FUNBARI TECHNOLOGYの効果を強調
- カテゴリー:ミニバン(低燃費)
- サイズ:13~20インチ
- 扁平率:70~35%
- 発売:2019年6月
- 2件のインプレッション
「エナセーブ RV504」が進化。風や重さにふんばりが効く ふらつきにくく快適 が主張点。新開発の FUNBARI TECHNOLOGYの効果で耐ふらつき性能19%向上、耐偏摩耗性能53%向上。
製品情報
ダンロップのミニバン専用タイヤとして主張を展開した「エナセーブ RV504」が進化、「エナセーブ RV505(アールブイゴーマルゴ)」として投入されました。風や重さにふんばりが効く ふらつきにくく快適が主張点です。新開発のFUNBARI TECHNOLOGY(ふんばりテクノロジー)の効果を強調します。
ラベリング制度の転がり抵抗係数は「AA」、ウェットグリップ性能は「b」(一部「c」)です。2019年6月1日から発売になりました。
ダンロップのミニバンカテゴリーを辿るとブランド変遷が見られます。当初は「LE MANS RV」から。次いで「LE MANS RV RV501」、そして「LE MANS RV RV502」と続きます。「LE MANS」ブランドとシリーズパターンになる「RV50・・」が合わさった展開。そして2009年の「エナセーブ RV503」から今回も踏襲する名称シリーズが誕生しました。
「RV505」は低燃費タイヤ「エナセーブ」として第3世代、ミニバン第5世代、という捉え方が出来るかと。これにより専用化のメリットでもあるふらつきと耐摩耗性がより向上しています。数値化すると耐ふらつき性能が19%向上、耐偏摩耗性能においては53%もの向上だというから驚きです。
FUNBARI TECHNOLOGY
採用された技術はFUNBARI TECHNOLOGY。ふんばり です。路面を捉え荷重をがっちり支えることで、乗車人数や荷物が多いとき(荷重負荷時)のふらつきを抑える特性です。具体的にはトレッドパターン、特にセンターリブに新技術プラスリブを、またサイド部の強化とサイドウォール全体がたわむ新プロファイルを採用しました。
FUNBARIとは同社独自の呼び名かと。同様はコンフォート「LE MANS V」の、SHINOBI(しのび)テクノロジーでも見られます。基幹技術を総称し理解を高めるのが狙いでしょう。ミニバンではタイヤのふんばる様が強くイメージされますから。
既存ミニバンカテゴリーは細分化が進みます。上質の快適性を追求した「プレミアム」、高速走行やハンドリングを追及した「スポーツコンフォート」、静粛性と乗り心地を両立した「コンフォート」、そして「軽カーハイト系専用」などで構築します。で、「RV505」は従来を踏襲し「コンフォート」になるかと。
サイズは20インチを設定、従来品「RV504」を上回るフォローを実現します。このことは「プレミアム」や「スポーツコンフォート」と同様。しかしながら、下位の車種特性にも長ける性格は、上位へのフォロー範囲拡大に少しばかり不安を抱きます。ここは従来通りのフォロー体系に留めるのが最良だと思います。メーカーとしてはこれ本意じゃない?
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インプレッション
- 投稿数 【2】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.5
- 3.5
- 4.0
- 4.0
- 4.0
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
レグノGRX?からの乗り換えで、レグノを4とした、約4千キロ走行後の評価です。ウエットでは、やや劣る印象ですが、コーナーの接地感とドライグリップと安定感は、明らかに上回ります。TVCM同様、重量ミニバンには、良い選択ではと、思います。寿命(偏摩耗)は、希望込みで5にしました。