ダンロップの住友ゴムは、プレミアムコンフォート「SPORT MAXX LUX(スポーツマックス ラックス)」を発表しました。従来品「VEURO VE304」と比較して、操縦安定性能と静粛性能を高次元で両立した製品です。
発売サイズは、275/35R21 103W XL ~ 225/65R17 102H までの72を設定。2025年2月から順次発売予定です。
性能両立は、接地面積を増やしたSPORT MAXX専用特殊プロファイルで優れた操縦安定性能を発揮。また、オリジナルのパターンデザインと特殊吸音スポンジで音圧をコントロールし、タイヤから出るノイズを抑制します。
更にガソリン車だけでなくEVに求められる性能も満たしたとして、近年のEV需要増に対応するために独自の基準で定めた「EV適応マーク」を初めて刻印しています。
タイヤラベリング制度においては、転がり抵抗係数で「AA」(一部「A」)、ウェットグリップ性能は全サイズで「a」を獲得しています。また全サイズ低車外音タイヤでもあります。
搭載技術
注目はノイズ抑制技術でしょう。特殊吸音スポンジであるサイレントコア搭載により、タイヤ内部の空気振動に起因するノイズを吸収することで高い静粛性能を実現しました。形状容積を従来よりも増やした専用設計とし、吸音性をさらに高めています。
これを主体とし、パターンデザインに横溝を最適に配置したシームレスグルーブと、主溝内の空気の流れを変えるデュアルスロープを組み合わせたサイレントウェーブテクノロジーによる低減は、「VEURO VE304」に比較してパターンノイズ14.9%、ロードノイズ8.8%を実現します。
操縦安定性能は、SPORT MAXX専用特殊プロファイルであるマックス・ドライバビリティ・テクノロジーの搭載により、広くなった接地面で路面を捉えることを可能にしました。同プロファイル非採用製品と比べ、カーブ走行時により小さな舵角で思い通りの走行が可能になるという。