グッドイヤーのミニバンがE-Gripとして登場
- カテゴリー:ミニバン(低燃費)
- サイズ:13~20インチ
- 扁平率:65~35%
- 発売:2021年3月
- 1件のインプレッション
ミニバン特有の車高が高いことで発生するふらつきを軽減、静粛性の改善も実現。ブランドは「EAGLE」シリーズと決別し「EfficientGrip」へ転化、シリーズの更なる強化を図る。
製品情報
グッドイヤーからミニバン専用タイヤ「EfficientGrip RVF02(エフィシェントグリップ アールブイエフ ゼロツー)」が投入されました。ミニバン特有の車高が高いことで発生するふらつきを軽減、静粛性の改善も実現しているという。
サイズラインアップは 245/35R20 95W XL ~ 155/65R13 73H までの40をラインアップ。全サイズで転がり抵抗係数「AA」、ウェットグリップ性能は32サイズで「b」、8サイズで「c」を実現します。2021年3月1日より発売が開始されました。
従来品は2014年に登場した「EAGLE RV-F」なのでようやく感あります。しかもブランドは「EAGLE」シリーズと決別し「EfficientGrip(E-grip)」へ転化、シリーズの更なる強化を図ります。逆に「EAGLE」シリーズはスポーツへの傾倒が進み、本来のコンセプトが明確化しつつあります。
ミニバン専用タイヤはカテゴリー内で細分化、従来品の「EAGLE RV-F」はその特性からスポーツミニバンへ配置しました。転がり抵抗係数「A」「AA」、ウェットグリップ性能「b」「c」を既に実現済みだし、ふらつきや偏摩耗、そして腰砕けの抑制を高次元で果たし、快適性能や操縦安定性をも向上させる新コンセプトを謳いました。
対して「EfficientGrip RVF02」は、ブランド転化で特性がスポーツ系からコンフォート系の強化を図ります。その結果、特徴に挙げる静粛性が最大主張に。プラスして車種としてのミニバン特有のマイナス面、そうふらつきをしっかり抑え込み安定した快適な走りを提供するとしています。
これによりスポーツへの傾倒がやや弱められた感があるも、そこは従来からのコンセプトを維持。細分化による配置は従来を維持します。
残念ながらこれまでグッドイヤーのミニバンタイヤは、注目度合いが必ずしも高いものではありませんでした。しかし、海外メーカーとしてミニバンをラインアップする姿勢は好感を持っています。従って姿勢の評価同様、製品もそうあって欲しいというのが正直なところです。
地味な印象から「EfficientGrip」シリーズ強化の一環として新たな役割を背負い、ミニバンカテゴリーのリスタートになるのでは。グッドイヤーの製品へ期待する様は大きいと思います。
搭載技術
「EfficientGrip RVF02」の技術展開、メーカーアピールはショルダーのピッチ数と接地形状を最適化している点を挙げています。これによりノイズが低減、会話や音楽がより楽しめる車内空間を実現しているという。
大きさが異なる5つのショルダーブロックの配列を最適化。ピッチ数を増やしランダムに配置することで路面からのピッチ音(叩き音)を分散、パターンノイズとピッチノイズの低減に貢献します。従来品比較でパターンノイは14%の低減というから効果大きい。
ガタつきのあった接地形状を滑らかになるよう最適化。路面へ徐々に接地するため衝撃が緩和され静粛性が向上。この効果でロードノイズは9%も低減します。
上質な乗り心地を実現するのはトレッド内部のベルトおよびオーバーレイヤー、更にサイドのプロファイルを最適化すること。路面からの衝撃を緩和し大きな効果を発揮します。
サイズ・購入
インプレッション
- 投稿数 【1】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.0
- 4.0
- 4.0
- 5.0
- 3.0
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
でたばかりの新作でまだ600kmですので寿命はわかりませんが、静かさはMPZよりは静かです。
タイヤの剛性は柔らかい感じで乗り心地も良いです。
レーンチェンジなどハンドル操作に対するリニア感はMPZの方が良かったですが、乗り心地とトレードオフだと思います。ブロック、ケース剛性がMPZが高いので、RVF02はゴム質が明らかに柔らかいです。
耐磨耗性はMPZが秀逸でしたので、減りは早そうです。
乗り心地からくるバランスがよいので、家族にはウケがよいですね。
多分商品の方向性が逆な感じです。
ロールしないしっかり感と耐磨耗性はMPZ,乗り心地RVF02、製造は同じRV505と価格くらべたらRVFが得です。