オン・オフを問わずアクティブに活動するユーザーに向ける
- カテゴリー:4×4(A/T)
- サイズ:15~20インチ
- 扁平率:85~55%
- 発売:2019年8月
- インプレッション募集中
主張はオン・オフを問わず、アクティブに活動するユーザーに向けた4X4に最適なタイヤ。見た目かなりワイルド、でも実際の括りはA/T=オン・オフ対応のオールラウンド。
製品情報
グッドイヤーでは、4X4タイヤ「WRANGLER DURATRAC(ラングラー デュラトラック) 」を日本国内へも投入しました。初期設定サイズは LT275/65R18 123Q ~ LT235/85R16 120/116Q までの14サイズ、2019年8月5日から順次発売しています。最新は16サイズまで拡大しています。
グッドイヤーの主張はオン・オフを問わず、アクティブに活動するユーザーに向けた4X4に最適なタイヤとしています。見た目かなりワイルドだしM/T(Mud Terrain)= オフロード対応なのね、と思ったんですけど‥ 調べたら括りはA/T(All Terrain)= オン・オフ対応のオールラウンドになるよう。
当然、今回日本グッドイヤーによる正規導入ですけど、既に並行等で国内市場には出回っています。一足先? のインプレッションではこのあたり意外に明確化されています。そして評価も悪くない。M/Tの様な見た目、しかし静寂性、軽量化を実現する。興味が得られそうです。
また日本でも冬用タイヤ規制時に走行可能として認められている証である、スノーフレークマークを取得しています。スタッドレスタイヤのようにはいかないけれど浅雪程度なら行けるでしょう。
ということで4X4市場は国内の数倍もある北米で認知、厳しい条件下で育まれた製品がいよいよ国内にも登場です。
グッドイヤーのカテゴリーにおける「WRANGLER」の位置付けはいまひとつ不満があります。オンロードのSUVはコンフォート「EfficientGrip」やプレミアム「EAGLE」などが躍進中。だけども本来全体を担うのは「WRANGLER」だったはず。新たな施策によってこのあたり曖昧に。そろそろ「WRANGLER」本来の役割を明確化する時では。
搭載技術
トレッド面にはトラクティブ・グルーヴ・テクノロジーを採用、溝の形状を最適化、悪路、雪道などでのトラクションを確保。またセルフ・クリーニング・ショルダー・ブロックによって砂、砂利、泥などを効率的に排出、目詰まりを防止することで常に最適なトラクションを確保します。
更には高角度センター・ブロック・デザインというセンターブロック採用で、車内に対するロードノイズを抑制します。ターゲットは、例えば三菱「デリカD:5」やトヨタ「ハイラックス」など。オフロード向けを謳いながらも快適性を提供します。