トーヨーでは「OPEN COUNTRY」シリーズの注目2製品に対しサイズラインアップを拡充するという。M/TとA/Tの中間で全く新しいジャンルを強調する「OPEN COUNTRY R/T(オープンカントリー アールティー)」と、本格的オフロード向けSUV/CCV用「OPEN COUNTRY M/T(オープンカントリー エムティー)」がそれ。双方とも2021年2月より順次発売します。
OPEN COUNTRY R/T
「OPEN COUNTRY R/T」は新たに6サイズを追加し全23で展開します。商用車をカスタマイズしアウトドアで使用するユーザーや、中大型SUVをターゲットに純正サイズを中心とした新サイズの拡充になるかと。
【新サイズ】
LT275/55R20 115/112Q
LT265/70R17 112/109Q
LT265/70R16 110/107Q
LT265/75R16 112/109Q
165/65R15 81Q
165/80R14 97/95N
2016年に初投入、当初は軽カーへ向けた専用として登場したものでした。国内での軽カー人気に裏打ちされたのは明らかです。そこからコンパクトからミドルクラスSUV向けとして広がりを見せることになります。また既存 145/80R12 80/78N LT は軽トラ等に装着可能、このタイプとしては貴重な存在であり注目されています。
OPEN COUNTRY M/T
「OPEN COUNTRY M/T」は1サイズの追加で全20のラインアップになります。既存を含め排泥性に優れたオフロードタイヤのトレッドパターンをしっかりと見せるために車両をカスタマイズする、そのニーズに対応した展開を強調します。初期投入は2018年ですので4シーズン目、本格的オフロード向けSUV/CCV用タイヤを更に極めるのが狙いです。
【新サイズ】
30×9.50R15 104Q
トレッド面は一見露骨なブロックの羅列に見えるも、そこはシミュレーション施術から鰓データで最大効果を狙います。オフロードではトラクション性能を向上させ、オンロードではウェットやブレーキングの効き向上に優れるのが特徴になるかと。