GEOLANDARシリーズにオールシーズンが加わる
- カテゴリー:SUV専用
- サイズ:17~19インチ
- 扁平率:65~55%
- 発売:2023年10月
- インプレッション募集中
世界的に需要が増しているクロスオーバーSUV向けに開発。多様化するSUVユーザーのニーズを満たす戦略。先行する乗用車用「BluEarth-4S AW21」とは一線を画し専用への流れを構築する。
製品情報
ヨコハマでは、クロスオーバーSUV向けオールシーズン「GEOLANDAR CV 4S(ジオランダー・シーブイ・フォーエス)」を投入しました。
新開発の非対称パターンとコンパウンドにより、ドライ性能はもちろん、高いウェット性能と雪上性能を実現。M+Sとスノーフレークマークを全サイズで獲得。オンロード指向のオールシーズンとして初めてサイド部にブロックを配置し、SUVにふさわしいパワフルなデザイン性も備えているという。
発売サイズは 235/55R19 105V ~ 225/65R17 102H の9つ。2023年10月末より発売が開始されました。
「GEOLANDAR CV 4S」は世界的に年々需要が増加しているクロスオーバーSUV向けに開発したタイヤ。しかも「GEOLANDAR」シリーズに初めてオールシーズンが加わり、多様化するSUVユーザーのニーズをより満たすラインアップを実現したことになります。
ヨコハマの国内におけるオールシーズンラインアップとしては、2020年に投入された乗用車用「BluEarth-4S AW21」に次ぐもの。しかしながら、クロスオーバーSUV向けを謳うことで、それとは一線を画し専用への流れを構築します。両者で全体フォローの実現を強調します。
オールシーズンの特性はこれまでを踏襲。1年を通し様々な路面状況に対応可能。特に冬は突然の雪に対応でき、交換の手間が不要で利便性向上に貢献。保管場所等の確保も不要です。
国内におけるオールシーズンは、まだ完全定着とは言えないのが正直なところ。そこにヨコハマは第2弾を投入した訳で、完全化へ向けた動きになるのか注目です。
搭載技術
コンパウンドにはマイクロシリカを配合、ドライ性能と操縦安定性を向上。そして新配合のポリマーがドライ、ウェット、スノーなど様々な路面でのトラクション性能を向上させています。
専用開発の非対称パターンにより、IN側は溝面積の比率を高めることで高い排水性に貢献、アグレッシブなブロックパターンでトラクションを高めます。OUT側は接地面積が大きく、リブブロックが操縦安定性に繋げます。
3Dサイプはブロックの倒れ込みを抑制、エッジと剛性を両立させ耐摩耗性能とドライ性能に寄与します。