ヨコハマはストリートスポーツタイヤの新製品「ADVAN NEOVA AD09(アドバン ネオバ エイディゼロキュウ)」を発売するという。日本を皮切りにアジア、北米地域で順次発売。発売サイズは275/30R20 97W XL～165/55R15 75Vの20サイズ。2022年末までに21インチまでを含む計60サイズを追加する予定。
「ADVAN NEOVA AD09」は従来品「ADVAN NEOVA AD08R」の後継モデルとなる新製品。シリーズの特長である一番速く、一番楽しいを継承しながら、最強のストリートタイヤに相応しいドライグリップ、コントロール性、耐摩耗性能のさらなる進化を追求したという。
その年のキックオフに位置付ける東京オートサロン、ここ数年「ADVAV NEOVA AD08R」の後継はコンセプトモデルから脱せず。車両に装着されているものの市販化はいま少し先かな？ そんな感じでした。
それがようやく実現。「ADVAN NEOVA AD08R」の後継モデルとして実に9年ぶりとなる新製品です。これほど待ったしその性能は無限大、かな。「ADVAN NEOVA」はモータースポーツ、サーキットをルーツにした「ADVAN最強のストリートスポーツタイヤ」をコンセプトにしています。
ライバルとなるブリヂストン「POTENZA RE-71RS」、ダンロップ「DIREZZA ZⅢ」、グッドイヤー「EAGLE RS Sport S-SPEC」などサーキットでのラップタイム向上に更なる熾烈を極めた戦いになるのでは。
搭載技術
「ADVAN NEOVA AD09」は部材から見直し再設計した新構造や強さとしなやかさを追求した新プロファイルにより、ヨコハマ史上最高レベルのケーシング剛性を実現しています。
緻密に最適化した専用の非対称トレッドパターンと粘弾性のバランスを追求した新コンパウンドを採用。これらによりラップタイムの短縮が期待できるドライグリップに加え、アマチュアドライバーを助ける優れたコントロール性、サーキット走行でも長く使用できる耐摩耗性能を実現しています。