*アストンマーチン へ新車装着される「S007」
ブリヂストンの新たなプレミアムスポーツとして「POTENZA S007A」が登場します。POTENZAの特徴であるドライ性能を更に向上、同時にウェット性能とコンフォート性能にも配慮したのが主張点。従来品「POTENZA S001」と比較して、ドライコースでの最速ラップタイムは2.4%向上、しかもウェットブレーキは2%のマイナスに抑えているという。
発売サイズは、285/30R21 100Y XL ~ 205/55R16 94W XL までの80サイズ。プレミアムスポーツとしては十分過ぎる設定数を実現します。発売日は2018年7月1日より、グローバル製品として北米・アジア各国でも順次販売。
従来品「S001」が2010年2月発売、そこから8年経過でようやく最新へ。もっとも「S001」は、パターンはそのままに微妙な進化を遂げていたらしい。メーカーからのアナウンスは無く程度不明ですけどね。
近年、スポーツ、特にプレミアムスポーツの盛り上がりに注目します。各社新製品投入に積極的で、気が付けば「S001」は最古参のひとつに。微妙な進化を遂げているとは言えやはり基本設計の古さはマイナスでしょう。
実は「S007」としては新車装着で既に実績あり。アウディ「RS4」、アストンマーチン「DB11」、フェラーリ「488」など。そして日産「ノート NISMO S」へも装着をアナウンス、でも前者とはパターンが大きく異なっていたような。いずれにしても市販化への要求が高まっていたのは間違いない。
今回名称表示に「A」が付く。「ポテンザ エス007 エー」です。しかし、呼称は飽くまでも「ポテンザ エス007」。新車装着と市販製品の差別化、このあたりについては後日製品詳細ページで触れたいと思います。
特 徴
優れたドライ性能
高剛性ハンドリングシート、S007A専用サイド補強(一部適用外サイズもあり)、S007A専用コンパウンドを採用することでドライ路面でのハンドリング性能の向上を実現。
高いウェット性能
S007A専用コンパウンド、マルチラウンドブロック を採用しウェット路面でのブレーキング性能の向上を実現。
コンフォート性能にも配慮
周方向のブロック配列を最適化することで、パタンノイズを抑制。スポーティーな走りを損なうことなく、ハイパフォーマンスカーにふさわしいコンフォート性能を追求。