プレミアムが進化。雨、ふらつきと偏摩耗抑制、静粛性に拘る
- カテゴリー:ミニバン(低燃費)
- サイズ:13~20インチ
- 扁平率:80~35%
- 発売:2015年2月
- 2017年:RV-02CK追加
- 5件のインプレッション
「RV-01」の転がり抵抗係数「A」はそのままに、ウェットグリップ性能を「b」から最高グレーディング「a」へ。独自技術搭載の非対称トレッドパターンは安定感のある走りを実現。
製品情報
ヨコハマ「BluEarth RV-02(ブルーアース アールブイ02)」は「BluEarth RV-01」の後継として、ラベリング制度では転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「a」を実現します。主張は、 低燃費で雨に強い、ミニバンに起こりがちなふらつきと偏摩耗の抑制 、優れた静粛性 の3点です。
コンパウンドには低燃費、ウェットグリップ、耐摩耗性を高い次元で両立する ナノブレンドゴム が採用されました。ウェット性能を高めるシリカと、ウェット性能と低燃費性能をバランスさせるシリカをダブルで配合、そして低発熱ポリマーなど複数のポリマーも採用し、専用ナノブレンドゴム の実現に至っています。
その結果として従来品「BluEarth RV-01」の転がり抵抗係数「A」はそのままに、ウェットグリップ性能を「b」から最高グレーディングの「a」へ引き上げることに成功しました。従来品性能比較では、ウェット制動距離12%、ウェット操縦安定性4%の向上が示されています。
またトレッドデザインは、専用プロファイルや構造に加え、数々の独自技術を搭載した 非対称トレッドパターン を採用しました。センター部は走りの安定性を高め、両側のショルダーは安定感と静粛性を高めます。家族や荷物を乗せたミニバンの重量にも対応し、コーナーやレーンチェンジ時のふらつきや偏摩耗を抑制し安定感のある走りを発揮します。
5ピッチ・バリエーションは、独自のパターン設計による静音技術です。音の周波数をコントロールして、耳障りな音域のノイズを抑制し、運転席だけでなく2列目、3列目シートでも快適な会話を楽しめる優れた静粛性を実現しています。
転がり抵抗低減は実用レベルに抑えながらも、走りに対する安定性を向上させたことは大きい。進化レベルは地味な展開に捉えるも、タイヤ性能の高度化は確実に感じるところでは。
従来の「RV-01」はプレミアムを謳う展開ながら、その主張にはやや物足りなさがあったかと。「RV-02」は安全性と快適性の観点からその向上が大いに期待されます。
同様にダンロップ「エナセーブ RV504」も「RV505」へ進化を果たしています。ターゲット層をスタンダードミニバンからコンフォートミニバンまで拡大します。対して「RV-02」はプレミアムミニバンを求めます。
同時進化であることは比較されることも多い。ラベリング制度では「A/a」の「RV-02」、一方「RV505」は「AA/b(一部「c」)」です。低燃費タイヤの世代進化を謳い、グレーディングの追求は一端の落ち着きを見せているものの、タイヤ比較では捉え方に影響を与えそうです。
BluEarth RV-02CK(ハイト系コンパクトカー/軽カー専用)
2017年、ハイト系コンパクトカーおよび軽カー向けを謳う「BluEarth RV-02CK(ブルーアース アールブイ 02 シーケー)」を追加。C はコンパクト、K は軽カーからでしょうね。低燃費で雨に強いをコンセプトにふらつきと偏摩耗の抑制、更に優れた静粛性を謳います。「RV-02」をベースに開発、パターンデザインの最適化などから専用性を図っています。
転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」を実現。サイズラインアップは全9サイズで展開します。
近年は軽カーハイト系人気が際立ちます。しかし、専用タイヤを謳うのは2014年発売のトーヨー「TRANPATH LuK」、ブリヂストン「ECOPIA EX20C TYPE H」、そして「REGNO GR-Leggera」もそう。「RV-02CK」はこれに続く4番目。この分野はミニバンに括るも一線が引かれる新たな位置付けです。専用性の主張に注目します。
「RV-02」は「RV-02CK」を含めプレミアムミニバンから軽カーハイト系まで幅広くカバーする展開を実現します。
サイズ・購入
インプレッション
- 投稿数 【5】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.1
- 4.3
- 4.1
- 3.7
- 2.7
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
純正タイヤ、ブルーアースAE-01(165/60R15)から履き替えての比較です。
転がり抵抗
AE-01の方が低燃費に特化してる為、スーッと発進出来ます。RV-CKは少し重たく感じる。
グリップ
双方変わりありません。転がらない為か、ブレーキが良く効きく。
乗り心地
AE-01よりゴムが柔らかく、路面のうねりや段差も不快感はない。ストレートグルーブが太く直進安定性も良好。
静粛性
AE-01より静か。ロードノイズは低音になったから自分は好み。
寿命
5000km走りましたが、それなりに摩耗する。AE-01はFタイヤ外側ショルダー偏摩耗が酷かったのでRV-CKに期待。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
アルファードが元々215/65R16(グレード:G)からのインチアップという事もあり、乗り心地などは比較対象にはならない。
グリップは特に気にしたことはないが、純正タイヤ(BSエコピア)と比較すると制動距離が伸びたような感じがする。
横方向のグリップは明らかに向上している。
特筆すべきはウェット性能だ。
通常ならハイドロプレーニングになる可能性が高い水のたまったワダチを走行をしても、全く問題ないし不穏な挙動もない。
とにかく雨に強い。
現在、このタイヤで3万キロ(降雪地帯のため12月~3月は冬タイヤ)を走破してタイヤの溝は1~2分程度だが、それでも雨降りで恐い思いをしないところは凄いを通り越して不思議だ。
ここだけでも買う価値がある。
静粛性は、純正エコピアよりかなり悪い。
寿命は短いと思われる。
急発進などしないし市街地のゴーストップが多い訳でもない。
クルマの性格上、ゆったり(しか出来ない)と走らせているし、距離を稼いだのは主に高速道路の利用だからやはり寿命は短い。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
純正タイヤの時よりもさらに、グリップ性能は向上し、ワンランクアップした車に変化した。高速安定性もさらに純正タイヤの時よりも向上した。(ただし、純正ホイールからレイズホイールに変えたことも影響していると思う)
低速域で段差を踏むと純正タイヤの時よりも、よりゴツゴツ感あり。(ただし、インチアップも影響していると思う)
静粛性は大きく変わった感じはしない、純正タイヤ同様静かだ。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
4年履いて寿命を迎えたのでファルケンからの履き替え。
あまり攻めた運転はしないため、乾燥時、ウェット時のグリップ感覚はよく分からないが、静粛性、乗り心地はロードノイズ、突き上げ感も減少したので格段に上昇した。寿命はまだ2か月なので何とも言えないが、運転操作次第では長く乗れそうな気がする。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
2009年製Playz RV8分山から、劣化のため履き替え。
上記タイヤからの比較。(アルファードANH15へ装着)
ドライグリップ:首都高速環状線にてハンドル切り角度が緩和されている。
ウエットグリップ:転がり感が重く感じるもしっかりしていて、スリップに対する不安感解消。
乗り心地:突き上げ感解消。また直進性に優れていて楽。ただし、横風に対するふらつき感は改善されるも、トーヨースタッドレスMpZと比べると劣る。
静粛性:高速道路通常走行音及び、東名道大井松田トンネル通行時の反響音減少。
寿命:通常カーカスの印字や、成型時のいぼが、約100Km程度で消えるのに対し、装着から20Kmにて印字が消えた。寿命は短そう。