ATR SPORT 第2世代。トータル性能が飛躍的向上
- カテゴリー:スポーツ
- サイズ:15~22インチ
- 扁平率:55~30%
- 7件のインプレッション
第2世代となりトータル性能向上を謳う。「ATR SPORT」はドライグリップの高さが特徴、これは「2」でも踏襲。しかしそれ以上にレスポンス、そして剛性やライフも飛躍的進化を果たす。
製品情報
「ATR SPORT2(エーティーアール スポーツ2」は従来品である「ATR SPORT」の第2世代を謳うタイヤです。「2」となり世代進化はこうなる。直進安定性、ハンドリング性能、ウェット性能などトータル性能向上です。従ってこれまで以上の人気商品として期待されます。
「ATR SPORT2」は過去D1用として供給実績を誇りました。各メーカーはフラッグシップとなる先進のスポーツタイヤを供給し、激しいタイヤ戦争が繰り広げられています。
D1マシンは1,000馬力オーバーも珍しくない。圧倒的なパワーによってハイグリップスポーツを使いこなします。タイヤはマシンコントロール性に大きな影響を与え、発せられる白煙の状況も審査では重要項目となっています。
激しい戦いの中「ATR SPORT2」装着車は、国内のD1、アメリカのフォーミュラドリフト、そしてフォーミュラドリフトアジアでシリーズチャンピオンを獲得するなど輝かしい成績を残しています。
トレッド面は方向性のあるデザインが採用され、ウェットとドライで優れたトラクションを狙います。縦4本の幅広い溝はこれまで以上に効率的な排水性を実現し、ソリッドセンターリブ が直進安定性に大きく貢献します。
インターロッキングトレッドブロック はコーナリングでのレスポンスを高め、dBサイレント・テクノロジー はスポーツタイヤながら静粛性を意識させるものです。また、ATR Gen.2 は第2世代を謳う先端技術、これらによりトータル性能向上への期待感を背負います。
現在「ATR SPORT2」と「ATR SPORT」は併売です。その為に差別化が必要。「2」は進化、より爆発的なら「EVO」でもいい。しかし、実際は爆発的な位置付けではありません。
「ATR SPORT」はドライグリップの高さが特徴です。「2」もこれを踏襲、それ以上にレスポンス性能が注目されます。更に剛性強化やライフ向上も実現し、より扱いやすいタイヤとしての位置付けが進化の本筋かと。見た目の洗練さも得たことで、アジアンタイヤの中でもプレミアムスポーツを謳いたいところでは。
アジアンスポーツがより極めたドライグリップに傾倒するのが今の流れです。その中で、かつての正統派ピュアスポーツとして取り上げるのはNANKANG「NS-2」。同時に「ATR SPORT」もその位置付けを強調します。
双方目指すのは高位に追求を果たすバランス性能。スポーツに長けながらもトータル的な良さを目指します。その延長線上にあるのがプレミアムスポーツです。本来のピュアスポーツを謳うならNANKANG「AR-1」や「NS-2R」がそれになるかと。しかし、そこが拘りです。
基本姿勢として求めるのは不器用さを残しつつも性能発揮に望む姿勢です。その匂いがするのは「ATR SPORT」でありNANKANG「NS-2」では。そしてここに器用さを搭載するのが「ATR SPORT2」とNANKANG「NS-20」です。結果、進化を実現しているけれどスポーツの方向性が微妙に異なります。
特に「ATR SPORT2」は洗練さを得たことでいわゆる角が取れた印象です。タイヤとしてはレベル向上を果たし扱い易い、一方で個性的な面白さは薄れているような。ここが難しいところです。
ATR SPORT2 リアルレポート
3シーズンに渡りお伝えした渾身のレポート。装着当初の印象は後に期待へと変貌します。一方でマイナス点も見逃さない。果たして耐えられるのか? 全16回+αで構成しているので是非実態を確認して欲しい。
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インプレッション
- 投稿数 【7】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.0
- 3.0
- 3.4
- 3.1
- 2.9
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
コンパウンド硬めなので寿命は長そうです。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
まず、グリップ感はかなり良いです。峠道などコーナーや起伏が激しいところを走っていても恐怖感はありません。ステアリングを切ったら切った分だけ頭が入っていきます。サイド剛性もそんなに低いとは感じません。(前後290kPaで使用)
ウエットは普通に運転する分には全く問題ありません。法外な速度域での評価は低いようです。
乗り心地や静粛性はそこまで良く無いですが悪くもありません。至って普通です。
取り付けて2年経ちますがセンターリブの溝がまだ見えているのでかなり良いと思いますよ。トレッドめんがなくなるより先にサイドがひび割れて交換になるのでは無いでしょうか。
とても良いタイヤです。きっと次も同じタイヤを買います。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
値段に対しそれなりにグリップするからお得感がある。滑り出しもズルズルいくので分かりやすい。ただし雨の日は期待よりグリップしないので滑る前提でマージンとって走る方がよい。静粛性は良くはない。耐久性も決してよくはない。ただ多少のグリップと安さを求めて街乗り+ワインディングで使うならコスパ良いタイヤ。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
最初の感想としては、ロードノイズが多いのとやたらゴミを拾うなぁ。と。
ま、実質2世代ぐらい前のタイヤといった感じですね。
ただ、費用対効果を考えると、十分なパフォーマンスかなと。
当方、通勤の半分以上を峠道という特殊な環境に有リます。
で、峠道での感触は、ハンドル切り始めが若干ダルいのと、ショルダーが柔らかいので、コーナー中の荷重が掛かった時に、多少腰砕け感が強いです。
でも、エコタイヤ等の逃げていくと言う感じは無いので、結構踏んでいけるタイヤです。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ドライは,普段使い+山で遊ぶ分には申し分ない。
寿命はやや早いか?
静粛性・乗り心地は,車が硬い+うるさい のでわかりません(笑)
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
やや深い水たまりでは、排水性に乏しく不安を感じる。
減りも速い。
前回履いていた presa PS55 に比べて、剛性、グリップ力が弱く、路面状況をステアリングに伝えてくれない。
価格を勘案すれば、5段階で3+である。
次回の購入を思案するレベルというべきかもしれない。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
N8000より圧倒的に剛性が高く、ゴム質も硬く、ガッチリしたタイヤです。国産だとファルケンZIEXが近いかな?
静かでソフトなN8000とは対極的な、純粋なスポーツタイヤです。ロードノイズは煩く、路面の凹凸も拾います。ハンドリングは抜群で、レスポンスが良くヨレ感も無いです。グリップは厳密なテストは出来ていませんが、意外にN8000の食付きが良かったので、思ったほどの差は無いように感じますが、こちらは意のままに操れるので安心してコーナーに侵入出来ます。(N8000は柔らかくて、ハードなコントロールは無理)
ライフは溝が浅くゴムも硬いので、おいしい時期は短いと思います。スポーツドライビングを存分に楽しんで、1年~2年で使い切る感じかな?
まあ、一般の人に奨めるならN8000の方が無難ですね。