スポーツ志向の高いユーザーニーズに対応する
- カテゴリー:ストリートスポーツ
- サイズ:14~20インチ
- 扁平率:55~30%
- 発売:2020年2月
- 3件のインプレッション
メーカー主張はカジュアルスポーツを謳う。ストリートスポーツの日常版、とでも言えばいいか。しかもミニバンや軽カーでもその実現を容易に達成出来る敷居の低いスポーツ系タイヤ。
製品情報
ブリヂストンはスポーツカーのみならず、セダンやミニバンなどスポーツ志向の高いユーザーニーズにも対応するストリートスポーツ「POTENZA Adrenalin RE004(ポテンザ アドレナリン アールイーゼロゼロフォー)」を投入しました。
「POTENZA Adrenalin」シリーズは2014年に「RE002」から国内投入が実現しました。先行したのは欧州やアジア諸国など、従って一応グローバル製品としての位置付けだったかと。ターゲットはスポーツカー、セダンやクーペなどへも装着も可能とし、ストリートスポーツの主張を展開しました。
そして僅か1年後の2015年に「RE003」へ移行。これ先行するグローバルでの展開に沿った為では。そして当初訴えた、街中での快適性とスポーツ性能に対する要求を底辺から支える懐の広いタイヤ性能、という抽象的な主張をより具体化し進化も果たします。
従来を踏襲するスポーツカー、セダンやクーペなどにスポーツ志向の高いミニバンユーザーも加える展開へ。更に2016年からは軽カーへ向けたサイズが追加され、ブリヂストンの軽カー強化策の一環に加えられました。という変遷を経て新たな「RE004」へ繋ぎます。
「RE004」のメーカー主張はカジュアルスポーツを謳います。以前よりも緩い印象です。噛み砕けばストリートスポーツの日常版、とでも言えばいいかな。スポーツ走行に対する拘りを持ちつつも、走行環境は街中がほとんど。その中でもキビキビとしたレスポンスの良さやグリップを感じたい。しかもミニバンや軽カーでもその実現を容易に達成出来る敷居の低いスポーツ系タイヤです。
ただ現行サイズの設定では対象車種に限界もあるような‥ でもスポーツ系ならこれはこれでいいのかな。
搭載技術
「RE004」に進化しても従来からの基本コンセプトは踏襲しているよう。それに加え RE004専用コンパウンドを採用し転がり抵抗を低減、更にはコンパウンドにシリカを配合しラベリング制度のウェットグリップ「b」を実現(一部)、操縦安定性にも配慮しています。
トレッドデザインは従来ストリートスポーツとしてはかなり斬新であったかと。稲妻にも似た鋭角なブロックが特徴的。モータースポーツで培った高いブロック剛性と排水性の両立に拘ります。「RE004」はこれら踏襲するも形状に微妙な変化を加え各所における効率化を重視、全体性能を両立し安定性を高める狙いが感じられます。
メーカー指針の性能イメージはスタビリティに大きな進化を示します。全体的な安定性を更に高めたということかと。ドライグリップも同様の進化レベルを強調、エコだって拘っています。ウェットはラベリング制度のグレーディング「b」を全てではないけれど多数サイズで実現します。
サイズ・購入
インプレッション
- 投稿数 【3】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 5.0
- 4.6
- 4.3
- 4.6
- 4.0
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ミニサーキットで同じようなクラスのタイヤと1秒違う。RE003よりもグリップが上がっている気もするが、リム幅をワンサイズ変えてしまっているので直接比較はできない
雨も不安なし
ただ全然持たない。サーキット1度走ったとはいえ2万キロちょっとで無くなったのと、ローテーションに気を使わないとタイヤバランスが崩れやすいのか直安性がはっきりと酷くなる
上述のRE003の時はもっとズボラに使っても平気だった。条件は違うのでなんとも言えないが
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
乗り心地に関してはロードノイズも小さく、50扁平なので穏やかです。
グリップに関してですが、ドライ・ウェット共に限界が高い印象です。
しかし付随して静粛性が高いお陰か、限界付近でのスキール音が小さいので、限界を体で覚えなければ突然グリップが抜ける感覚に襲われます。
街中や郊外を走る分には申し分ないグリップ性能ですので、普段のドライブが楽しくなるタイヤです。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命