RADARに旧車向けの「Dimax Classic(ディーマックス クラシック)」が国内でも加わりました。発売する オートウェイ によれば、クラシックカー独特のイメージに合わせて特別に開発されたという。
特別配合のトレッドコンパウンドを使用、優れたハンドリング、耐久性、快適な乗り心地に仕上がってるそう。通常とホワイトリボンの2種がラインアップされます。サイズは通常が 185R15 93V、ホワイトリボンが 125R12 62S 3.0cm と 155R15 82S 3.9cm です。在庫数は多くないですね。
まずは初期販売の状況を見て定番にするか判断するのでは。ただかなり特殊だし、販売ボリュームは限定的かと。
いずれもメジャーだけれど、このところクラシックカーやヒストリックカーなど昔のクルマに向けた製品が登場しています。復刻と言ってもいい。
例えばヨコハマ「ADVAN HF Type D」。こちらはヒストリックカー向けを謳います。1981年発売のオリジナルデザインを再現したもので復刻版です。サイズは、205/50R15 86V ~ 185/70R13 86H の全6サイズ。2017年10月26日からヨコハマのオンラインショップ ADVAN STYLISH COLLECTION で限定発売されています。
ブリヂストンは、初代「ロードスター(NA型)」の新車装着タイヤ「SF325」を復刻。サイズは 185/60R14 82H、2018年1月から発売を開始しました。2003年に生産は終了していますが、マツダの初代「ロードスター」レストアサービス開始によって市販用に復刻です。
またミシュランもクラシックタイヤをラインアップ、総合カタログとしてWEBでも公開されています。製品は1930年代~1970年代に製造されたクルマに適合するもの。ここにはクラシックカーの定義が以下のように示されています。
・製造後30年以上経っている
・正しい状態で保存・維持されている
・日常の交通手段として使用されていない
・技術的および文化的な伝統の一部となっている
ピレリも存在をアナウンス。ただし、国内向けではなくグローバルサイトで。クラシック&ヴィンテージスポーツカー向けの Collezione(コレツィオーネ)、シリーズの意味ですかね。1950年代~1970年代までの各「Cinturato」シリーズがラインアップされます。国内で流通しているかは不明。