ファルケンの住友ゴムでは、コンフォート低燃費タイヤ「ZIEX ZE914」のウェット性能を向上させた「ZIEX ZE914F」を発表しました。2014年8月にそれまでの「ZIEX ZE912」から低燃費タイヤ化を果たし、僅か1年半で更なる進化を遂げることになります。
従来品「ZIEX ZE914」との違いは「F」です。そう既にスタッドレスタイヤでも採用された「F」の名称を国内ライナップのメインにも登載します。で、「F」はコンパウンドの進化と捉えています。
新コンパウンドは発熱抑制に長けています。住友ゴムの素材先進技術「4D NANO DESIGN」により開発した「新シリカ用変性ポリマー」をトレッド部に採用、ポリマーの発熱を抑制しグレーディングンの向上に繋げています。
今回低燃費性能を維持しながらウェットブレーキ性能を9%向上。その結果、ラベリング制度のウェットブレーキ性能は「c」から「a」が15サイズ、「c」から「b」が44サイズ、全59サイズの展開です。発売時期は、2016年2月から順次。
【2015.12.24掲載 2016.1.13更新】