ダンロップ VEURO VE302 の特徴
タイヤ性能
ダンロップ「VEURO VE302」は、ダンロップの特殊吸音スポンジ入りタイヤの進化版です。ダンロップは、2006年にスポンジ入りタイヤとして「LE MANS LM703」を最初に発売しましたが、更に特殊吸音スポンジの表面積を拡大し、静粛性能の向上を果たしたのがこの「VEURO VE302」です。
タイヤテクノロジー
ダンロップ「VEURO VE302」の最大の特徴は静粛性です。この実現には特殊吸音スポンジを採用しています。道路の継ぎ目などを通過した時に、「パコパコ」となる残響音である空洞共鳴音で、特に技術的に難易度が高かった250Hz付近の音を、大幅に低減していることが謳われます。
これにより車内での会話や音楽などがより快適に楽しめることが強調されています。
また、「VEURO VE302」のトレッド面は、左右非対称パターンを採用しています。
IN側では、センターのストレートグルーブと横に伸びるハイドロスロットにより、ハイドロプレーニング性能を向上させ、ウェットでの走行を安定。OUT側では、接地面積割合比率の向上により、接地圧分布が均一化されドライグリップ、そして偏磨耗性能が向上しているそうです。
特殊技術によるショルダー部の剛性向上や、スチールベルトの剛性を高め無駄な動きを抑制することで、「しゃきっとした乗り心地」を得ることも訴えられています。
さて、「VEURO VE302」の特殊吸音スポンジは、走行時の「パコパコ」となる空洞共鳴音の耳障りな音はだいぶ低減されるようですが、その際でも音の質はやや乾いた音なのだそう。特に高速道路でその違いが現れるとも。
走行時の路面からくる「サァー」とも「ザァー」とも聞こえるような音は、特殊吸音スポンジが果たす役割とは方向性が異なるようです。これに関しては従来のトレッド面のデザインや素材などが影響してくると思われます。
この場合であっても静粛性に対する拘りは強く印象付けられ、スポンジ効果と伴に全体的な静粛性への期待は持たれます。
また、運動性能は左右非対称パターンによる効果を感じたいところです。ハンドリングに対するレスポンスの良さは得意性として強調されており、重厚なボディーを持つ車でも思いのほか扱いやすさが訴えられています。
「VEURO VE302」は、基本的には特殊吸音スポンジの静粛性が際立ったタイヤですが、対象として大型のセダンばかりではなく、大型のミニバンや1BOXでも剛性感の高さから十分マッチするオールラウンド性の高いタイヤと言えそうです。
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