していましたが、甲高い音が鳴ることも無く、パターンやサイズの割に静粛性も高いと思います。
装着してから15000キロほど走りましたが、まだまだ磨耗も少なくまだまだ現役で居てくれそうです。