ROTALLA RADIAL 102 の特徴
- タイヤカテゴリー:スタンダードタイヤ
- タイヤサイズ:13~15インチ
- タイヤ偏平率:80~60%
製品情報
ROTALLA「RADIAL 102」はスタンダードタイヤです。軽カーやコンパクトカーを対象にした街乗り重視のタイヤです。
「ROTALLA」ブランドは、「F107」がスポーツコンフォートとして装着範囲の拡大を目指し、「F108」はコンフォートとしての快適性を示します。そして「RADIAL 102」は街中での標準性能を訴えるスタンダードにポジショニングされます。
これにより「ROTALLA」ブランドは、カテゴリーフォローが横断され多くの車種対応が可能となっています。選択は十分という印象です。
「RADIAL 102」の特徴は非常に細やかな溝の配列が実行され、ウェットと静粛性への期待感が高まります。センターの溝を挟むセカンドブロックからショルダーブロックへのカットは、効率的な排水への効果を印象付け、また3本構成の縦溝は幅への意識も感じられ、ウェット性能とハンドリングへの向上感を訴えます。
「F107」や「F108」でやや気になる柔らかさは、このクラスでは感触への違和感も薄れるのでは。軽カーやコンパクトカーなど重量が軽い車種はタイヤへの負担も減りますので、通常の街中走行なら十分なイメージが期待されます。
但し、スタンダードタイヤは標準性能が最大の特徴となりますので、これを超えより性能向上を目指すことは難しいかと。その受け入れがなされることは重要と考えます。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
中古で購入したアルミホイールに、9部山で取り付けられていたこのタイヤ、以前知り合いが履いた中華タイヤの印象があまりに悪かった為、直ぐに国産タイヤに交換する予定でしたが、試しに少し使ってみると、これが意外と好印象で、乗り心地はちょっと腰が弱い分、逆に突き上げ感がなくて、ノンビリ走る分にはとても良いタイヤです。直進安定性も全然問題ありません。
グリップも、無理なハンドル操作をしなければ、しっかりグリップしてくれますし、ビックリするほどロードノイズも少なめで、下手な国産タイヤより静かかもしれません。(ここが一番驚いてます)
ウエット性能も上々で、大雨の日でも安心してドライブできています。
ライフの方ですが、意外と気に入ってしまい8千キロほど使用していますが、1~2部山分減った程度で、これも自分&ネットでのアジアンタイヤのイメージを取り払ってくれるほど減りが遅い感じです。
採点のオール5はあくまで“普通の使い方”をしたもので、タイヤに過度な期待をしない“普通乗り”の方には、CPが高くて意外と良いタイヤだと思います