ダンロップの住友ゴムでは、従来品「エナセーブ NEXT」の後継となる「エナセーブ NEXTⅡ(ネクスト ツー)」を発表しています。新材料開発技術 ADVANCED 4D NANO DESIGN を適用し、ラベリング制度の最高グレーディングとなる転がり抵抗係数「AAA」とウェットグリップ性能「a」を達成しつつ、耐摩耗性能を従来品から51％向上させた ダンロップ史上かつてない低燃費タイヤ だという。
51％の向上とは「エナセーブ NEXT」との比較です。双方とも 195/65R15 91H のサイズをテスト車両に装着し、距離12,120km走行後の摩耗状態の差を示しています。
今回、最も強調するのは ADVANCED 4D NANO DESIGN を始めて適用したことです。この技術はナノからミクロンレベルまでゴムの内部構造を連続的かつ鮮明に解析し、シミュレーション出来るもの。低燃費・ウエットグリップに加え、耐摩耗性能という相反する三大性能を高次元に両立します。
2011年に 4D NANO DESIGN を確立、そして2015年に ADVANCED 4D NANO DESIGN が完成しました。従来品「エナセーブ NEXT」は 4D NANO DESIGN により開発されたものです。今後は ADVANCED 4D NANO DESIGN の適用が主となるんでしょうね。
発売サイズは、195/65R15 91H の1サイズ。発売時期は、2016年11月1日からです。1サイズ展開は技術披露に徹する役割としてショウガナイ･･