ヨコハマでは、ハイト系コンパクトカーおよび軽カー向け専用を謳う「BluEarth RV-02CK(ブルーアース アールブイ 02 シーケー)」を発表しました。C はコンパクト、K は軽カーからでしょうね。
ハイト系は室内空間確保により快適性向上を実現しています。しかし、その分車高が高く重量が増してしまいます。これによりふらつきや偏摩耗の懸念は高まり、専用タイヤの有効性が求められています。
このニーズに対応する「BluEarth RV-02CK」は、低燃費で雨に強いをコンセプトにふらつきと偏摩耗の抑制、更に優れた静粛性を発揮する「BluEarth RV-02」をベースに開発、パターンデザインの最適化などから専用性を図っています。
低燃費タイヤはもちろん踏襲、転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」を実現します。発売サイズは、185/65R15 88H ~ 145/80R13 75S の全5サイズです。発売は、2017年3月22日から。
近年は軽カーハイト系人気が際立っています。しかし、対応する専用タイヤは2014年発売のトーヨー「TRANPATH LuK」、僅かに遅れたブリヂストン「ECOPIA EX20C TYPE H」のみ。「BluEarth RV-02CK」はこれに続く3番目となります。
この分野はミニバンに括るも一線が引かれる新たな位置付けです。「TRANPATH LuK」、「ECOPIA EX20C TYPE H」の登場で一気に盛り上がる、と予測するも他は静観に徹していました。今回動いたヨコハマは盛り上がる軽カーに確実性を求めた結果でしょう。
いずれにしても3製品となったことで今後の可能性に繋げます。専用の有効性に改めて目が向けられるのが理想です。