ROTALLA F107 の特徴
- タイヤカテゴリー:スポーツコンフォートタイヤ
- タイヤサイズ:16~18インチ
- タイヤ偏平率:55~35%
製品情報
ROTALLA「F107」はスポーツコンフォートタイヤです。「ROTALLA(ロターラ)」ブランドはプライベートブランドながら、ラインアップの豊富さを謳います。
「ROTALLA」には、複数のカテゴリーに対応すべくタイヤがラインアップされています。標準性能から運動性能、そして快適性への訴えなど、スタンダード、コンフォート、スポーツコンフォートなどにポジショニングできそうです。その中で「F107」は、静粛性や快適性を謳いコンフォートとしての性格も感じるところですが、アジアンタイヤとして運動性能の高さからスポーツコンフォートへポジショニングしました。
「F107」の特徴は、まず左右非対称パターン採用により左右で異なる性能への対応が謳われます。OUT側はブロック面積の確保によりハンドリング性能とウェット性能、IN側はより細かい横溝構成により静粛性と乗り心地です。
4本のストレートグルーブはかなり幅広な印象。これにより効率的な排水への期待を持たせているのでは。3つに区切られたリブ形状は、センターとのコンビでOUT側・IN側それぞれの性能への貢献を果たすものと思われます。ショルダーのブロック構成は意外な洗練さを感じさせ、役割の期待感が伝わってきそうです。
「F107」はサイド剛性とトレッド面の柔軟性に対する評価がポイントになろうかと思います。柔らかいという印象から来るハンドリングに対するルーズさ、そして剛性に対しては偏磨耗やふらつきなど。この点での評価は分かれそうです。
またウェット性能に対しては、トレッド面に採用しているデザインパターンの効率化がどれほどかは気になるところ。スポーツコンフォートとしては走りへの期待感を持ちたいところですが、高位なる性能発揮は難しそう。ただ柔らかいということでの恩恵も見逃せず、乗り心地への期待感は示せそうな印象です。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
感想の基準は交換前のネクセンN5000との比較です。
グリップ:クルマがクルマなので不問でしょう
ウェット:不安はほとんど感じません
乗り心地:硬さ若干が気になる程度
静粛性 :スタッドレスのようなノイズ有り
寿命 :履き始めたばかりですので不明
静粛性のポイントが低いのはN5000と比較の為です。
逆にN5000のコンフォート性能が高い気がします。
GYのLS2000HBⅡからの履き替え時、
あまりの静かさに驚きましたから・・・・・。
ただ、ナンカン等のメジャーなタイヤより若干
コストパフォーマンスが高いことから
そこまでの静粛性を求めるのは酷かと思います。
よくよく考えてみると高級国産タイヤ1本の
値段で4本買えてしまうんですからね。
価格相応のタイヤだと思います。