ダンロップの住友ゴムでは、コンフォート低燃費タイヤ「LE MANS4(ル・マンフォー)」の一部サイズについて、ラベリング制度の転がり抵抗係数を「A」から「AA」に引き上げ、低燃費性能の更なる向上を発表しています。
「LE MANS4」は2011年2月発売です。従来の「LE MANS LM703」の後継として、タイヤ内部の空気振動に起因する音を抑制する、特殊吸音スポンジ搭載の低燃費タイヤとして登場しました。
また「低発熱密着ゴム」の採用により不要な発熱を抑え、従来より転がり抵抗を28%低減し、燃費で3.8%向上。ウェットでも路面との密着力を高め、ウェットブレーキ性能は9%の向上を謳います。結果、ラベリング制度の転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」(一部サイズ「c」)を実現しました。
そして今回、新材料開発技術「4D NANO DESIGN」で開発した「新シリカ用変性ポリマー」を採用、ポリマーの発熱を抑制し更なる転がり抵抗低減を図りました。その結果が「AA」のグレーディングです。なお特殊吸音スポンジは今回から「サイレントコア」の名称で示されており、空洞共鳴音を低減し高い静粛性を更に強調しています。
発売サイズは、155/65R14 75H ~ 245/40R19 98W の40サイズです。この他に転がり抵抗係数「A」が50サイズあり、合計90サイズの展開となります。発売時期は、2016年2月から。
【2015.12.12掲載 2016.1.13更新】