ヨコハマ GEOLANDAR CV 4S 発表【新製品】

 ヨコハマでは、クロスオーバーSUV向けオールシーズンタイヤ「GEOLANDAR CV 4S(ジオランダー・シーブイ・フォーエス)」を発表しました。

 新開発の非対称パターンとコンパウンドにより、ドライ性能はもちろん、高いウェット性能と雪上性能を実現。M+Sとスノーフレークマークを全サイズで獲得。オンロード指向のオールシーズンとして初めてサイド部にブロックを配置し、SUVにふさわしいパワフルなデザイン性も備えているという。 

 発売サイズは 225/55R19 99V ~ 225/65R17 102H の5つ。2023年10月末より発売となっています。

 「GEOLANDAR CV 4S」は世界的に年々需要が増加しているクロスオーバーSUV向けに開発したタイヤ。しかも「GEOLANDAR」シリーズに初めてオールシーズンが加わり、多様化するSUVユーザーのニーズをより満たすラインアップを実現したことに。

 ヨコハマの国内におけるオールシーズンラインアップとしては、2020年に投入された「BluEarth-4S AW21」に次ぐもの。しかしながら、クロスオーバーSUV向けを謳うことで、それとは一線を画し専用への流れを構築します。両者で全体フォローの実現を強調するのでは。

 オールシーズンの特性としては以前を踏襲。1年を通し様々な路面状況に対応可能。特に冬は突然の雪にも対応でき、交換の手間が不要で利便性向上に貢献。保管場所等の確保も不要です。

 国内においてオールシーズンは、まだ完全定着とは言えないのが正直なところ。そこにヨコハマは第2弾を投入、これ完全化へ向けた動きになるのか注目です。

搭載技術

 コンパウンドにはマイクロシリカを配合、ドライ性能と操縦安定性を向上させているほか、新配合のポリマーがドライ、ウェット、スノーなど様々な路面でのトラクション性能を向上させています。

 専用開発の非対称パターンにより、IN側は溝面積比率を高めることで高い排水性に貢献、アグレッシブなブロックパターンでトラクションを高めています。OUT側は接地面積が大きく、リブブロックが操縦安定性に繋げます。

 3Dサイプはブロックの倒れ込みを抑制、エッジと剛性を両立させ耐摩耗性能とドライ性能に寄与しています。

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