ヨコハマは、SUV用ブランド「GEOLANDAR」の新製品として、オールテレーンタイヤ「GEOLANDAR A/T4(ジオランダー・エイティフォー)」を発表しました。
従来品「GEOLANDAR A/T G015」は2016年の登場、シリーズ20年になった「GEOLANDAR」を記念した製品でもありました。また1996年に誕生した「GEOLANDAR A/T」の第4世代にもなります。
8年経過の発売は4年サイクルを一般的と見ればようやく感がある。しかしながら、SUVカテゴリーの特徴から鑑みると普通レベルと受け止めます。
日本での発売サイズは、5月に19サイズ、7月までにLTサイズを含めて計31サイズまで拡大。それ以降も順次拡大を予定している。2024年5月より全世界で順次発売だそうな。
「GEOLANDAR A/T4」は、A/Tタイヤに求められるオンロード性能とオフロード性能をさらに高次元で両立しながら、よりオフロードイメージの強いデザインを実現したという。
メーカーではスタンダードオールテレーンタイヤを添えています。オフロードチューニングやドレスアップを楽しむユーザー向けの「GEOLANDAR X-AT」もラインアップし、双方で幅広い製品と豊富なサイズ数をアピールします。
また最近の傾向である、A/Tタイヤの冬性能向上を果たしています。「スノーフレークマーク」を全サイズで獲得し、冬用タイヤ規制時でも走行可能なタイヤとして認められています。
「スノーフレークマーク」の刻印は、ある意味オールシーズンの機能を搭載していると言うこと。厳密には一線を引くも、M+Sのみに留まらない姿勢はプラス評価を獲得すること間違いないかと。
オンロードにオフロード、そして雪道性能を持たせることは昨今のA/Tタイヤにとって当然の流れです。その実現は「GEOLANDAR A/T4」にとっても最新化を主張する上で響くのでは。
搭載技術
アグレッシブなトレッドパターンとサイドウォールのブロックデザインがオフロード感を高め、オフロード性能や耐カット・チッピング性能を向上。同時にオンロードでの優れたウェット性能や快適性も実現しています。
タイヤの接地形状を見直すことで、オフロード性能およびオンロードでの耐摩耗性能を高めています。