ブリヂストンでは、2021-2022年シーズン向けの最新スタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX3(ブリザック ヴイアールエックススリー)」に、SUV専用サイズを追加するという。追加されるのは 235/50R21 101Q ~ 215/70R16 100Q までの10サイズ。2022年10月1日より順次発売予定です。
「BLIZZAK VRX3」は乗用車用プレミアムスタッドレスとして投入。従来に比較して氷上性能が20%向上、曲がる、止まるは、新たな次元へ。がコンセプトです。
SUV専用としては「BLIZZAK VRX2」で採用のアクティブ発泡ゴム2を搭載した、「BLIZZAK DM-V3」が既にラインアップされています。アクティブ発泡ゴムは「BLIZZAK」シリーズにおける信頼を更に強固なものにした基幹技術です。なのに何故? と考えてしまいます。
「BLIZZAK VRX3」はフレキシブル発砲ゴム を採用。従来の発泡ゴムが球状の形態で水膜を吸水、それを楕円状に変形アップしより多く吸水可能にしたモノ。その結果、ミクロレベルで接地面がアップしアイス路へ密着、効きに向上効果をもたらします。これを採用したことが大きい。
「BLIZZAK DM-V3」を最新化し「BLIZZAK VRX3」の最新技術を搭載するよりも、まぁ手っ取り早いという判断かも‥ 想像です。
ブルヂストンは、近年増加傾向にあるオンロード領域のSUVを使用のユーザーへより安心で心地よいカーライフを足元から支えます、と添えています。最新化した技術の搭載で「BLIZZAK DM-V3」を上回る安定した走りを体感してね、ということ。
今回10サイズの追加となっていますが、対象となるなら選択は迷うところです。冬の道で確実な安定性を求もれならおススメでしょう。値段や諸々考えて妥協なら「BLIZZAK DM-V3」になるかな。ただ妥協と言ってもそこは高度化された技術の搭載なのは間違いない。これは判断迷うところです。