国内低燃費タイヤを実現。多様性に満ちたコンフォート
- カテゴリー:コンフォート/SUV(低燃費)
- サイズ:15~21インチ
- 扁平率:65~30%
- 発売:2022年3月
- 7件のインプレッション
対象をクロスオーバー、セダン、ミニバンに向けたコンフォート。国内低燃費タイヤ化を果たし、「A/a」が多数は正にドンピシャのグレーディング体系。価格と性能のバランスで有効。
製品情報
ピレリは、安全性とサステナビリティにフォーカスした低燃費タイヤ「POWERGY(パワジー)」を投入。対象をクロスオーバー、セダン、ミニバンに向け国内低燃費タイヤ化を実現しました。275/30R20 97Y XL ~ 175/65R15 84H までの全51サイズのうち、「AA/a」が8サイズ、「A/a」が40サイズ、「A/b」が3サイズ。2022年3月より発売。
「POWERGY」とは聴いたことあるような‥ そう「P6000 POWERGY」でした。どこかの専売品でオールシーズンだったかと。また旧モデル「POWERGY」もあった。こっちは夏タイヤ扱いだけれどトレッドデザインが全くの別物。
ということで、新たな「POWERGY」について確認を。まず特筆すべきは対象をクロスオーバー、セダン、ミニバンに向けたコンフォートタイヤだということ。しかも国内低燃費タイヤ化を果たし、「A/a」が40サイズは正にドンピシャのグレーディング体系。価格と性能のバランスという点でかなり有効かと。
主張は、優れたウェットグリップで悪天候時での安心感を高め、クルマの燃費を低減することで排出ガスを削減。さらに低騒音化も実現し、環境やサステナビリティにも配慮した製品としている。
サステナビリティとは? 持続可能性を意味するらしい。この場合、性能維持を指すものかと。ウェットグリップ、燃費低減、低騒音化というような基本主張を長く維持する特性と受け止めたい。また新たな製品を投入するのなら、名称は変化が必要と個人的には思っています。「POWERGY 2」とか‥ 余談ですけど。
POWERGY SUV(SUV専用)
「POWERGY」は触れている通り、対象をクロスオーバー、いわゆるSUV専用サイズもラインアップします。295/35R21 107Y XL ~ 215/65R16 98H までの全15サイズのうち、「AA/a」が7サイズ、「A/a」が8サイズ。完全フォローとはいかないまでも相応を確保、全体フォローへ向けてということです。
搭載技術
「POWERGY」の開発は、バーチャルリアリティを活用した開発方法を採用。この新しい開発方法は、トレッドパターンおよびプロファイルの適正化が可能、最適な接地形状を実現します。これによりバランスがよく接地圧分布は均一、ブレーキの制動距離は短く、クルマのコントロール性や操舵時の正確性を向上させたという。
ウェットブレーキ性能や摩耗性能は、特殊なポリマーを使用したコンパウンドを採用することにより改善。周方向の溝とそれにつながる横溝を配置したパターンの設計で排水性を高めたよう。
新たに採用した開発方法によって僅か18ヶ月で開発を完了。またタイヤのプロトタイプの物理的な数量を削減し、環境にも配慮したタイヤ開発を実現させたとしています。
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インプレッション
- 投稿数 【7】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 3.8
- 4.5
- 4.1
- 4.1
- 3.7
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
EX20との比較ですが、転がりが良く、コーナーでよく粘り、パターンノイズも比較的静かで、期待以上でした。標準より0.4kg空気圧を上げて乗っていますが、ポンポン跳ねる印象も低く、日本の速度域では走りのスムーズ。1.5年2万キロ走ってまだ5分山以上残っているので耐久性も良いかと。
一昔前の安タイヤは硬めでロードノイズも大きいイメージでしたがここまで良くなってるのかと驚きました。
マーケティング等をほとんどしておらずブランド力が低いタイヤですが、隠れた名タイヤだと思います。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
グリップ力はドライでもウエットでも非常に高く、高速道路や大雨の日など、どんな状況でも安心して運転できる。
ドライバビリティに関してもステアリングやサスペンションを通じて路面状況がしっかり伝わり、曲がる時もテンポの遅れなくダイレクトに曲がってくれる。
乗り心地も不快なノイズや硬さを感じることはなくかなり快適。
寿命はまだ履いて200kmしか走ってないので不明だが、トレッドウェア300なので平均的かな?と思う。
総評としては、優れた性能を高次元で両立したタイヤが1本1万円未満なのはコスパが良すぎる。買って正解だった。
255/35R19
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
装着後すぐに感じたのは走り出しの軽さ。実際半年ほど乗って燃費が+1km/Lくらい向上しています。
ウェットでの手ごたえは十分で、通常の使い方ではグリップの不足は感じません。
乗り心地に関してはV105と同じような感じで少し固めかもしれません。
なお静粛性に関しては寿命間近のV105と同等、ドライグリップとレスポンスは3年経ったV105よりも下の水準と感じました。
寿命はV105よりは長持ちするだろうという期待も込めて4にしています。
価格はV105の半額以下ですので、コストパフォーマンスはかなり高いタイヤです。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
3300km走行が、P6に比べて静粛性良くなっています、コーナリング性能良く走りやすいです。トータルバランスがとても良いです。店のオーナの話ではP6の静粛性ドラゴンスポーツのスポーツ性能を1つにしたタイヤだと聞きました。ウエットでは、溝が4本になり排水性も良いです。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ウェットでも不安は無いです。
静寂性はアスファルトの状況にもよりますがHV車ではノイズは入ってきます。静寂性を求めるなら高額なコンフォートタイヤを選んだほうがいいですがコストパフォーマンスを求めるなら妥協も必要かと思います。
寿命は車のフロントアライメントが狂っていた為、一年、20000キロで内側の溝がなくなったので買い替えます。アライメント修正したのでパワジー再購入して再度様子見です。
コストパフォーマンスでは圧倒的に高いと思います。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
特にウェット性能は滑る感覚はなくガッチリとらえます。ドライでも首都高のコーナーも速い速度域で安定した走り。静粛性、直進性も素晴らしい!
コンフォートのジャンルというよりスポーツコンフォートでしょう。
走りたい時にはそれなりのグリップ力を発揮するので峠、高速コーナーも問題ない。しかも低価格!P1の静粛性、燃費性を向上させたモデル。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
また、高速もハンドルのブレがなくなりました。
これは、タイヤのおかげか、バランスをしっかりとってもらったのか、窒素を入れたのかどれに起因するかは分かりません。
ただ、他のクルマにも入れたくなりましたが、折角なのでピレリの他のタイヤを入れて比較しようと思っています。