コンチネンタルは、オールシーズンタイヤ「AllSeasonContact 2(オールシーズン・コンタクト・ツー)」を発表しました。
天候に左右されない安全性とドライビングの楽しさを追及。乗用車、SUVからEVまで最適なオールシーズンの環境対応を謳います。また従来品から耐摩耗性と転がり抵抗を大きく向上し、タイヤ寿命の向上を果たしているという。
発売サイズは 285/40R21 109Y XL ~ 185/65R15 92V XL までの49を設定。2024年2月15日から発売開始です。
従来品は2023年2月に投入された「AllSeasonContact」です。僅か1年で新製品とは驚いた。しかしながら、「AllSeasonContact」は国内投入にタイムラグがあります。
2021年9月から全国のヤナセグル-プ販売店にて先行販売だった‥ 要は販路限定でした。そして2023年2月から全販路での取り扱いになったのです。これを考量すれば約2年半で新規投入になる訳です。
素晴らしい。うだうだあったとしても3年を切る移行は歓迎です。今回の「AllSeasonContact 2」発売には、従来品の動向が影響していると思います。日本国内においてオールシーズンタイヤの普及に可能性があると判断した、そう考えます。
「AllSeasonContact 2」は「M+S」は勿論「スリーピークマウンテン・スノーフレークマーク(3PMSF)」も刻印され、オールシーズンタイヤとしての体裁を整えます。これ当然のことながらとっても重要。確認は必須です。
いずれにしても、コンチネンタルのオールシーズンタイヤは強化が進みます。
搭載技術
開発はあらゆるタイプのクルマニーズを念頭に進められました。トレッドパターン、ラバーコンパウンド、カーカス構造の採用とその組み合わせは新採用です。
パターンは、外側に向かって開いた方向性のあるオフセット・Vシェイプ・パターンとオープン・ショルダー・グルーブが効率的に排水し、優れた耐ハイドロプレーニング性能とウェットでの安全性を発揮します。
センター部分にC字型ブロック・パターンを配置することでトレッド剛性が向上。使用開始から寿命まで優れたハンドリング性能が持続します。更に走行安全性を損なうことなく転がり抵抗を低減し、燃費向上とEVの航続距離延長を実現しました。
コンパウンドは、コンチネンタルを代表する夏タイヤと冬タイヤ用に開発され、名前に「チリ」を冠する5つのコンパウンドの組み合わせから生まれたオールシーズンタイヤ専用コンパウンドです。冬の路面や雪道での確実なグリップ力と正確なステアリングレスポンスは当然ながら、温暖な時期やドライ・ウェットでも優れたブレーキング性能を発揮します。