グッドイヤー EAGLE F1 ASYMMETRIC 6 発表【新製品】

 グッドイヤーは、プレミアムスポーツタイヤ「EAGLE F1 ASYMMETRIC 6(イーグル エフワン アシメトリック シックス)を発売するという。環境性能と走行性能のバランスを高次元で保持、最先端のテクノロジーも併せ持つ製品です。

 発売サイズは 255/35R19 96Y XL ~ 225/50R17 98Y XL までの19を投入。転がり抵抗係数は「A」が17、ウェットグリップ性能は全サイズ「a」を獲得しています。2024年3月1日から発売予定です。

 2019年11月に発売された「EAGLE F1 ASYMMETRIC 5」の後継です。転がり抵抗係数は従来一部で「AAA」を実現しています。しかし「EAGLE F1 ASYMMETRIC 6」においては「A」止まり。今後のサイズ拡大でそのフォローがなされるのか‥

 グッドイヤーのラインアップは、「EAGLE F1 SUPERSPORT」が「EAGLE」シリーズの最高峰に位置付けられています。「EAGLE F1 ASYMMETRIC」シリーズを超えるグリップ性能により質の高いスポーツ走行実現を謳います。

 ただこれはピュアスポーツに近いイメージなので、純粋なプレミアムスポーツなら依然「EAGLE F1 ASYMMETRIC」シリーズが最高峰と捉えています。正直微妙ですけど。

 「EAGLE F1 ASYMMETRIC」シリーズは、世界の主要自動車メーカーから高い信頼を獲得しています。プレミアムとして多くの純正採用されている製品です。市販においてはこの訴えがポイントになるはず。そう露出拡大がその使命、これにより純正採用の製品認知へ繋げるということ。

 脱炭素社会を見据えて欧州で開発。電気自動車に求められるグリップ・ブレーキ性能、静粛性能、転がり抵抗性能も備えています。

 また従来品比較では、ドライブレーキが4%、ウェットブレーキが3%向上しています。パターンノイズ(騒音エネルギー)は25%低減で、プレミアムスポーツとして安全性と快適性のバランスを高位に実現しています。

搭載技術

 ドライコンタクトプラステクノロジーは、負荷の変動に対して接地形状を最適化しつつ、ステアリング操作やブレーキ時のグリップ力と応答性を向上させます。

 ウェットブレーキングプロテクノロジーは、トレッドゴムの柔軟性を挙げる新樹脂配合コンパウンドを使用することで、高いドライ性能を実現しながら、ウェット性能をさらに向上させます。

 クワイエットトレッドテクノロジーは、リブセンターの横溝を従来品より細かくしたことで共鳴音を低減しつつ、ショルダー部にチャンファー(面取り)を入れて接地面とのたたき音を緩和します。

 フューエルセービングテクノロジーは、転がり抵抗改善のために軽量化に加えて新樹脂配合コンパウンドを採用したほか、サイドウォールをラウンド形状にして空気の乱流を低減します。

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