ブリヂストン BLIZZAK REVO2 の特徴

製品情報

 北海道、北東北において、2台に1台の装着率(シェア50%)を誇ったブリヂストン「BLIZZAK REVO2」です。前作「BLIZZAK REVO1」と比較して、氷上でのブレーキ性能が12%向上していることが謳われ、圧倒的な信頼性の高さを誇るタイヤです。発売は2006年9月からです。

 ブリヂストン「BLIZZAK REVO2」は、その最大の特徴が「RCポリマー」の配合です。温度によりゴムの性能が変化するのを抑制するもの。通常スタッドレスタイヤは路面温度によりゴムの性質が大きく左右されるのですが、それを抑え氷雪路面での性能とウェット・ドライ路面での性能双方に威力を発揮することが謳われます。

 「レボ発泡ゴムZ」は、アイスバーンでの路面を引っかく「バイト粒子」を5倍に増量し引っかき効果を向上、水路も5倍に増やし氷上の水膜を効率よく排出します。「マルチZパタン」は、タイヤのトレッド面を大きく「Z」のようにデザインされ、多方向に効きを発揮し、グリップ力、排水効果、徐水効果などに貢献することを訴えています。

 「BLIZZAK REVO2」は、車種対応も軽カー、コンパクトカー、ミニバンや1BOXまでフォロー、ロープロファイルモデルも設定され、セダンやスポーツカーなどにも十分対応できる構成になっています。

 雪道での走行では独自技術を得たことで、雪を噛む「ギュギュ」というような音がし、タイヤが確実に雪を掴む感覚が実感できそう。この点は、前作「BLIZZAK REVO1」との比較で最も違いが感じられる点であり、雪道をグリップする(雪を掴む)性能の向上が明らかにアップしている証かと。

 スタッドレスタイヤは縦のグリップに対して、横のグリップが劣るのが一般的なのですが、このタイヤはハンドリングの安定感から横のグリップに対しても高性能さが感じられる。「BLIZZAK REVO2」は、そのコンセプトが「縦に効く、横に効く。さまざまな冬道に効く」ですが、深雪路面や圧雪路面、アイスバーンそしてドライ、ウェット路面とあらゆる環境での高性能さが実感できることで信頼を得ていると考えられます。

 スタッドレスタイヤに求められることは、確実な安心感をドライバーに与えられることであり、それを実現していることで東北、北海道地区でのシェア50%は偶然ではないように思います。

 しかし、一時の高い信頼性と話題性も今は昔。最新「BLIZZAK VRX」へそのポジションを譲ることで旧モデルとしての役割に徹することになります。但し、高性能への評価は疑いないもの。従って実績から価格面を考慮し、安さが期待できる「BLIZZAK REVO2」へ標準を合わせることも有りでしょう。2006年の発売から相応の経過が見れますが、まだ行けるという雰囲気持っています。

  

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