F1のスリックタイヤに近いアグレッシブモデルを謳う
- カテゴリー:ピュアスポーツ
- サイズ:19~21インチ
- 扁平率:35~25%
- 発売:2016年4月
- インプレッション募集中
メーカー主張も素直に響く高性能。一般道とサーキットの両方でモータースポーツ技術の流用から最良を提供、追及したのは究極のスポーツパフォーマンス。ターゲットはFOR SUPER CAR。
製品情報
2016年に投入された「P ZERO」(PZ4)は3種類で構成。スポーツ走行用「SPORT(スポーツ)」、高性能サルーン用「LUXURY(ラグジュアリー)」、更にはF1タイヤに最も近い特性を持つ「P ZERO CORSA(ピー ゼロ コルサ)」(PZC4)です。
「P ZERO CORSA」(PZC4)は、当初「P ZERO」(PZ4)の飽くまでも派生モデルに位置付けられました。しかしながら、スポーツ走行用の「SPORT」が存在する中で差別化を明確化する必要があります。
「SPORT」の特性はドライグリップに長けたスパルタン、と位置付けたいけれどサーキットから街中までフォローアするオールラウンドと受けとめたい。
一方「P ZERO CORSA」(PZC4)はモータースポーツ、特にF1におけるスリックタイヤに近い最もアグレッシブなモデルを謳います。従いドライグリップに長けたスパルタンならこっちでしょ。
メーカー主張も凄いです。一般道とサーキットの両方でモータースポーツ技術の流用から最良を提供、追及したのは究極のスポーツパフォーマンス。ターゲットはFOR SUPER CAR。フェラーリやポルシェ、ランボルギーニ‥ などのスーパーカーに対しレーシングコンパウンドは、極上のハンドリングと最高レベルの制動力、そしてトラクションを可能にしているという。
なるほど! でも問題が‥ 「P ZERO」(PZ4)は「SPORT」、「LUXURY」を一本化、プレミアムスポーツに括ります。しかしながら「P ZERO CORSA」(PZC4)は別展開するも同様にプレミアムスポーツの括りではどうよ? 正直別展開する意味が薄れます。
そこで悩みよ~く考えた結果、プレミアムピュアスポーツというのが本来与えられるカテゴリーになるかと。ただ当サイトではそこまでの細分化を果たしていません。ならプレミアムは完全踏襲、その上で敢えてピュアスポーツへ配置しましょ。究極のスポーツパフォーマンス、要はピュアスポーツが求める純粋な走りの高レベル化、ドライビングの楽しさを高度に実現するイメージを植えつけました。
搭載技術
左右非対称のトレッドパターンを採用。OUT側のショルダーブロックは接地面積を大きく確保、センターの連続したリブとの効果によってハードなハンドリングとハイスピードなコーナーリングなど横方向への加速度を高度にコントロールします。
ストレートグルーブは幅広が3本、際立つ縦溝がウェットでの安定性、安全性を高度に実現します。またIN側とOUT側で異なるコンパウンドを採用、ハイスピード域でのグリップとトラクションに貢献します。