アローヘッド型グルーブを採用した正統派スポーツ
- カテゴリー:ピュアスポーツ
- サイズ:15~19インチ
- 扁平率:55~35%
- 発売:2005年
- 7件のインプレッション
Sタイヤのコンパウンドを使いパターンもレイン用Sタイヤと見間違えるほど。グリップ性能に限れば「POTENZA」や「ADVAN」にも勝る性能を持つと言われたほど‥ 見た目の精悍さもいい。
製品情報
トーヨー「PROXES R1R(プロクセス アール1アール)」は、ストレートグルーブを持たないスポーツタイヤとして極上のグリップ性能を謳います。
トーヨーのスポーツと言えば20年以上に渡って「TRAMPIO」がトップに位置付けられて来ました。しかし、北米とヨーロッパではグローバルブランドである「PROXES」が高い評価を受けていたことで、国内でも新たな高性能ブランドとして採用、「TRAMPIO」の後継になったのです。
「R1R」は元々「TRAMPIO」ブランドで誕生しましたが「PROXES」に編入、よりスパルタンなスポーツタイヤとして生まれ変わりました。
特徴は何と言ってもそのトレッドパターンにあります。豪快に斜めカットされたパターン、そう縦溝を持たないアローヘッド型グルーブは高い排水性の実現を謳い、一見レイン用のSタイヤと見間違えるほど。
これによる効果はドライ性能が優位では。ひとつ々のブロック面積を大きくし強烈なグリップ性能を生み出します。Sタイヤのコンパウンド採用も大きい。タイヤの温度上昇が早くグリップ感を直ぐに得ることが可能です。
グリップそのものは縦よりも横方向に優位性を持ち、この性能を活かすような走り方が出来るのなら満足感を得られそう。スポーツ走行でブレーキングをしながらステアリングを切るような操作をしたとしても反応、修正が図れることでドライビングにそれほど自信が無いユーザーであっても楽しむことが可能だという。
走行後のトレッド面は、熱で溶けたタイヤカスが貼り付くように付着していることがあり、正にSタイヤの走行後のよう。強力なグリップ性能でサーキットのラップタイム更新やジムカーナなどをメインにする人にはお勧めかと。
正直知名度はいまひとつかな。それでも一部のユーザーからは絶大な信頼があり、割り切った使い方をする人には満足度の高い製品と言えそうです。但し、発売からの年数を考えると最新との性能差あるでしょう。正直厳しいと思います。
サイズ・購入
インプレッション
- 投稿数 【7】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.5
- 4.1
- 3.8
- 3.8
- 2.8
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
当時を思い出して書き留めたいと思います。
グリップ力ですが言われている程とは感じません。
ハンドルを切り始めた時の応答性は
やはり71RやZ3、AD08R、RSスポーツの方が上です。
よく言われているSタイヤと同じコンパウンド……ですが
71RSや052等と比べるとやはり劣るとこから
言われている程でも無いと思います。
発売当時(2006年?)のコンパウンドと
現在のでは違うのではないか?と言うのが
当時を知っている人の共通意見で
他銘柄の性能が上がったのか
この銘柄が性能低下したのか定かではありませんが
今となっては驚く程ではなく
エコタイヤよりもう少し上のグリップ力が欲しい時に選ぶタイヤでしょうね。
また温度が上がりやすいのはコンパウンドのせいではなく
恐らくブロックが小さいためで
そのためかタレるのも早いですね。
減るのが早いとも言われていますが
これも当時の話で今では他の銘柄と変わりませんね。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
グリップ・・・基本設計が古いとはいえ、申し分ないグリップを誇っているように思えます。前のタイヤがスポーツ風タイヤ(S.drive)だったからかもしれませんが、前タイヤでは確実にスピンするような速度からでも余裕を感じるコーナリングです。グリップが強すぎてボディがヨレるのではないかと思いました。
ウエット・・・特に不満はありません。普通に走る分には問題ないです。
乗り心地・・・空気圧を2.8にしても少し路面のわだちを拾う感じです。前述したように、サイドウォールのヨレを感じるので空気圧は2.8~3.0ぐらいに設定しておけば良いのでは無いでしょうか?
静粛性・・・評価を5としたのは、スポーツタイヤとしてです。それにしても、この手のタイヤと比べるととても静かだと思います。グリップの割にとても静かです。他のスポーツタイヤを履いていた人が乗ると驚きます。
寿命・・・装着後ワインディング、スポーツ走行、街乗り含め1000kmほどですが、想像していたよりはもちます。ただし、S.driveと比べると約1.5倍ぐらいの速度でなくなっていってふ気がします。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ドライ:何にせよ絶対的グリップがとても高い。特に縦方向よりも横方向のグリップが高くその移り変わりも滑らか。このタイヤで公道でアンダーステアを出すような走りをするならばまずは自分の腕か走り方を疑うべきかと。
ウエット:排水性も良いのではないでしょうか?車の後ろに広がる水煙もしっかり広がっています。ただ排水してゴムが食いつくというよりも車両の自重で押さえられている時だけコンパウンドでグリップしている感じです。ただそれなりのハイスピードでも不安はまず感じません。
乗り心地:乗り心地は最高です。ロードノイズも私は気になりません。嫁にも気づかれていません笑
ライフ:一般道で普通に走れば二年位またはそれ以上全然持つと思います。
しかし、熱が入るとまるでダメでしょうね。峠でも簡単にハナクソを生成しますので相当に減っているはずです。
しかも熱が入るのがしこたま早いです。峠はもちろん、高速道路を制限速度で走ってもそれなりに温まります。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
反則ラジアルと聞きサーキット用に購入したのですが、あくまでそれは発売当初の話。Z2使用後に実戦投入したところ、現在のハイグリップと比べるとサイドウォールの剛性がなく、タレが異常に早くため即効で街乗りタイヤへ降格となりました。街乗りタイヤとしては磨耗も穏やかでドライ&ウエットグリップも大満足してますw
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ミシュラン PS3
ダンロップ Z2スタースペック
トーヨー T1スポーツ
などとの比較です。
びっくりするぐらい、曲がっていきます。
ほかのタイヤだとアンダーになりそうな舵角でも
きっちり曲がっていってくれる感じです。
タイヤに頼って走ってしまいそうなほど安心できます。
高速でも思ったほどうるさくありません。
T1スポーツ、PS3には及びませんが、
Z2スターに比べれば、静かなものです。
笑ってしまうほどの減り方ですが、
ネオバ1本分で2本買えそうな値段でもありますので
非常にお得なタイヤだと思っております。