アジアンタイヤメーカーNANKANG(ナンカン)、既存スタッドレス「ESSN-1」の後継と謳われるのが「AW-1」です。更なるレベルアップを実現、具体的には次の3つを主張。国内の厳しい冬路面、そう氷雪路で効きを高め、耐摩耗性を向上、そして静粛性にも拘る、です。
NANKANGスタッドレスタイヤの国内展開は、認知を高めた「SN-1」から性能向上を果した「ESSN-1」へ。そして2020年8月、待望の最新モデル「AW-1」を投入。これにより2020-2021年冬シーズンの最大興味になるのは間違いないでしょう。
それなら是非とも初シーズンに体感したい。ということでその機会を得ることになりました。最も気に掛けるのは当然アイス性能、ここを重点的に探るつもりです。次に雪路だな。そして近年はトータル性能の実現レベルも非常に重要。ドライ、ウェットは勿論のこと、低燃費、更には快適性や寿命までユーザーニーズは多岐に渡る、全てにおいてアジアンタイヤもハイレベルが求められます。
アジアンスタッドレスタイヤだから‥ 値段が安いから‥ 従来までの妥協も今は冷静な視線が注がれます。当初の勢いからトーンダウン、その結果フェードアウトした製品も見られます。
「AW-1」は更なる向上、が必須。それにより「ESSN-1」の後継として認知されるかと。いやそれに留まらず、アジアンスタッドレスタイヤという括りそのものの評価になる可能性も含みます。従ってレポートは必然的に詳細化、様々な観点から探ります。以下確認下さい!
(なお「AW-1」は国内販売を担うオートウェイの専売品です。今回は同社の提供でリアルレポートが実現しました。)