ヨコハマは創業100周年を迎える記念として、歴史的ヒット商品である「ADVAN HF Type D」を復活し、ヒストリックカー向けタイヤ市場に参入するという。
ヒストリックカーとはクラシックカーや旧車とも言われます。これより古い、という線引きが出来るものではないけれど、ヨコハマは主に数十年以上前に製造された車両、としています。
歴史的な価値、更には名車であっても現在の市場では適切な補修用タイヤの購入や確保が難しくなっているよう。その為にユーザーから商品開発の要望が挙がっていたという。そこでヨコハマが提案するのは「ADVAN HF Type D」の復活です。
モータースポーツの側面から深く関わり時代を牽引してきた商品のひとつであり、ポルシェのスポーツモデルに新車装着されるなど1980 ~ 1990年代に国内外でヨコハマの名を高めた商品でもあります。
復活する「ADVAN HF Type D」は1981年発売のオリジナルデザインを再現します。2017年1月13日から開催される 東京オートサロン2017 では、開発中のプロトタイプ(195/70R14 91H)を参考出展します。この場でヒストリックカー向けに要望するサイズのアンケートも実施します。
「ADVAN HF Type D」を知る人は親父です。私もその一人として、発売から相応の年数を経て当時FCのRX-7に装着していました。
トレッド面は斬新で一見スリックでは、と思わせる過激さ。レーシングスリックにディンプルを施したデザインを片側に採用しており、ドライグリップは強烈です。それでいてウェットだって悪くない。但し、うるさくゴツゴツとした乗り心地だったかな。
ということで、東京オートサロン2017 ではプロトタイプをジックリ見て来ます。